この記事では、2023年6月9日(金)放送のNHK朝ドラ『らんまん』第50話「あらすじネタバレ」や「感想・口コミ」をお届けします。

万太郎は初めて絵を描き印刷までさせてもらいました。万太郎は寿恵子を迎えに行くために本当に頑張っていますね。
項目 | 内容 |
---|---|
放送話 | 『らんまん』第50話 |
放送日 | 2023年6月9日(金) |
放送週 | 第10週「ノアザミ」 |
放送時間 | ▼NHK総合 ・8:00~8:15 ▼NHK BSプレミアム・7:30~7:45 |
『らんまん』再放送 | ▼NHK総合 ・当日 12:45~13:00 ▼NHK BSプレミアム ・土曜 9:45~11:00※一挙放送 |



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第50話【らんまん】あらすじネタバレ
万太郎(神木隆之介)は、画工の岩下(河井克夫)から石版に絵を描くことを許され、ヒルムシロを描く。出来は今一つだったが、“本物を伝えるために描きたい”という万太郎の想いを理解した大畑(奥田瑛二)はその情熱に感心する。ある日、寿恵子(浜辺美波)はダンスの練習の帰り道に、ノアザミに話しかける万太郎を見かけるが、思わず身を隠してしまう。そのまま二人はすれ違い…。二人の恋、次週大きく動き出す!
・参考:Yahoo!番組
岩下と前田は、万太郎に石版印刷の作業を一つ一つ見せてくれました。岩下は万太郎が絵を描いて印刷までやりたいという思いを聞いて、万太郎がやろうとしていることはすり師に消えろということだと言います。それから岩下は万太郎に、初めて石版に絵を描かせました。
万太郎は絵を描きながら、岩下がすり師が消えると言ったのを否定します。「かつての人たちが散り散りになっても、それは消えたのではない。新しい場所で、芽吹いていくのだと思います。」と言いました。
万太郎を見守っていた大畑も、火消しの仕事がなくなった時のことを思い出しながら万太郎の言葉に賛同します。
万太郎の絵が完成し、印刷まで終わりました。万太郎は出来上がった自分の印刷物に下手くそだと言いながらも、嬉しそうに笑っていました。
寿恵子は高藤と一緒に踊れるまでになっていました。クララも、舞踏練習会の発足式に間に合うと誉めます。高藤は寿恵子が自分の目を見てくれるようになったことを喜んでいました。
練習後、寿恵子は弥江とすれ違い、弥江に踊らないのかと聞きます。弥江は「今さら。」と一言返しました。
寿恵子は馬車に乗せられて家に帰ります。
馬車は猛スピードで、御者は通りを歩く人々を怒鳴りつけながら次々に避けさせます。見かねた寿恵子は、高藤の秘書の鹿島にゆっくり走るように頼みますが、取り合ってもらえません。
今度は馬車が止まり、御者がどけと強く言い出します。寿恵子が馬車のカーテンから覗くと、万太郎がノアザミに話しかけていました。鹿島は万太郎を「みすぼらしい奴」と言い、寿恵子は「あの方はみすぼらしくない。」とすぐに否定しました。
馬車に寿恵子がいたとは知らない万太郎は、「早う白梅堂に行きたい。」と呟いていました。
第50話【らんまん】感想・口コミ
初めての印刷
万太郎は初めて石版に絵を描き、印刷をさせてもらえました。万太郎の印刷は絵を描いたままの細い線や、緻密な仕上がり通りにはなりませんでしたが、何を描いているのかがはっきり分かるほどの仕上がりでしたね。万太郎自身は下手くそだと笑っていましたが、万太郎には印刷の素質があると思います。
万太郎の印刷には、ヒルムシロが描かれていて、前田がヒルムシロを別の名前で呼んでいました。ここでも同じ植物でも地域によって呼び名が違うことを知り、印刷所でも万太郎の研究に役立つ情報が得られそうですね。
大畑印刷所は雰囲気が良くて、長屋同様、万太郎は人に恵まれていると感じました。
万太郎の言葉
岩下にすり師は消えろということだと言われた万太郎でしたが、万太郎はそうは捉えていません。万太郎が消えるのではなく、新しい場所で芽吹くと話していたのが印象的でした。
万太郎はすり師の将来を植物に例えていたように思えました。植物も同じものがその場で生き続けるわけではなく、違う場所に種を飛ばして、また新しい場所で芽を出して生きて行きますね。万太郎の考え方の基本はやはり植物にあるのだと感じました。
大畑も火消しの仕事を奪われたばかりの頃は辛かったと思いますが、石版印刷に出会って、また自分の道を歩くことができたのが分かりましたね。
岩下は大畑にスカウトされて、大畑印刷所で仕事をすることになったようでしたが、万太郎の言葉は岩下にも刺さるものがあったのかもしれません。
ノアザミ
今週のタイトルはノアザミでした。第49話では、ノアザミは万太郎が仕事を始めてから3週間が経過した青空の元に咲いていて、希望に満ちた明るい印象がありました。でも、第50話のノアザミは近くて遠い万太郎と寿恵子がすれ違った場所にあり、しかも、馬車で踏み潰されていました。今週のノアザミは明るい印象と暗い印象の両方を表現していた気がします。
道端にノアザミを見つけて、優しく触れながら話しかける万太郎は何も変わっていませんでした。そんな万太郎を見た寿恵子は居たたまれない気持ちになっていたのではないでしょうか。寿恵子は変わらない万太郎を見て、高藤にどう返事をするのか気になります。



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