この記事では、2023年8月25日（金）放送のNHK朝ドラ『らんまん』第105話「あらすじネタバレ」や「感想・口コミ」をお届けします。
あかりノジギクを一生懸命に説明する寿恵子に引き込まれました。一等ではありませんでしたが、夫婦の思いを感じました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送話 | 『らんまん』第105話 |
| 放送日 | 2023年8月25日（金） |
| 放送週 | 第21週「ノジギク」 |
| 放送時間 | ▼NHK総合 ・8:00～8:15 ▼NHK BSプレミアム・7:30～7:45 |
| 『らんまん』再放送 | ▼NHK総合 ・当日 12:45～13:00 ▼NHK BSプレミアム ・土曜 9:45～11:00※一挙放送 |
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第105話【らんまん】あらすじネタバレ
寿恵子（浜辺美波）は植物採集へ出かける万太郎（神木隆之介）にキクを探してきてほしいとお願いする。そして迎えた“菊くらべ”当日。みえ（宮澤エマ）や菊千代（華優希）らが持ち寄ったキクを岩崎（皆川猿時）が品評する。華やかなキクが並ぶ中、最後に寿恵子が差し出したのは白くて小さな「ノジギク」。寿恵子は花の魅力を堂々と語り出す。その言葉は岩崎の胸に響いて…
・参考：Yahoo!番組
寿恵子は、1ヶ月後に「菊くらべ」が行われることを説明します。万太郎はじっと何かを考えて、「その前に…。」と一言。万太郎は寿恵子と、質入れした八犬伝を取り戻しに行ったのです。万太郎は寿恵子の大切なものだけは手放さないで欲しいと思っていました。
帰り道、万太郎は石段のカタバミを見ながら、「草花に優劣をつけるのは好かんけど、それがお金になるんやったら…。」と言い、菊を採って来ることを決意。「今まで金のこと任せっきりですまんかった。わしに出来ることがあったら、何でもやるき。」と寿恵子に伝えました。
いよいよ菊くらべが始まります。華やかな菊が勢揃いし、一人一人が説明。最後に寿恵子の順番が来ました。
他の菊に比べて寿恵子の菊には華やかさはなく、一同は興味を示しませんが、弥之助は話を聞こうと言います。寿恵子の説明が始まりました。
華やかな菊は外国から入ってきたもので、ノジギクだけは日本で自生した菊の原種。ノジギクと華やかな菊たちが揃えば、大陸と海、日本の創意に想いを馳せることができると話します。
手を加えない、そのままで咲き続けるノジギク。寿恵子は万太郎に教えてもらったことを伝えました。万太郎は、人に花を愛でる心があれば争いは起こらないと感じていました。
誰もが寿恵子の話に聞き入ります。ただ、結果、一等は菊千代の白い大輪の菊でした。
寿恵子が帰った後、弥之助はみえに、なぜ寿恵子があんなに詳しいのかと聞きました。みえは、「あの子の夫は植物学者で、日本中の植物を載せた図鑑を作ろうとしている」のだと話します。弥之助の表情が明るくなり、「昔の誰ぞを思い出すのぅ。あの花、300円で買い取ってやる。」と言いました。
寿恵子は帰って、万太郎に一等になれなかったことを報告。それよりも、万太郎は寿恵子に見せたいものがありました。徳永からの手紙です。手紙には、万太郎を助手として雇って、月15円の給金を支払うと書いてありました。
寿恵子も喜び、翌朝、万太郎は大学へ向かいました。懐かしいと感じながら、植物学教室の戸を開けて、「おはようございます！」と入り…。
第105話【らんまん】感想・口コミ
万太郎の答え
寿恵子から菊くらべの話を聞いた万太郎が、どのように答えるのかが気になりました。佑一郎が万太郎は草花に優劣をつけないと話した後に、自らが草花に優劣をつけることに乗るのには、かなり気が引けたと思います。
万太郎は複雑な気持ちもありながら、それよりも寿恵子の八犬伝が気になっていましたね。寿恵子に大切なものを手放させることは、絶対に避けたかった万太郎の優しさに泣けました。
結局、万太郎は寿恵子のため、家族のために菊を採ってくると決めました。万太郎は家族のためなら何でもすると覚悟したのが伝わるシーンでした。その中で、りんが草でしか役に立たないと言ったのが、すごく笑えました！
ノジギク
寿恵子のノジギクの説明は、あの場にいた人々だけではなく、視聴者も引き込んだのではないでしょうか。周りが華やかな菊ばかりを持ってくる中で、あえて華やかでない日本の原種を選んでくるセンスはさすがです。
寿恵子の説明を聞いていたら、万太郎がその場にいるような気持ちにもなり、万太郎が寿恵子にノジギクを教えるシーンも重なり、夫婦の絆を感じました。500円を賭けての説明ではありましたが、菊くらべをしているのを忘れてしまうくらい素敵なシーンでした。最初から菊千代に決まっていたとは思いますが、本当は寿恵子が一等だったかもしれませんね。
土佐の菊は弥之助の心を動かしました。弥之助は誰を思っていたのか、万次郎かと思いましたが、きっと坂本龍馬ではないでしょうか。万太郎の大きな夢を、龍馬の壮大な野望に重ねていた気がします。龍馬が万太郎と弥之助を引き合わせてくれたようにも感じました。
万太郎大学へ
万太郎が、ついに、ついに大学へ戻って来ました！どんな形であれ、万太郎が大学にいるのをまた見られるのは、嬉しいものですね。久々の万太郎のスーツ姿も良かったです。
徳永からの手紙が、ノジギクを弥之助が300円で買おうとしているタイミングに届き、やっと槙野家にも少し明るいニュースが来た気がします。万太郎の研究にも良い影響があれば良いなと思います。徳永は万太郎が大学を出入り禁止になったのを聞いた時に、どのように感じたのか、徳永の本音が知りたいです。
ただ、植物学教室は田邊の頃とは全く変わっていて、万太郎が以前と同じように大学に関われるのか心配もあります。
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