NHKスペシャル ドラマ『アナウンサーたちの戦争』に出演するキャストを紹介します。
主演は森田剛さんで、ヒロインは橋本愛さんが務めます。
ドラマ『アナウンサーたちの戦争』は、戦時中の彼らの活動を、事実を元にドラマ化して放送と戦争の知られざる関わりを描いています。
『アナウンサーたちの戦争』の再放送予定はコチラです
【アナウンサーたちの戦争】キャスト(出演者)一覧
- 森田剛:和田信賢役
- 橋本愛:和田実枝子役
- 高良健吾:館野守男役
- 藤原さくら:赤沼ツヤ役
- 大東駿介:志村正順役
- 中島渉:川添照夫役
- 浜野謙太:今福祝役
- 遠藤俊也:中村茂役
- 古谷健志:チャーリー吉井役
- 渋川清彦:長笠原栄風役
- 河井青葉:米良鶴子役
- 安田顕:米良忠磨役
- 古館賢治:松内則三役
森田剛:和田信賢役
森田剛さんコメント
言葉には力がある。だからこそ、人間は難しい。撮影中そんな事を考えていました。
和田信賢さんのセリフで、「信用のない言葉ほど惨めなものはない」という言葉に惹かれました。
純粋で、繊細で、まっすぐで、優しくて、弱い、そんな人物を演じていた期間は、とても誇らしかったです。
橋本愛:和田実枝子役
橋本愛さんコメント
とにかく、森田さん演じる和田信賢さんの凄まじい気迫に圧倒される日々でした。
嘘や虚言が臆面もなく流布され、人々を惑わし、”大きな意志”の思いのままに人々は操作される。その先にあったのは、言葉にし難い悲劇でした。本当に苦しかった。でも、知ってほしい。この作品が描いているのは、きっと真実です。
高良健吾:館野守男役
高良健吾さんコメント
言葉の力を信じていたアナウンサーの方々が戦争に巻き込まれ、信じていたものが徐々に崩れていく時に、それぞれの人物が言葉にどう向き合うのか。向き合い続けるのか。とても考えさせられる話です。
今は結果が分かっているからこそ、戦時中の事を多方面から話す事はできますが、当時生きていた人達は今をとにかく必死に生きるしかなかったはずです。
なにが正しくて、なにが間違いかはその時には分からなかったはずです。
今より選択肢も情報も少なかった時代に自分ならどう生きていたのでしょう。もし自分が役のようにアナウンサーだったら自分から発せられる言葉の重みをどう感じていたのでしょう。
戦争に巻き込まれる人々の苦しみを題材にしていますが、現場は充実していて、とてもやり甲斐のある役でした。
藤原さくら:赤沼ツヤ役
藤原さくらさんコメント
戦時中という厳しい状況に置いても女性のアナウンスを諦めなかった強くカッコいいツヤの姿に、演じていて私自身も励まされました。是非、ご覧ください。
大東駿介:志村正順役
大東駿介さんコメント
〝今〟を生きる人間として、放送に携わる人間として、痛いほど、恐ろしいほど感情移入した作品です。
アナウンサー志村正順氏のアナウンス音源から伝わる当時の〝今〟をしっかりこの作品に宿したいです。
中島渉:川添照夫役
中島渉さんコメント
僕は今の社会にこの作品を届けることはとても大事なことだと感じ、出演を決めました。
かつてのアナウンサー達がいかにして時代に流されていったのか、この作品を通じ知ってもらいたいです。
浜野謙太:今福祝役
浜野謙太さんコメント
前回『テレビとはあついものなり』にて後年の今福祝さんを演じさせていただいた流れで今回若い頃の今福さんもやらせていただきました。
どんな青年期、どんな戦争を経てあの元祖ニュースキャスター今福さんが出来上がったのか…そう思いを馳せながら演じられる日々は素敵でした。大好きな俳優陣、監督とできたのでテンション高いかもしれませんが、脚本から素晴らしいのでぜひ見ていただきたいです!
遠山俊也:中村茂役
遠山俊也さんコメント
戦前戦中戦後と複雑に変化していく中村茂さんの立場も胸中も簡単には私の想像の及ぶ所ではありませんでした。現在の世界そして日本の状況を考えると計らずも中村さんの気持ちに少し近づけた気がします。同時に寒気も感じました。
渋川清彦:長笠原栄風役
渋川清彦さんコメント
それぞれの武器で、それぞれのやり方で戦っていく。響きました。当時の事を想像したり残っている音に少し触れてみたりと、楽しい時間でした。そしてまた素晴らしい監督にめぐり会え、またひとつ財産が増えました。ありがとうございました!
安田顕:米良忠磨役
安田顕さんコメント
言葉とは、ささやかな幸せを守ったり、ありふれた日常を豊かにしてくれたり、一方で地獄を生み出すこともできる。すごい力を持っているものであることが感じられました。その言葉で、自分が正しいと信じることが伝えられなくなった時、そういった組織・社会は、我々の命・生活を守ってくれるのか。80年前の戦争を舞台にしていますが、現代においても、十分に考えさせられる内容です。
古館賢治:松内則三役
古館賢治さんコメント
現代性があり、とても意義深い作品に参加できて光栄です。人はなぜ戦争に傾き、それに加担、協力してしまうのか?過去から学べる者のみが同じ過ちを回避できるといいます。私も過去から学べる者でありたいです。