この記事では、2023年7月17日(月)放送のNHK朝ドラ『らんまん』第76話「あらすじネタバレ」や「感想・口コミ」をお届けします。

新種によって、万太郎は学者になり、田邊は功績がなくなりました。身近で見てきた藤丸が、新種をめぐる競争に嫌気が差すのも無理はないです…
項目 | 内容 |
---|---|
放送話 | 『らんまん』第76話 |
放送日 | 2023年7月17日(月) |
放送週 | 第16週「コオロギラン」 |
放送時間 | ▼NHK総合 ・8:00~8:15 ▼NHK BSプレミアム・7:30~7:45 |
『らんまん』再放送 | ▼NHK総合 ・当日 12:45~13:00 ▼NHK BSプレミアム ・土曜 9:45~11:00※一挙放送 |



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第16週のネタバレあらすじまとめはコチラです!
第76話【らんまん】あらすじネタバレ
田邊(要潤)が発表の準備をしていたトガクシソウを、留学中の伊藤孝光(落合モトキ)が、突如イギリスの雑誌に発表。田邊の名を冠した学名は幻となる。新種の発表は一刻を争うもので、一手負ければそれで終わり。それが学者の世界なのだと徳永(田中哲司)は言うが、藤丸(前原瑞樹)は、そこまでして新種発表や名付けを競うことに耐えられないと、教室を出て行ってしまう。万太郎(神木隆之介)は藤丸の言葉が心に深く刺さり…
・参考:Yahoo!番組
万太郎は図譜を出版し、学者として認められました。一方、田邊はトガクシソウの発表を、ケンブリッジ大学に留学した孝光に先越されます。田邊の名前を冠した学名は幻になってしまいました。
万太郎は孝光のトガクシソウに関する論文に気づき、田邊を心配します。徳永と大窪が来て、徳永は「新種の発表は一刻を争う。」と話しました。学者は十分な準備をしていても、先に発表されれば終わりなのです。
万太郎のヤマトグサのおかげで、トガクシソウが奪われても東京大学としての面子は保たれました。孝光は自分のすべてを捨てでも、伊藤家のトガクシソウを守り抜いたのです。
藤丸は「嫌だな。」とつぶやきます。藤丸は、新種発表や名付けがそんなに大切なのか、競うことに意味があるのか、理解できませんでした。藤丸は「心が保つのですかか?」と言い、植物学教室を飛び出してしまいました。藤丸はうさぎ小屋で万太郎たちと楽しく研究していた日々を思い返します。
波多野は藤丸も学者になるのに、精神が弱すぎると嘆きます。波多野は「誰だって怖い。かけてきた時間を否定されるなら競争した方がマシだ。」と言いました。
田邊が家に帰ると、聡子が待っていました。田邊は、聡子はシダに似ていると言いますが、聡子は「シダは花も咲かない、種も作らないとおっしゃいました。でも、私にも子は産めます。」と返します。田邊は「私は聡子の静かさを愛しているんだ。」と話しました。
万太郎も帰ると、道には綿毛になった2本のタンポポが咲いていました。万太郎が家に着くと、中はひっそりしていて、寿恵子が片隅でぐったりと横たわり…。
第76話【らんまん】感想・口コミ
新種と学者
田邊が孝光にトガクシソウを先に発表されて、植物学教室には大きな波乱の予感しかしません。万太郎が孝光の留学前に話していたことから、万太郎がトガクシソウの情報を流したと疑われるのではないかと焦りました。
孝光があのタイミングでケンブリッジ大学に留学したのは、何としてでも伊藤家が見つけたトガクシソウを伊藤家の人間として発表するためだったのですね。孝光の執念を感じました。
新種をめぐる学者の戦いはかなり熾烈で、ギスギスしていて、早い者勝ち、発表した者勝ちという世界だと分かりました。過程ではなく結果が全てで、現実はかなり厳しいですね。
藤丸の思い
藤丸は万太郎が来てから、植物学が本当に楽しくて、苦痛に思って研究せずに済んできて、それだけで十分だったのですね。ただ楽しく植物に向き合いたいと考えていた藤丸にとって、誰が新種を先に発表するのか、誰が名付け親になるのかは無意味だったのが伝わりました。
藤丸は優しくて、のんびりしていて、競争はしたくないと考えていたのが分かりましたね。藤丸は4年生になり、学者になる日も迫っている状況で、受け入れがたい現実だったと思います。
そんな藤丸を見て、波多野も自分の思いを吐き出しました。波多野の言葉は藤丸とは正反対でしたが、藤丸を心から心配していたからこそ、藤丸の弱さに納得出来なかったのかもしれません。
田邊と聡子
田邊が聡子にシダに似ていると言ったのには、どのような意味が隠されていたのか、田邊にしか分かりません。でも、聡子は花も咲かない、種も作らないシダに似ていると言われて、自分を否定された気持ちになったのかもしれませんね。珍しく田邊に逆らっていた気がします。
田邊は聡子の静かさを愛していると言いましたが、何も分からず何も言わないのが良いと言いたかったのか、家に聡子がいるから安らげると言いたかったのか、どちらだったのでしょうか。
その後、万太郎の帰り道のシーンになり、タンポポが2本で、しかも綿毛でしたね。綿毛は今にも飛んで行きそうで、万太郎と田邊を表現していたのか、万太郎と寿恵子を表現していたのか、やや意味深でもありました。



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