作品紹介

Staff

Takayuki Takuma

原作・脚本:宅間孝行

1997年、劇団〈東京セレソン〉を旗揚げ。2001年に〈東京セレソンデラックス〉と改名するのを機に、「サタケミキオ」として主宰・作・演出・主演として活動する。09年にサタケミキオから宅間孝行に名前を統一。脚本家としては「花より男子」シリーズ(05〜、TBS)、「魁!セレソンDX」(06、TX)、劇団の舞台をドラマ化した「歌姫」(07、TBS / ギャラクシー・マイベストTV賞グランプリ受賞)、「スマイル」(09、TBS)、映画『ヒートアイランド』(07)、『同窓会』(08、脚本・監督・演出)、『愛と誠』(12)や、CX4月クール土曜日23時「間違われちゃった男」(劇団作品「ぴえろ」原作)で、脚本、監督を務める。また、「くちづけ」の原作小説が幻冬舎より4月下旬発売予定。

東京セレソンデラックスとは?

01年、宅間孝行がそれまでやっていた劇団〈東京セレソン〉から装いも新たに結成した。宅間が脚本を書いて演出し(出演も)、劇団員と客演俳優によって演じられるその作品はすべて、たくさん笑って最後にはホロリと泣ける、徹底したエンターテインメント性、ひとりひとりのキャラクターの濃密な人間くささに満ちている。04年上演された「歌姫」は07年に連続ドラマ化。業界にもファンが多く、公演ごとに動員も増えていったが、12年の暮れ『笑う巨塔』で全国ツアーを行い、それをもって惜しまれつつ解散した。解散公演はライブムービーとして13年5月25日より松竹系で上映される。

舞台「くちづけ」より 撮影:齊木恵太

東京セレソンデラックスの歴史

Yukihiko Tsutsumi

監督:堤 幸彦

1955年11月3日生まれ、愛知県出身。1988年に故・森田芳光プロデュースのオムニバス映画『バカヤロー! 私、怒ってます』内『英語がなんだ』で映画監督デビュー。NTV「金田一少年の事件簿」(95)以降、従来のテレビドラマとは一線を画するトリッキーな作品を生み出し「ケイゾク」(99、TBS)、「池袋ウエストゲートパーク」(00、TBS)、「TRICK」(00、EX)、「SPEC」(10、TBS)など立て続けに時代を象徴する話題作を世に送り出す一方で、認知症を題材にした『明日の記憶』(06)、“0円生活”を通し、生き方を問う『MY HOUSE』(12)、ドキュメンタリードラマ「Kesennuma,Voices.東日本大震災復興特別企画〜堤幸彦の記録〜」(12、CS・TBSチャンネル / 第2回衛星放送協会オリジナル番組アワード ドラマ部門最優秀作品賞受賞)等の社会派作品も手掛けている。その他にもミュージックビデオ、ライブ映像、舞台の演出と幅広く活躍。

堤 幸彦 映画・舞台作品年表※オレンジ色が舞台

Music

主題歌:「グッド・バイ・マイ・ラブ」熊谷育美(TAKUMI NOTE)

熊谷育美

1985年5月24日生まれ、宮城県気仙沼市生まれ、在住のシンガーソングライター。日本的なメロディと、故郷「気仙沼」を映すかのような美しい詩で、多くの人々の共感を集める。2009年「人待雲(ひとまちぐも)」でメジャーデビュー。2010年「月恋歌(げつれんか)」が、映画『劇場版TRIC 霊能力者バトルロイヤル』の主題歌に起用され話題を集める。2011年、地元気仙沼での大地震を経て、大きな転機の後の心情が凝縮されたファーストアルバム「その先の青へ」をリリース。アルバム発表後大きな反響を呼び、第4回「CDショップ大賞2012」において入賞を果たすと同時に、「東北ブロック賞」を受賞。2012年2月には堤監督作品『Kesennuma,Voices. 東日本大震災復興特別企画〜堤幸彦の記録〜』の主題歌として新曲「春の永遠」を発表。同年6月、熊谷育美の第二章の幕開けとなる作品「強く」を発表。同年11月にセカンドアルバム「光」をリリース。

10代の頃、ロック・ミュージシャンを目指しただけはあり、堤監督が映画を作るに当たって非常に重用視している要素が映画音楽。今回タッグを組んだ音楽プロデューサーは、映画『BECK』からの盟友である茂木英興。茂木は、堤監督からの「ひまわり荘のみんなが天使のように見えたらいいな」というキーワードを受けて、男性としては珍しいハープ奏者でもある朝川朋之に作曲を依頼した。映画のラスト、スライドショーのシーンで登場するメインテーマは、茂木が「録音中のスタジオで涙が止まらなかったのは初めてです」というほどの出来映えとなった。主題歌「グッド・バイ・マイ・ラブ」はアン・ルイスが74年に発表したヒットソングのカバー。時代を超えて多くのシンガーがカバーしている名曲を今回、「誰に歌ってもらえば、くちづけの世界に寄り添えるのか」という命題を抱えた堤監督が指名したのが熊谷育美だった。熊谷は気仙沼出身のシンガーソングライターで、堤作品では『劇場版TRICK   霊能力者バトルロイヤル』、ドキュメンタリードラマ「Kesennuma,Voices.」の主題歌を担当している。編集ラッシュのDVDを見た熊谷は、その内容の衝撃性、深さに「心に太い釘を打たれたような感覚」に陥り、長くモニター画面を見たまま放心状態に陥ってしまう。その衝動のままにデモテープを録音。さらに、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」、『TRICK劇場版』などの音楽を手がけた羽毛田丈史の編曲によって「グッド・バイ・マイ・ラブ」は“平成の名曲”として再生した。

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