この記事では、朝ドラ【ブギウギ】に出演するレビュー劇団出身者や、宝塚歌劇団とOSK日本歌劇団の違いについて紹介します。
2023年度後期のNHK朝ドラに、戦後大スターとして人気を博した“ブギの女王”笠置シヅ子の生涯を描く「ブギウギ」(NHK)が決定しました。その中でも注目を集めるのが、OSK日本歌劇団のトップスターである翼和希さんです。
彼女はどんな役柄を演じるのでしょうか?また、宝塚歌劇団はこの作品に出演しないのでしょうか?

朝ドラ『ブギウギ』の再放送はコチラの記事で紹介しています♪
朝ドラ【ブギウギ】OSKの翼和希が出演決定!
朝ドラ【ブギウギ】には、OSK日本歌劇団から一人だけ出演者が選ばれました。それが翼和希さんです。
彼女は現在OSK日本歌劇団の男役のトップスターとして活躍しています。
朝ドラでは「梅丸少女歌劇団USK」の第1期生で男役トップスターの橘アオイを演じます。
翼和希さんは、朝ドラへの出演について、「橘アオイというお役を通して、ご覧いただく皆様に、この魂を感じていただき、沢山の元気と笑顔と勇気をお届けする一助となれますよう、技芸を尽くし、精一杯つとめてまいります」とコメントしています。
朝ドラ【ブギウギ】宝塚は出演しない?
一方、宝塚歌劇団からは誰も出演しません。
主人公のモデルとなった笠置シヅ子さんは、1927年に小学校を卒業後、宝塚音楽歌劇学校を受験しました。
歌唱力と踊りの実力は高かったものの、背か小さいことと極度のやせ型だったため過酷な宝塚生活に耐えられない判断され不合格となってしまいました。
その後、OSK日本歌劇団のかつての養成学校の前身である「松竹楽劇部生徒養成所」に合格し、娘役としてデビューしました。
そのため、宝塚歌劇団よりも、笠置シヅ子さんにより縁の深いOSK日本歌劇団の中から出演者が選ばれたのではないかと推察されます。
OSK(日本歌劇団)と宝塚の違い
OSK日本歌劇団と宝塚歌劇団は、どちらも女性だけで構成されるレビュー劇団ですが、どう違うのでしょうか?以下に主な違いを挙げます。
創立年
- OSK日本歌劇団:1926年に大阪で創立されました。
- 宝塚歌劇団:1914年に兵庫県の宝塚で創立されました。
活動拠点
OSK日本歌劇団は大阪市中央区の新歌舞伎座を本拠地としています。
一方、宝塚歌劇団は兵庫県宝塚市の宝塚大劇場を本拠地としています。
演目
OSK日本歌劇団は、日本の伝統芸能や文化を取り入れたオリジナル作品や、洋楽ミュージカルの日本語版などを上演しています。
宝塚歌劇団は、オリジナル作品やヨーロッパの古典作品、洋楽ミュージカルなどを上演しています。
男役・娘役
OSK日本歌劇団では、男役と娘役の区別があまりなく、どちらも男女両方の役柄を演じることがあります。
宝塚歌劇団では、男役と娘役の区別が明確であり、基本的には男役は男性の役柄を演じ、娘役は女性の役柄を演じます。
ファン層
OSK日本歌劇団のファン層は、主に関西地方の中高年女性や家族連れです。
宝塚歌劇団のファン層は、全国各地の若い女性や中高年女性が多く、男性ファンもいます。
まとめ【ブギウギ】宝塚は出演しない?OSKの翼和希が出演決定!
この記事では、朝ドラ【ブギウギ】に出演するレビュー劇団出身者や、宝塚歌劇団とOSK日本歌劇団の違いについて紹介しました。
朝ドラ【ブギウギ】は、笠置シヅ子さんをモデルとした主人公の華やかな音楽活動や波乱に満ちた人生を描く作品です。
特に、OSK日本歌劇団の翼和希さんは、朝ドラ初出演ということで、注目されています。
宝塚歌劇団とOSK日本歌劇団は、似ているようで違う劇団です。それぞれの特徴や歴史を知ることで、より深く作品を楽しむことができるかもしれませんね。



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