MENU
\ ポイント最大9倍! / 詳細を見る

【星降る夜に】ネタバレあらすじ全話!最終回の結末ラストは号泣必須?

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

この記事では、【星降る夜に】ネタバレあらすじ全話!結末の最終回ラストは号泣必須?と題して、1話から最終回までのあらすじとネタバレをお届けさせて頂きます。

大人気女優の吉高由里子さんと、北村匠海さんがW主演するフジテレビ系列ドラマ『星降る夜に』の最終回が3月14日(火)に放送されました。

脚本は数多くの「恋愛ラブストーリー」のドラマを手掛けている大石静さんです。

『星降る夜に』には原作がなく、完全オリジナルストーリーとしての展開が楽しめます。

一部では「星降る夜にはsilentのパクリ?」という声もありますが、完全オリジナルドラマです!

あかり

今なら、北村巧海さん主演の映画『君の腎臓を食べたい』や、吉高由里子さん主演の『蛇にピアス』もU-NEXTで無料トライアルできます♪

豆ねこ

ドラマ『星降る夜に』の全話見逃しも配信中ってスゴーーい!!

公式「U-NEXT」まずは無料トライアルを試す >>

『U-NEXT』の動画配信サービスは見放題動画だけでも約26万本あります。また、動画だけでなく190誌の雑誌や61万冊の以上の電子書籍(その内40万作品が漫画)が読み放題という国内最大の動画配信サービスです。

『星降る夜に』関連記事

目次

【星降る夜に】あらすじネタバレ

吉高由里子さんが演じる鈴は、勉強家で優秀な医師ですが、誰にも弱音を吐けない孤独を抱えています。

一星は、生まれつき聴覚がなく、手話や筆談、スマートフォンやジェスチャーで会話をします。一星は両親を学生時代に亡くし、遺品を片付ける中で遺品整理士と出会い、その仕事に感銘を受けて自らも遺品整理士となりました。

2人は、鈴が息抜きのため訪れたソロキャンプ先で出会います。音のない世界にいながらも、人生を楽しんでいる一星に対し、窮屈に生きてきた鈴の心はどんどん明るくなっていきますが・・・

というストーリー展開が始まります♪

【星降る夜に】第1話の「あらすじ」「ネタバレ!」1月17日放送

第1話放送日
1月17日(火)

【星降る夜に】第1話のあらすじ

のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子さん)。ある医療裁判がきっかけで、大病院を追われた彼女は、命の始まりと終わりが幾度となく繰り返される毎日や、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減ってしまい、誰にも本音を語らず、孤独な毎日を過ごしていました。

▼第1話のあらすじ詳細

そんなある日、鈴は息抜きのためソロキャンプへ向かいました。一人で酒を飲み、燦然と輝く星空を見上げたその時、彼女の前に1人の美しい青年・柊一星(北村匠海さん)が現れます。どこから来たのか、何者なのか、彼は何も語りません。息が白くなる冬の星空の下で、何枚も何枚も、鈴に向けてシャッターを切る一星。しかも、鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える彼女に自分のマフラーを甲斐甲斐しく巻いてくる。やけに図々しくて、でも慈しむように優しくて…。不思議な青年に戸惑いつつも、酒の力もあいまって、そのまま鈴と一星は、キスを!?

翌朝。微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴は、一星が何か手でサインを伝えたまま、去ってゆく背中を見送りました。あれは夢だったのか?非日常な思い出を片手に現実に戻った彼女は、やがて一星から送られたサインの意味に気づきます。「お前のゲロ、全部片付けた、バ~カ」。一星は、手話で悪態をついていたのでした。2人はまだ知りません。この数日後、また出逢う運命にあることを・・

【星降る夜に】1話のネタバレ!

産婦人科医としてのどかな海のある街で働く雪宮鈴(吉高由里子さん)は、患者からも病院の人たちからも信頼されて、充実した日々を過ごしていました。人に頼られる鈴ですが、人を頼るのは苦手でした。誰にも言えない本音を浄化させるために、よく1人でキャンプに出かけていました。

▼第1話のネタバレ詳細!

この日もいつものようにソロキャンプを満喫していた鈴。降ってくるような星空を見て癒されていると、鈴の視界の中に1人の青年の姿が入り込んできました。夢中になって星空の写真を撮っていた青年は、鈴に気づきカメラを向けてシャッターを切ります。いきなり写真を撮られて驚く鈴でしたが、そんな鈴の様子を気にすることなくシャッターを切り続ける青年。

成り行きで2人でお酒を飲むことになり、戸惑いながらも流れに身を任せた鈴。雪がちらつく程冷え込んでくると、自分がしていたマフラーを無言で鈴の首に巻いてくれた青年は、出会ったばかりの鈴に突然キスをするのでした。あまりにも突然で何の前触れもないキスに驚いた鈴は、思わず青年を突き飛ばしてしまいます。倒れた青年を心配し謝る鈴に、青年はまたキスをするのでした。

1人目を覚まして、昨日の夜のことは現実?それとも夢?そんなおぼろげな記憶に動揺を隠せない鈴に、何やら手話で言い残し青年は去って行きました。一体、何と言ったのか気になった鈴が必死になって調べてみたら「お前のゲロ全部片づけた。バ〜カ」と手話でした。急いでバックからマフラーを取り出し洗濯する鈴でした。

青年の名前は柊一星(北村巧海さん)、鈴より10歳年下で、命の誕生に関わる産婦人科医の鈴とは真逆で、命の終わりに向き合う遺品整理士をしていました。決して素敵とは言い難い出会いでしたが、鈴と一星はこうして星降る夜に出会いました。

聞きなれない病院からの電話に出た鈴は、思いがけない母の訃報に言葉を失いました。入院したことさえ知らなかった鈴は、火葬場に来ても母の死を信じられずにいました。親戚たちから離れたところで1人涙を浮かべていた鈴の前に現れたのは、あの一星でした。

そこで初めて一星がろう者だったことを知った鈴。タブレットを使い鈴と会話を始めた一星。生前整理した遺品を渡そうとしますが、鈴は受け取ろうとしません。きっと寂しい思いをしながら死んでいったと呟く鈴に、一星は決めつけないで欲しいと伝えます。箱の中の写真には、男性たちに囲まれて笑顔の母の姿がありました。カレンダーには予定がびっしりと詰まっていて、充実した毎日を過ごしていたことが伺えました。

少しくたびれたクマのぬいぐるみを見ると、母との思い出が一気に溢れだし号泣してしまう鈴。そっと寄り添ってくれる一星の優しさが、鈴の心の奥に染み込んでいくのでした。

葬儀を終えた鈴は、気を紛らわそうと早々に仕事に復帰します。出産を間近に控えていた芝里子の陣痛が始まりました。あまりの痛さに夫に不満をぶつける里子は「お母さん」と何度も叫びます。リモートでお母さんに繋いでもらおうと考えた鈴は、里子の夫に頼みますが里子の母親は3年前に他界していました。

それを聞いた鈴は、自分の母も3日前に亡くなったと里子に伝えます。そして、天国のお母さんに向けて一緒に叫ぼうと言うのです。そんな鈴の言葉に力をふり絞る里子。そこにいた全員で「お母さ〜ん」と叫びました。そんなみんなに支えられた里子は、元気な男の子を無事に出産するのでした。

一仕事終えた鈴は、一星にマフラーを返そうと「ポラリス」を訪れますが、休みでいないと言われてしまいます。一星と鈴のドラマチックな恋の予感にウキウキした社長の千明は、鈴に一星の居場所を伝えました。その場所へ行くと、あの時のように夢中にシャッターを切る一星がいました。

空の写真を撮っていた一星は、そんな鈴の姿をレンズ越しに見つけ微笑みます。照れ隠しなのか邪魔だと鈴を手で払うような仕草を見せますが、鈴は気にすることなく一星に近づきます。キャンプでの失態を謝罪しマフラーを返した鈴は、続けて手話で「ありがとう」と伝えます。一星に遺品整理をしてもらってよかったと心から感じていた鈴は、もう一度手話で「ありがとう」と伝えました。

「ただ、お前のキス、大したことなかったけどな」そう手話を続けた鈴に、思わず笑ってしまう一星。そんな一星を見て鈴もまた笑ってしまうのでした。

【星降る夜に】第2話の「あらすじ」「ネタバレ!」1月24日放送

第2話放送日
1月24日(火)

【星降る夜に】第2話のあらすじ

あの星降る夜に出逢った柊一星(北村匠海さん)と、母親の遺品整理を通じて再び会うことができた雪宮鈴(吉高由里子さん)。少し生意気なところはあるけど、音のない世界でも明るく生きる一星の純粋さと暖かさに心救われます。キャンプの日返せなかったマフラーを手に、海の写真を撮る一星に会いに行く鈴。ぎこちない手話でありがとうと伝えます。一星はキラキラした笑顔のままで「ありがとうって言うなら、お礼して」と言い出します。

▼第2話のあらすじ詳細

驚く鈴を有無を言わさず映画館へ連れ出す一星。言われるがままに一緒に映画を観て、一緒にハンバーガーを食べる鈴は、2人の年の差が“10歳”もあることを一星に伝えます。しかし、一星は「たった10コ」だと、全く気にする様子を見せません。それどころかハンバーガーのソースを口につけたり、突然ワガママを言い出したり子どもっぽさ全開です。

そうかと思えば、仕事終わりの鈴を居酒屋に呼び出しては、同僚で親友でもある佐藤春(千葉雄大さん)と、伝説のAVを遺品整理現場で一緒に見つけた話や、今まで旅で出会った世界の友達の話を聞かせたりと、今までの鈴の日常には無かった世界をたくさん見せてくれるのです。うらやましくなるくらい自然体でいる一星と一緒にいることで、今まで頼りにされても頼らない生き方をしてきた鈴の心が、少しずつほぐされていきます。

一方、仕事では、出産を終えたある女性(清水くるみさん)が「子どもなんていらない」と言い放つ出来事が起こります。その場にいたスタッフは騒然となり、中でも一番ショックを受けたのは45歳の新人産婦人科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)。無事にこの世に生まれて来たのに、祝福されないことに納得のいかない様子の深夜。そんな彼をみていた鈴は、自らが抱えている医療裁判について語りだします。

そんな中、女性が我が子を置いて病院から姿を消してしまいます。 鈴からその話を聞いた一星は、いてもたってもいられず、逃げた母親を探そうとします。しかし、鈴は一星を引き留めるのでした。

【星降る夜に】2話のネタバレ!

一星の隣で笑ったり泣いたりとゾンビ映画を満喫した鈴。ハンバーガーを食べながら、「映画はイマイチだったけど隣の奴が面白かった」と鈴に伝えた一星。会話の中で一星が10歳も年下だと知った鈴は衝撃を受けますが、一星は「たった10コだよ」と全く気にしていませんでした。

▼2話ネタバレ詳細!

そんな中、飛び込みの匿名妊婦の出産が入ったと院長から呼び出しを受けた鈴。一星を残して急いで病院に向かいました。無事に赤ちゃんが生まれたことを、自分のことのように喜ぶ新人医師の佐々木。しかし、母親は赤ちゃんを抱こうとしませんでした。それどころか、子どもなんかいらないとそっぽを向いてしまいます。佐々木は赤ちゃんがかわいそうだと鈴に言いますが、鈴は生き方について意見するのは私たち医師の仕事ではないと佐々木に伝えました。

母親にこれからのことについて鈴が話し始めますが、割って入った佐々木は母親に赤ちゃんを抱っこして欲しいと伝えました。誰も自分の気持ちなんてわからないと、佐々木を部屋から追い出す母親。鈴は母親の気持ちはわからないけど、医師として赤ちゃんと母親のことに責任を持ちたいと伝えました。無事に生まれたからといって幸せとは限らないのが、厳しいけど現実だと佐々木に話す鈴。鈴は適切な処置をしたにも関わらず訴えられ医療裁判となったことを佐々木に話しました。そんな鈴の話を真剣に聞く佐々木には、出産で妻と子どもを亡くした悲しい過去があったのです。

バスに乗る鈴の元へ一星から「今どこ?」とメールが届きました。疲れていたので断ろうとした鈴でしたが、一星がいる居酒屋へ向かうことにしました。そこには一星の同僚であり親友でもある佐藤春も一緒でした。思いがけず一星の伝説のAVの話に喰いつく鈴。春はそんな鈴に驚きながらも、一星の言葉を鈴に通訳してくれるのでした。通じないことに慣れている一星には世界中に友達がいることを教えてくれたり、一星は年下だけど尊敬する先輩だと、一星にバレないように口元を隠して鈴に伝えるのでした。

居酒屋で一星と春が手話で話しているのを見て、外国にきたようだったと帰り道一星に伝えた鈴。自分だけ言葉を知らない国に来たようだったと目を輝かせる鈴に、一星は「全部下ネタだった」とふざけて伝えました。今のこの感動した気持ちを返せ!と鈴は笑いながら一星を追いかけるのでした。

そんな中、マロニエ産婦人科医院から匿名妊婦が子どもを置いて姿を消します。母親が逃げたのは、自分がしつこく言い過ぎたからだと落ち込む佐々木。そんな佐々木に鈴は自分がきつく言い過ぎたからかもと伝えました。フランスでは昔から認められている匿名出産が、日本で認められていないことが問題だと話す鈴。佐々木は自分にはまだ知らないことだらけだと言います。続けて、このままでは赤ちゃんがかわいそうだと言った佐々木の言葉が、なぜか心に引っ掛かる鈴でした。

仕事の帰り道で偶然に一星を見かけた鈴。赤ちゃんを置き去りにして母親が居なくなったことを一星に話しました。一星は置き去りにされてる赤ちゃんがかわいそうだから、鈴に一緒に母親を探そうと言います。両親を事故で亡くした時、なぜ自分だけが生きているのだろうと辛い思いをしたと鈴に話した一星。生まれた時から親がいないなんてかわいそう過ぎると鈴に伝えました。

しかし、鈴は席を立とうとしません。みんなが赤ちゃんを「かわいそう」というのが、ずっと引っ掛かっていた鈴。まだ2日しか生きていない赤ちゃんが、かわいそうとか不幸だと勝手に決めつけられることに違和感を覚えていたのでした。そんな鈴の言葉を聞いた一星は「俺はかわいそうじゃない?」と尋ねます。自由で自信満々で、ポラリスのエースの一星の人生は羨ましいくらいだと答える鈴。耳が聞こえないことも両親を亡くしたことも、自分にとって「かわいそう」なことじゃないのだと、鈴の言葉のおかげで心から思えた一星でした。

後日、鈴が代わりに赤ちゃんの出生届を提出し、一時保護を頼める施設もみつかりました。佐々木やナースたちは自分たちの価値観を押し付けていたことを鈴に謝ります。施設に引き取られていく赤ちゃんをみて佐々木は涙をこらえます。

雪の舞う中、遮断機越しに鈴を見つけた一星。遮断機が上がると鈴を真っ直ぐに見つめて「雪宮鈴が好きだ」と手話で告白するのでした。

【星降る夜に】第3話の「あらすじ」「ネタバレ!」1月31日放送

第3話放送日
1月31日(火)

【星降る夜に】第3話のあらすじ

雪が舞う夜に踏切越しに「雪宮鈴、好きだ」と手話で伝える一星(北村匠海さん)。突然の一星の告白にびっくりする鈴(吉高由里子さん)。一星は鈴の元へ駆け寄り2人は見つめ合います。急すぎる展開と一星との10歳の年の差が気になり、キスをしようとする一星を直前で止める鈴・・

▼第3話のあらすじ詳細

一星は「なんで?」と子犬のように不満をぶつけますが、「とりあえずステイ」と鈴は一星を止めます。しかし、本当は一星との恋の予感に心躍る鈴、次の日には手話教室の申し込みをします。その手話教室で一星が働く遺品整理の会社「ポラリス」の社長・北斗千明(水野美紀さん)と出会います。居酒屋で意気投合する2人。北斗から遺品整理の仕事について聞くうちに、7年前、両親を亡くしたことが亡くなったことがきっかけで一星が遺品整理士を目指したことを知ります。遺族に寄り添うお節介な一星が抱えた思いを知ることになった鈴は…。
その頃、鈴が働くマロニエ産婦人科医院では、院長の麻呂川三平(光石研さん)が、たまには息抜きをしようとみんなを釣りに誘います。しかし、現れたのは麻呂川と45歳の新人産婦人科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)の2人だけ。それなのに、結婚記念日を忘れていた麻呂川が途中で帰ってしまいます。釣れた魚を麻呂川から託される鈴ですが、料理が苦手な鈴は途方にくれます。結局、佐々木に手料理を振る舞われることになります。
料理をしている佐々木に、「なぜ医者になったの?」と尋ねる鈴は、思いもよらない佐々木の悲しい過去を知ることになります。そして、なぜ佐々木がマロニエ産婦人科にやってきたのか、その理由も明らかになるのです。

【星降る夜に】3話のネタバレ!

踏切越しの一星の告白に驚きながらも、真っ直ぐに「好きだ」と言われ心ときめいていました。駆け寄った一星はその勢いで鈴にキスをしようとしますが、鈴はそんな一星に「ステイ」と伝えキスを拒みました。出逢ってから間もないし、10歳も年の差があることが気になったからでした。

▼3話ネタバレ詳細!

なぜ「ステイ」なのか理解できない一星は、めずらしく不機嫌な様子で遺品整理をしていました。そこで亡くなった人がある人に宛てた手紙を見つけた一星。その手紙と指輪を代わりに届けることにします。一星がまたお節介をしていると気づいた春は、余計なことはするなと言いますが聞く耳をもたない一星でした。

その頃、鈴は院長の麻呂川の思いつきで今度の日曜日に「マロニエ産婦人科医院」のみんなと釣りに行くことになっていました。ずっと「ステイ」状態が続いていた一星は、鈴に「会いたい」とメールしますが、院長と釣りに行くから無理だと断れます。連れない鈴の様子に院長にヤキモチを焼く一星でした。そんな一星の様子が鈴には愛おしくてたまりませんでした。

結局、釣りに来たのが鈴と佐々木の2人だったことに不満を爆発させる院長の麻呂川。そこそこ魚は釣れて素揚げにして食べようと盛り上がっていた麻呂川でしたが、うっかり結婚記念日だったことを忘れていました。奥さんからの電話で鈴と佐々木を置いて先に帰ってしまいます。残された魚を見て困り果てる鈴でしたが、何と佐々木が捌いてくれることになり、佐々木のアパートに向かうのです。

魚を上手く捌く佐々木に驚いた鈴は、医者になる前に何をしていたのか尋ねました。以前は都庁で働いていたという佐々木に、なぜ医者になったのかと続けて尋ねた鈴。一瞬、佐々木の表情が強張ったのを感じた鈴は言わなくていいと伝えますが、鈴には聞いて欲しいと話し始める佐々木でした。

10年前に妻と子供を亡くしたこと、その現実を受け入れきれずにいた佐々木が、ボロボロ涙を流してくれた先生がいたと話します。その医者こそが鈴だったのです。佐々木は鈴のようなお医者さんになりたいと思い医者を目指したのでした。この日のことを鮮明に憶えていた鈴は、佐々木の話に涙を浮かべます。佐々木はそんな鈴の涙を優しく拭うのでした。

遺品整理中に見つけた手紙を届けに行く一星。卒業アルバムの写真を手がかりにその人物を探します。やっとその人物を見つけ、手紙と指輪を渡した一星。しかし、その人物は手紙を受け取りませんでした。亡くなった男性はその人物の不倫相手だったのです。余計なお世話だと突き飛ばされ、頭から水をかぶりずぶ濡れの一星。結局、手紙も指輪も渡せませんでした。

その帰り道、鈴の姿を見かけて手を振る一星でしたが、隣に知らない男性がいてショックを受けます。そのショックと水をかぶったことで風邪を引いて寝込んでしまいました。手話教室で千明から一星が寝込んでいることを聞いた鈴は心配します。そんな鈴の様子を察した千明は、一星の好きなゼリーを代わりに届けて欲しいと鈴に頼みます。

熱を出して寝ている一星の部屋に入った鈴は、いろんな国を旅していた一星の写真を嬉しそうに見ていました。目を覚ましてすぐに、鈴が知らない男性といるところを見たと口を尖らせて伝える一星。同じ病院の医者だと聞き安心した一星は、鈴にゼリーを食べさせろと甘えます。自分で食べろと厳しくした鈴が、食べようとしたゼリーを無理やり「あ〜ん」と食べてしまう一星。絶好のキスチャンスが訪れたのですが、春の「恋はさざ波、押したり引いたり」を思い出しぐっと我慢する一星でした。

鈴は一星のそばでいつの間にか眠ってしまいます。着替えに帰る鈴を送るといってきかない一星。鈴の家まで朝陽の射す海沿いを歩く2人。一星は今回のお節介は失敗だったと鈴に言います。これからもお節介はやめないという一星の言葉を聞いた鈴は突然涙をこぼします。訴えられたときのことを思い出しての涙でした。

鈴を笑顔にしたくてヘンテコなダンスを始めた一星。

そんな一星は思っていたよりもずっと大人で、自分よりもずっと真っ直ぐで優しくて強いと感じた鈴。キスをしようとした鈴に一星は「ステイ」と言います。仕返し?と笑う鈴は、そんな一星のおでこにキスをするのでした。

【星降る夜に】第4話の「あらすじ」「ネタバレ!」2月7日放送

第4話放送日
2月7日(火)

【星降る夜に】第4話のあらすじ

雪宮鈴(吉高由里子さん)は音のない世界で自由に生きている柊一星(北村匠海さん)の人柄に惹かれていきます。まっすぐで、強くて、優しい一星に触れ、一星のおでこにそっとキスをします。思っていたよりずっと大人な一星の姿に、鈴は10歳の年の差が気にならなくなります。これがキッカケで「ステイ」モードは解除になり、2人はまた少し距離を縮めます。

▼第4話のあらすじ詳細

一星が世界を自由に旅していた時に出会った友人が営むギリシャ料理のお店でデートを楽しんだりする鈴。今まで知ることのなかった世界に飛び込み、前よりも明るく毎日を楽しんで生きるようになります。
ある日、食品会社で働くキャリアウーマンの佐藤うた(若月佑美さん)が「マロニエ産婦人科医院」にやってきます。担当するのは新人医師の佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)です。佐々木は妊娠6週目と伝えますがうたは喜びません。妊娠は幸せなことだと思う佐々木は、うたの表情を見て戸惑いを隠せません。うたがどんな事情を抱えているのか気になる佐々木。子供が好きじゃない看護師の蜂須賀(長井短さん)はうたの気持ちがわかると言います。自分とは全く逆の意見を聞く佐々木は「ぜいたくな悩みだ」と思わず本音をこぼしてしまいます。

【星降る夜に】4話のネタバレ!

朝起きてすぐに覚えたての手話を復習していた鈴。出勤しようと玄関の靴を見た鈴は、靴を手話でどうやるのか知らないことに気づきました。通勤途中のバスの中で、一星の動画を見て靴の手話を覚えた鈴。一星のおかげで鈴の手話はめきめきと上達していました。

▼4話ネタバレ詳細!

目に映るもの全てを手話にしたい鈴は、佐々木を見て「医者1年目」とつぶやきながら手話をします。そんな鈴を見た佐々木は、妻とドラマを見て手話にハマったことがあると話してくれました。結局、すぐに挫折してしまったと言いますが、自分の名前を手話でやって見せる佐々木でした。

診察中の佐々木は妊娠6週目の女性に「おめでとございます」と伝えましたが、その女性は全く喜びませんでした。鈴はそんな女性の様子を見て、なぜ喜ばなかったのか少し気になっていました。子供を授かったのに喜ばない人がいることにショックを受けた佐々木。鈴にそんな思いをぶつけましたが、鈴は産むも産まないも自由、決めるのは本人だと伝えました。そんな鈴の言葉を聞いた佐々木は、世の中には色々な考え方の人がいるのだと知り、その思いに寄り添おうとしていました。

いつものように手話教室の帰りに飲みに行く鈴と北斗。しかし、いつも行く居酒屋は水漏れのため臨時休業でした。仕方なくポラリスで飲むことにした2人。仕事を終えてトラックの片づけをしていた一星と春も誘って飲むことにしました。そこへ、学校から帰ってきた桜と、春の妻・うたも合流します。初めましてとうたに挨拶をしましたが、実はマロニエ産婦人科でうたを見かけていた鈴。乾杯をビールではなくジュースでするうたを見た北斗は、もしかして「おめでた?」と尋ねました。まだ春に話していなかったうたは、少し慌てた様子で最近飲み過ぎてるからだとごまかすのでした。

そんなうたの様子を見た春はすぐにうたの妊娠に気づきました。うたに確かめて妊娠を知った春は、父親になる自信がなくて、妊娠を受け止めきれずにいました。昔、うたと同じ会社で働いていた春。すぐに意気投合した2人が結婚するまでに、そう時間はかかりませんでした。しかし、結婚してからは日ごとに増した忙しさに、食事さえ一緒に出来ない日々が続きました。うたとは違い仕事で結果が出せなかった春は、遂に心を病んでしまいました。しばらくの間休職しましたが、結局、そのまま退職してしまいました。外出さえままならない春でしたが、うたはいつもやさしい言葉をかけ支えてくれました。今でこそポラリスで元気に働いていますが、まだ完全とは言えない状態だと春自身も気づいていました。そんな春に妊娠を告げたら、不安な気持ちになるとわかっていたうた。だから、本当は妊娠が嬉しかったのに、春の気持ちを思うと喜べずにいたのです。

一星が待ちに待っていたデートの日がやってきました。バックパッカー時代に出会ったギリシャ人の友人のレストランに鈴を連れて行った一星。手話を覚えようと一生懸命な鈴を見て、レストランの曇った窓ガラスに「ステイ」と指で書きました。その文字には、頑張り過ぎている鈴に、少し休んで欲しいという一星の優しさが込められていました。もっと一星と話したい鈴は首を縦に振りません。しかし「ゆっくりゆっくり」と言ってくれた一星の手話を見て、しばらく「ステイ」することにした鈴。そんな素直な鈴を見た一星もまた「鈴がもっと話したいって言ってくれたの嬉しかった」と素直な気持ちを伝えました。

妊娠を受け入れることができない春を励まそうと明るく振る舞うことにした一星。うたの妊娠を無邪気に喜んでみせました。しかし、未だに父親になる自信が持てずにいた春は、今までに見せたことのない怖い顔で「ほっといてくれ」と言い立ち去ってしまいます。親友なのに春の本当の気持ちに気づけなかった一星は、俺が悪いと自分を責めます。そんな2人の様子を見ていた桜は、春も一星も悪くないと手話で伝えました。それでも、悪いのは自分だとうつむいた一星に、それ以上言葉をかけることができない桜でした。

めずらしく元気のない一星の様子を心配したカネばあちゃんは、鈴に「今日は自分の誕生日だからお祝いして」とメールしました。慌ててピザとシャンパンを手にやってきた鈴に驚いた一星。てっきり鈴とケンカしたから元気がないと勘違いしたカネばあちゃんは、2人を仲直りさせようとあのメールを鈴に送ったのでした。しかし、その勘違いのおかげで2人の距離は一気に縮まりました。ポケットからネックレスを取り出して鈴に渡そうとしました。一星が手にしていたネックレスは、この前のデートの時に「星が降ってるみたい」と鈴が言ったネックレスでした。「今日は私の誕生日じゃない」とおどけてみせた鈴。それでもプレゼントと言って鈴にネックレスをつけてあげた一星は、そのまま鈴を優しく抱きしめました。そして、一星は鈴が大好きだともう一度伝えます。そんな一星の真っ直ぐな告白に、鈴も大好きだと一星にもう一度伝えました。こうして2人は寒空の中、温かくて優しい2度目のキスをするのでした。

【星降る夜に】第5話の「あらすじ」「ネタバレ!」2月14日放送

第5話放送日
2月14日(火)

【星降る夜に】第5話のあらすじ

日ごとにお互いに惹かれあっていく雪宮鈴(吉高由里子さん)と柊一星(北村匠海さん)。お互いの気持ちを伝え合い2度目のキスをします。その直後、マロニエ産婦人科医院の同僚・佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)から急患だと呼び出される鈴。帰宅してすぐに玄関で苦しみだした妊娠中の妻うた(若月佑美さん)の姿に、激しく動揺する佐藤春(千葉雄大さん)。春が慌ててうたを病院に連れてきたのです。

▼第5話のあらすじ詳細

急いで駆けつけた鈴は、すぐにうたの処置に取り掛かります。うたのことが心配でたまらない春はパニックになります。動揺する春を必死に支える佐々木。うたの処置で慌ただしい院内。その音を感じることができない一星は、状況がわからずに1人呆然とするしかありません。人一倍優しい一星は、春の力になりたいと強く思いますが…。何もできない無力感にさいなまれます。抜け出そうともがけばもがくほどその無力さは増していきます。春もまた、うたの妊娠のことで親友の一星を傷つけたことや、やっぱり父親になることが怖くて思い悩みます。

そんな春はふと数年前の出来事を思い出します。会社を辞め家に引きこもっていた頃、隣の家に遺品整理士としてやってきた一星。初めて会った一星が、閉ざしていた自分の心を開いてくれたことを思い出し…。

そんな中、マロニエ産婦人科医院の公式SNSに「雪宮鈴は人殺し」という多数のコメントが。そのコメントを見た鈴は、思わず固まってしまいます。その脳裏には、5年前のあの事件が。何も知らない病院スタッフたちの前では気丈にふるまう鈴ですが、鈴を見ていた深夜はそっと屋上に連れ出し「大丈夫じゃないときは大丈夫じゃないって言ってください」と寄り添います。その優しさに触れ、鈴は思わず泣いてしまいます。

その日から何かにおびえるようになった鈴に気付いた一星もまた、鈴を守ろうとします。「鈴は俺が守るよ」と強く抱きしめられ、安心する鈴。しかし鈴を心配して追いかけて来た深夜と鉢合わせ、なんと一星が深夜に喧嘩を吹っかけてしまい・・・。

【星降る夜に】5話のネタバレ!

好きという気持ちを伝えあった鈴と一星は2度目のキスをします。静かな幸せに包まれる2人でしたが、鈴の携帯が鳴ったことで一気に現実に戻ります。せっかくの雰囲気を壊されたことで、子どもみたいにふくれっ面になる一星。その電話は佐々木からの呼び出しで、鈴は慌てて病院に向かいます。

▼5話ネタバレ詳細!

急患は激しい腹痛を訴えて運ばれてきた春の奥さんのうたでした。切迫早産を心配した鈴は、急いでうたの処置を始めます。苦しそうなうたの様子に、うたが死んでしまうのではないか…そんな不安に駆られて過呼吸を起こすほど動揺している春。バタバタとうたの処置をする鈴と、激しく動揺している春を目の前にした一星は、ただただ立ち尽くすしかありませんでした。

自分の無力さを痛感して落ち込む一星。春はうたに付き添うためにポラリスを休んでいました。いつもならポラリスを元気にしてくれる一星と春なのに、ひとりぼっちの一星には笑顔はありません。良かれと思ってかけた言葉で春を傷つけていたことを、今も悔やんでいるからです。

佐々木から虫垂炎だと聞き、赤ちゃんが無事でよかったと胸を撫でおろしたうた。しかし、春が自分と同じように赤ちゃんの無事を喜んでくれるかわからないと感じていました。うたの不安な気持ちに気づく余裕のない春。こんな自分が父親では赤ちゃんは幸せになれないと思っていました。佐々木に子どもは欲しくないと伝えた裏にはそんな思いが隠れていたのです。訴えられたことで大学病院を追い出されて、このマロニエ病院にきた鈴には、春のそんな気持ちが手に取るようにわかりました。

自信を失い空っぽな自分で生きていた鈴でしたが、一星と出会ってから少しずつ自分らしさを取り戻せたと言います。嬉しい時は笑い、悲しい時は涙する一星。自分の気持ちを大切にする一星の姿を見て、空っぽの自分でもいいのだと思えるようになった鈴。ただ過ぎていた毎日でしたが、一星と出会ってからは明日が楽しみになっていました。鈴の話を聞いた春は一星と出会った日のことを思い出していました。心を痛めて引きこもって春の隣の家に遺品整理にやってきた一星。深々と玄関で一礼をしている一星の背中を見て、自分もこんなふうに真摯に向き合える仕事をしてみたいと思ったと話す春。一星と出会ったから、春はもう一度働くことが出来たのでした。

1人で飲んでいる春の元へやってきた一星。春を傷つけてしまったことを謝るためでした。一星に酷い言葉をぶつけたことがずっと気になっていた春。お互いに自分が悪いと謝る2人でした。自分にとって一星は尊敬出来る先輩だと伝える春。春が居てくれたから立ち直れたと涙ながらに話します。一星にとっても春はかけがえのない親友でした。そんな春の抱えている悩みを聞きたいという一星。春は手話で父親になることへの不安を打ち明けました。自分がうただったら春にそばに居て欲しいと話す一星。春だけではなくうたも不安だと思うから、絶対にうたと話したほうがいいと伝えました。

一星に背中を押された春は、うたと向き合うことにしました。不安なのは自分だけじゃなくうたも一緒だったと知った春。1人で抱えきれない不安でも、うたとなら乗り越えられると思います。2人はお腹の赤ちゃんを大切に育てることを決めました。無事に退院を迎えたうたを、仕事を休んで迎えにきた春。マロニエ産婦人科を後にする2人は、少し照れながらも手を繋ぎ歩き始めるのでした。

病院の公式HPに「雪宮鈴は人殺し」と書かれてから、受診や出産をキャンセルする声が後を絶ちません。

看護師長の犬山は、しばらく鈴に休んでもらうことを院長の麻呂川に提案します。しかし、麻呂川は何も悪いことをしていないのだから、鈴には今まで通りに仕事をしてもらうと言います。麻呂川の言葉を聞いた犬山はハッとしました。自分の考えが間違っていたと話し、鈴を支えることに決めました。

そんな矢先、ホームページに鈴の自宅や一星や佐々木と居たところの写真がアップされてしまいます。鈴を誹謗中傷するビラがたくさん貼られている自宅を見て立ち尽くす鈴。心配して駆けつけた佐々木が鈴の部屋に居たことで、一星は自分が鈴に頼りにされていないと勘違いしてしまいます。鈴が心配で駆けつけたはずの一星は、鈴を置いて帰ってしまいました。翌日、冷静になった一星は鈴にメールで謝まりました。鈴はそんな一星のメールが嬉しくてやっと笑顔を取り戻しました。今の2人の素直な気持ちは「会いたい」で一致します。トラックで迎えにくる一星を心待ちにしていた鈴。トラックを見つけて駆け出しましたが、助手席に座っていた桜が、一星にキスをするところを見てしまい固まってしまうのでした。

【星降る夜に】第6話の「あらすじ」「ネタバレ!」2月21日放送

第6話放送日
2月21日(火)

【星降る夜に】第6話のあらすじ

雪宮鈴(吉高由里子さん)は大学病院で働いていた頃に、同期から無理を言われて受け入れた妊婦の命を救えずに訴えられたことがありました。5年という月日が経った今、SNSに誹謗中傷する「人殺し」というコメントが書き込まれてしまう鈴。それだけにとどまらず、盗撮した写真をばら撒かれ、自宅の窓ガラスまで割られた鈴は、姿を現さない“その人間”の存在に怯えながら過ごします。

▼第6話のあらすじ詳細

心配した一星(北村匠海さん)は鈴の家へと駆けつけます。しかし、自分よりも鈴の家に先に来ていた佐々木(ディーン・フジオカさん)の姿に怒りを爆発させる一星。そんな一星に必死に事情を伝えようとする鈴ですが、一星は自分の気持ちを一方的に伝えて飛び出してしまいます。

次の日、冷静になった一星は、鈴にきちんと謝りたくて星空デートに誘います。しかし、一星のトラックを待つ場所で、鈴は桜(吉柳咲良さん)にキスをされる一星の姿を目撃することになります。

そんな中、ポラリスの社長・北斗千明(水野美紀さん)に一通の手紙が届きます。その手紙の差出人は、桜を産んだ実の母親でした。北斗と桜は血が繋がっておらず、桜は北斗の元夫の連れ子でした。海外への完全移住決まったため、最後に我が子に一目会いたいというその手紙を、悩みつつも北斗は桜に手渡します。実の母親に会うべきか会わないべきか…桜は答えが出せず、突然、鈴に会いにマロニエ産婦人科医院を訪れます。

一方、家に帰れなくなってしまった鈴に対し、一星は「一緒に暮らそう。鈴は俺が守るから」とまっすぐ想いを伝えます。鈴は一星と共に暮らすことに。

そんな中、ついに“あの男”が鈴の前に姿を現したのでした・・・。

【星降る夜に】6話のネタバレ!

仲直りした鈴と一星はデートの約束をしました。待ち合わせ場所に向かった鈴は、桜が一星にキスをするところを目撃します。一星が「桜」という手話を教えてくれた時から、ずっと一星のことが好きだった桜。子どもだと一星に言われて、大人だと証明したくてキスをしたのです。一星が好きなのは鈴だと知っていたのに、一星から直接聞いてショックを受けてしまう桜でした。

▼6話ネタバレ詳細!

ここしばらく、鈴を誹謗中傷する書き込みがないことに安心するマロニエ産婦人科の職員たち。蜂須賀が何やら気になる動画を見つけました。それはピンクエンペラーのメンバーたちが鈴の家の周りを見張ってくれている動画でした。鈴を守るためにピンクエンペラーの力を借りていた元総長の犬山。犬山がレディースの総長だという噂は本当でした。そう思ったとたん笑いが止まらなくなる鈴。そんな鈴にみんなは一瞬驚きますが、一緒になって笑います。

この前、嫉妬で鈴に酷いことを言ってしまったことを謝る一星。そんな真っ直ぐな一星を鈴は優しく受け止めます。一星は当たり前の毎日が明日終わっても、後悔しないように生きたいと話します。その言葉は鈴の心にすっと染み込んでいきます。一星は一緒に暮らそうと鈴に言います。そして「鈴は俺が守る」と宣言する一星の姿に鈴は微笑みました。

千明は桜の実の母親から届いた手紙を読もうとしていました。桜が帰ってきて慌てて窓から投げ捨てました。その手紙には外国に移住する前に、桜に会いたいと書いてありました。会いに行くように勧める千明でしたが、内心は桜が帰ってこないかもしれないと不安を抱えていました。桜は実の母親に会いたいような、会いたくないような気持ちで迷っていました。そこへ通りかかったチャーリーの行きつけの美容室を教えてもらい、髪をピンクにしてしまう桜でした。

桜は妊娠の疑いがあると鈴の病院を訪れます。一星の子どもを妊娠しているという桜。もちろん嘘で、本当は実の母親に会いに行くのに、一緒に行って欲しいとお願いするためでした。桜につき合うことにした鈴は、なぜ自分なのかとバスの中で桜に尋ねます。実の母親に会ってみたい気持ち以上に、一星が好きな鈴のことを知りたかったから、鈴にお願いしたという桜。その正直すぎる真っ直ぐな言葉を聞いた鈴は、桜を愛おしく感じます。

その頃、千明は佐々木と2人で飲んでいました。桜が帰ってこなかったらと心配する千明。そこへ一星と春がやってきて4人で飲むことになります。佐々木に敵意をむき出しにする一星。その敵意を手話にして、春に通訳しろと言います。大人げない一星の手話を苦笑いで通訳する春。しかし、佐々木は穏やかに笑っていました。そんな佐々木に余計に腹が立つ一星でした。

酔いつぶれた千明を送る佐々木たち。そこには桜と鈴の姿がありました。千明は桜の元に駆け寄ろうとしますが、途中で足がもつれて倒れてしまいます。飲み過ぎている千明に呆れながらも寄り添う桜。実のお母さんはただのおばさんだったと言います。千明の方がずっと美人という桜の言葉を素直に喜ぶ千明。照れ隠しの冗談を言います。実のお母さんを憎いとは思わなかったが、また会いたいとも思わなかったと話す桜。佐々木は千明の愛情をたっぷり受けて育ったからだと言いました。そんな佐々木の言葉に桜も頷きます。桜にとって母親は血の繋がらない千明ただ1人でした。桜の本心を聞いた千明の不安は一瞬で吹き飛びました。今までと変わらず、いや今まで以上に親子の絆を深めた桜と千明なのでした。

その帰り道、鈴を間に挟んで佐々木と話す一星。佐々木の生まれてくるはずだった息子の名前も一星だったと聞きます。今度一緒に星を見に行こうと一星を誘う佐々木。2人で?と驚きながらも一星は、佐々木と連絡先を交換します。そして「一星」と呼べと佐々木に伝えます。自分も佐々木のことを「深夜」と呼ぶと伝えました。鈴より更に年上の佐々木を下の名前で呼び捨てにするなんて、鈴は一星らしいと微笑みます。

一星と出会ってたくさん笑うようになっていた鈴。そんな鈴から笑顔を奪う出来事が起こります。鈴を医療ミスで訴えた男が、鈴の前に姿を現したのです。その男の顔を見た瞬間に動けなくなる鈴。「人殺し」という言葉が何度も何度も頭の中で繰り返されていました。

【星降る夜に】第7話の「あらすじ」「ネタバレ!」2月28日放送

第7話放送日
2月28日(火)

【星降る夜に】第7話のあらすじ

鈴(吉高由里子さん)に恨みを持つ男がついに姿を現します。SNSでしつこく鈴のことを「人殺し」だと誹謗中傷したり、自宅まで襲うほどの恨みを持つ謎の男が、マロニエ産婦人科医院でひとり外来診療の支度をする鈴の前に姿を現します…。 その男の名前は伴宗一郎(ムロツヨシさん)。5年前、妊婦の命を救えなかった鈴を訴えた妊婦の夫であり、医療裁判を起こしましたが敗訴になった人物でした。

▼第7話のあらすじ詳細

薄ら笑いを浮かべる伴ですが目元は笑っていません。鈴に罵詈雑言をぶつけて近づいてくる伴。あまりの恐ろしさに声さえ出せずに涙する鈴。そこへ鈴の同僚の佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)が姿を見せます。いつもとは違う空気だと感じた佐々木は鈴をかばいます。すると、伴は「また来ま~す」と言い残して去っていくのです…。

その日の夜、仕事が終わり帰ろうとする鈴の、目の前になぜかスーツ姿の柊一星(北村匠海さん)が現れます。鈴を迎えに来たという一星は「行きますか、姫」と手を差し伸べます。

そのまま、鈴を素敵な姿に変身させ、高級レストランへと連れ出します。背伸びをしながらも、自分を守ろうと一生懸命な一星の姿に鈴は、思わず訴えられた時に法廷で言われた「人殺し」、その声が今も耳から離れない…と苦しい気持ちを一星に打ち明けます。そんな鈴の耳をふさいだ一星は「そんな言葉、聞かなくていい」と優しく伝えるのでした。

【星降る夜に】7話のネタバレ!

鈴がまだ大学病院にいた5年前に救えなかった妊婦の夫の伴が、突然診察室に現れ固まって動けなくなる鈴。伴は怯える鈴に近づいて、まだ人を殺してないかと尋ねます。突然、妻が帰らぬ人になったことを受け入れることが出来なかった伴は、鈴のせいで妻が亡くなったと思い込んでいました。裁判で鈴を訴えますが、医療ミスは認められずに伴は敗訴していました。判決に腹を立てて伴が叫んだ「人殺し」という声が今でも耳から離れない鈴でした。

▼7話ネタバレ詳細!

妻を亡くした伴は、仕事と子育ての両立が出来ずに仕事をクビになったと話します。自分がこんなに辛い毎日を送っているのに、仕事に恋に充実した毎日を過ごしている鈴を許せないという伴。SNSに誹謗中傷コメントを書き込んだのも、鈴の家に貼り紙をしてレンガを投げ込んだのも伴でした。恐怖のあまり過呼吸になりそうな鈴を助けたのは診察室にやってきた深夜でした。

伴が帰った後、平気だという鈴を心配した深夜は一星に連絡をします。連絡を受けた一星はスーツ姿で鈴を迎えにきました。驚く鈴でしたが一星の優しさに笑顔を取り戻しました。一星に連絡してくれた深夜の優しさにも感謝する鈴。一星と選んだ服でドレスアップしてレストランへと向かいます。鈴の不安が吹き飛ぶように2人で思いっきり飲み明かします。酔いつぶれた鈴を寝かしつける一星。そっとキスをしようとした瞬間に鈴が鼻を鳴らします。くすっと笑い優しく鈴の寝顔を見つめる一星でした。

二日酔いの鈴と同じような顔をしている新人看護師の伊達。鈴はそんな伊達を見てつわりだとすぐに気づきます。妊娠を認める伊達でしたが、彼の夢を叶えるために働かなければと妊娠をあまり喜べずにいました。

自分は働かず伊達を財布代わりにしている男に物申すと言い出す麻呂川院長。看護師の蜂須賀となぜか鈴も一緒に伊達の彼氏に会いに行くことになります。

いざ、伊達の彼氏に会ってみると想像とは違い、伊達のことを大切にしている彼氏に拍子抜けするみんな。

どさくさに紛れての伊達の妊娠の告白を聞いた彼氏は、伊達の妊娠を心から喜び速攻でプロポーズをします。そんな2人の姿に感動の涙を流す麻呂川院長。

蜂須賀は自分の推し活と伊達の結婚を重ねて今までにないハイテンションで伊達を祝福します。

ある日、待合室に再び伴がやってきます。ロビーで鈴の診察を待っていた佐藤春とうたに、鈴は人殺しだから担当を変えた方がいいと耳打ちする伴。この人は普通じゃない、そう感じた春とうたは伴と距離を取ります。しかし、伴はなぜ自分の親切を素直に聞かないのかと腹を立てます。声を荒げる伴に気づいた鈴は伴を止めようとしますが、暴れる伴を誰も止めることが出来ません。麻呂川院長は警察を呼ぶように言いますが鈴が止めます。そんな鈴に余計に腹を立てる伴でした。自分は被害者だと叫ぶ伴を止めたのは、亡き妻の忘れ形見である娘の静空でした。静空の「帰ろう…」という言葉に、伴はマロニエ産婦人科医院を後にするのでした。

伴が去った後、荒れ果てた待合室で鈴は必死に謝っていました。自分のせいでみんなを危険な目に遭わせてしまったことを申し訳なく思う鈴。そんな鈴に今出来ることは、謝ることくらいでした。鈴の気持ちを少しでも晴らしたい一星は、深夜を誘って3人でキャンプに行くことにしました。どうして3人なの?と聞く鈴に、この前買ったパエリア鍋を試してみたいから、2人じゃなくて3人だと説明します。本当は鈴が元気になる方法を考えた一星が、自分1人よりも深夜もいた方がいいと思い誘ったのでした。

3人のキャンプを楽しむ鈴でしたが、ふとした時に伴のことが頭をよぎります。そんな鈴を少しでも笑顔にしたくて、料理を頑張ったりダンスに誘ったりする一星と深夜。そんな2人の優しさに笑顔になる鈴でしたが、花火をしている一星と深夜を見ていて、突然涙が止まらなくなります。声をかけようとする深夜を目配せで止める一星。心の中に貯め込んでいる辛い気持ちを、この涙と一緒に全て流して欲しかったのです。

その頃、娘の静空が星空を見上げるのを見た伴もまた、星空を見上げていました。

寄り添い励ましてくれる一星と深夜がいることに、心から幸せを感じていた鈴。

なぜだか、伴もここにいたらよかったのに…ふとそんなことを思う鈴なのでした。

【星降る夜に】第8話の「あらすじ」「ネタバレ!」3月7日放送

第8話放送日
3月7日(火)

【星降る夜に】第8話のあらすじ

5年前、伴宗一郎(ムロツヨシさん)の妻の命を救うことが出来なかった産婦人科医の雪宮鈴(吉高由里子さん)。雪宮鈴を激しく恨んでいる伴は、マロニエ産婦人科医院へ押しかけ暴れます。自分のせいで周りを危険な目に遭わせたことを申し訳なく思い謝る鈴。そんな鈴を心配した柊一星(北村匠海さん)と佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)はキャンプに連れ出します。

▼第8話のあらすじ詳細

伴のことが頭から消えない鈴は、一星と深夜が無邪気に花火をしている姿を見て涙が止まらなくなります。そんな鈴に気づかないふりをして花火を続ける2人。自分のことを真っ直ぐに愛し、全力で守ろうとしてくれる一星と、少し頼りないけど優しく寄り添ってくれる同僚の深夜の優しさに救われている鈴は、あの人もここにいたらよかったのかな…とふと思います。

その頃、鈴たちと同じ星空を娘と2人で見上げている伴。マロニエ産婦人科医院で暴れる伴を止めたのは娘の静空(戸簾愛さん)の「帰ろう…」という声でした。病院を後にした伴は、妻が突然この世を去ってからの辛い5年間を思い出します。今も産婦人科医を続けている鈴が幸せに暮らしていることが許せない伴ですが…。

【星降る夜に】8話のネタバレ!

鈴が一星と深夜と星空の下で花火をしていた頃、伴は娘の静空と星空を見上げていました。一星から教えてもらった手話の「星」を伴に教えてあげる静空。妻を亡くしてからのこの5年の日々を思い返しますが辛いことばかりでした。生まれたばかりの静空を抱え、不安と寂しさに押しつぶされそうになっていた伴。鈴へ憎しみをぶつけることを生きがいにするしかなかったのです。

▼8話ネタバレ詳細!

一星が作ってくれた豪華な朝食を食べながら、一星と祖母のカネと笑いあう鈴。花火の時に思いっきり泣いて心が軽くなった鈴は、何気ない日常の幸せを愛おしく感じていました。

手話教室の帰りにふと深夜の話になる鈴と千明。千明は未だに2人で暮らしていた東京の家を、深夜が10年前のままにしていると話します。遺品整理をして深夜の心も整理してあげたいと思う千明ですが、深夜にはまだその心構えが出来ていませんでした。そんな深夜を近くで見てきた千明は、無理をしているのではと心配していました。

そこへ伴が現れて、千明に鈴は人殺しで酷い人間だと伝えます。しかし、千明は怯むことなく伴に向かって、逆恨みなんかするなと叫びました。同じような境遇でも頑張っている奴もいるんだと伝える千明。辛いことを人のせいにせずに、幸せは自分の手で作るものだと思う千明らしい言葉でした。

病院の前に座り込んでいた伴をみかけた深夜は少し話をしました。10年前に妻と子どもを一緒に亡くしたことを打ち明ける深夜。伴は驚きを隠せませんが、それでも深夜より自分が不幸だと言い放ちます。医者という立場の深夜には、自分の苦しみはわからないと続ける伴。深夜から医者になったのは妻と子どもを亡くしてからだと聞き、再び驚きを隠せません。そんな伴に、自分が医者になった理由を復讐だと伝える深夜でした。

風呂上りに一星と伴の話をしていた鈴。一星は鈴が優しい医者だから、伴が甘えているのだと言います。そして、きっと悲しさの鎮め方がわからなくなっているのだと、伴の気持ちに寄り添う一星でした。もしかすると深夜も同じなのかもと、ふと思う鈴。

ここのところ元気のない佐々木が気になっていた鈴は一星に相談します。奥さんの遺品整理がまだだと聞いた一星は、俺に任せろと頼もしく伝えるのでした。そして、鈴も深夜も俺が抱きしめると頼もしく力強く伝える一星。もし、伴がやってきても俺が全力で抱きしめてやると言います。鈴を安心させたい一星が思いつく最良のアイデアが「伴を抱きしめる」だったのです。斬新な発想に少し驚く鈴でしたが、一星らしいアイデアだと心から感じていました。

仕事中の春と一星は、遺品整理の現場近くの浜辺を1人歩く静空を見つけます。父親に捨てられたと話す静空を心配する春と一星。しかし、静空は父親が迎えに来るのだと続けて話します。その意味がよくわからずに首をかしげてしまう春と一星。どうしたものかと悩んでいた時に、深夜から慌てた様子で一星に電話がきます。
スーパーで倒れた祖母のカネを、今から救急車で搬送すると聞き、慌てて病院へと駆け出す一星でした。

病院について焦っている一星を見つけた深夜。心筋梗塞だったけど、治療をしたからもう大丈夫と一星に伝えます。その深夜の言葉にほっと胸を撫でおろす一星でした。
病室に横たわるカネの姿に、両親の葬儀がフラッシュバックする一星。そこに駆けつけた鈴の姿を見た一星は、思わず鈴に抱きつき泣いてしまうのでした。自分のことを守ってくれる強さを持つ一星でも、自分と同じ弱さもあるのだと知った鈴。強さと弱さの両方を隠さずに見せてくれる一星と、これからもずっと寄り添いたいと心から思いました。

病室を出た鈴はどうにか深夜を励まそうと話かけますが、伝え方を間違えてばかりで空回りします。その時、春から迷子になった伴の娘の静空と一緒にいると連絡をもらう鈴。とにかく静空に会わなければと思った鈴は、気がつけば走り出していました。なぜそう思ったのかの理由は、鈴にもわかりませんでした。

静空の元へ向かっている途中、伴を見かけ立ち止まる鈴と深夜。伴は身構える2人に、今まで自分がしてきたことを誤り去って行きます。深夜は静空のところへ急ごうと伝えますが、鈴はそんな伴の様子が気になり後を追いかけました。

防波堤の上を海に向かってどんどんと進んでいく伴。そんな伴を必死に止めようとしますが、鈴も深夜も止めることができません。鈴を憎むことを生きる糧にしてきた伴は、優しくしないでくれと鈴に頼みます。ずっと前から鈴が優しい人だと気づいていた伴。一星の言う通り、鈴の優しさにすがることで、なんとかこの5年を生きてきたのでした。

千明の言葉や深夜と話したことで、自分の生き方の間違いを認めるしかなくなった伴。命を終わらせる覚悟で、海へと向かって防波堤を歩いていました。そんな伴の足を止めたのは、「お父さん」と必死に叫ぶ静空の声でした。その声に我を取り戻し声を上げて泣きじゃくる伴。伴に駆け寄った一星は、きつく伴を抱きしめました。今までずっと我慢してきた伴の心を労うように、一星は伴を強く優しく抱きしめるのでした。

あかり

伴を抱きしめる一星の姿に涙が止まりませんでした…

【星降る夜に】最終回の「あらすじ」「ネタバレ!」3月14日放送

最終回放送日
3月14日(火)

【星降る夜に】最終回のあらすじ

妻を亡くしてからの5年の間、手術を担当した医師の雪宮鈴(吉高由里子さん)に逆恨みして生きてきた伴宗一郎(ムロツヨシさん)。しかし、そんな自分にも他の人と変わらない優しさをくれる鈴や、同じような境遇でも前を向かって進もうとしている深夜(ディーン・フジオカさん)の姿に自分が情けなくなった伴。自らの命を絶つと決め海へ向かうのですが、その寸前で鈴の恋人である一星(北村匠海さん)に全力で抱きしめられます。

▼最終回のあらすじ詳細

この5年のすべての思いを吐き出すかのように、無邪気に涙を流す伴。

そんな伴の姿が、深夜の止まっていた時間をゆっくりと動かしていきます。妻・彩子(安達祐実さん)とお腹の中の子を一度に亡くしたあの日から10年。ずっと、涙を流さずに、医者になると決めた深夜の心はゆっくりと、そして優しく動き始めるのでした。

ある日、妻の彩子の親友でもあった千明(水野美紀さん)の会社で遺品整理の「ポラリス」に、突然やってくる深夜。10年間出来なかった東京の家の遺品整理を、千明にお願いするためでした。

【星降る夜に】最終回のネタバレ!

自分のことを必死に呼ぶ静空の声で、我に返った伴は子どものように声を出して泣き出します。そんな伴を強く抱きしめる一星。寒空の中で、そんな2人を見守っていたみんなの体は冷え切っていました。2人に駆け寄った深夜のくしゃみがきっかけで、みんなで銭湯に行くことに。

▼最終回ネタバレ詳細!

一星と春、そして深夜と伴の4人で湯舟に並んでいる姿を、深夜はビーチボーイズみたいだと言います。女湯から「気持ちいい?」と聞いてくる静空に、照れながら「気持ちいいよ」と返します。

鈴のことを恨まなければ生きてこれなかった伴。亡くなった妻が命と引き換えに残してくれた静空のために生きようと心に誓っていました。

伴だけでなく深夜の心にも変化がみえました。亡き妻と暮らした思い出の詰まった東京の家に戻った深夜。この10年出来なかった遺品整理をする覚悟を決めました。

そんな深夜の決断に、千明はポラリス社員全員で遺品整理をすることにします。

深夜からそのことを聞いた鈴は、自分も一緒に行きたいと千明に頼みました。

楽しかった何気ない毎日を思い出しながら遺品整理を見守る深夜。何か手伝いたいという鈴に「俺に任せろ」とカッコよく伝える一星でした。遺品整理が終わりすっかり片付いた部屋に寂しさが込み上げる深夜。一星はこれだけは持っていた方がいいと星柄の箱を深夜に渡します。そこには、ラッピングがされた3足のスニーカーと手紙が入っていました。出産予定日の翌日が結婚記念日だった深夜たち。亡き妻が内緒でプレゼントを用意してくれていたことを知らなかった深夜。スニーカーを抱きしめて、もっと一緒に過ごしたかったといい声を上げて泣きました。

この10年、一度も涙することのなかった深夜の初めての涙でした。

鈴の涙に救われた深夜でしたが、心のどこかで医師を疑う気持ちがつきまとっていたと鈴に打ち明けます。あの日何があったのか知りたくて産婦人科医になったと言います。産婦人科医になって同じように亡くなった妊婦をたくさん見てきた深夜。亡き妻と生まれてくるはずだった一星の死は、誰のせいでもなかったのだとわかったのです。

鈴を心から尊敬している深夜は、あらためて産婦人科医になりたいと思っていました。そのためには、鈴のいない病院で一から経験を積みたいという深夜。いつか鈴のような産婦人科医になるための第一歩を踏み出そうとしていました。

そんな深夜を送り出すことを決める鈴は、遠くに行ってもそばにいて欲しいと伝えるのでした。

マロニエ産婦人科医院を辞めると決めた深夜と一緒に酒を酌み交わす一星。遊びに行くなら南の方が良いという一星の言葉に善処すると答えます。今まで以上に距離を縮める一星と深夜。

仕事を終え1人で帰ろうとしていた鈴に一星から連絡が入ります。他愛のないこのやり取りが心から幸せだと感じていた鈴。鈴は一星と出会ってから色々なことがあったと思い返していました。「今どこにいる?」一星にそう送り踏切に立ち止まった鈴は向こう側に一星の姿を見つけます。あの日と同じように「雪宮鈴が好きだ」と伝える一星に、「愛している」と返す鈴。電車が通り過ぎて一星の元へと走り出した鈴を、一星は優しく強く抱きしめてキスをするのでした。

それから一年後…。深夜はというと、一星が希望していた南とは真逆の青森の病院で働いていました。産婦人科医としては成長していましたが、やっぱりドジなところは変わりません。

順調にポラリスを成長させた千明は支店を出すことに成功します。そのおかげで一星も出世をし、一星の後を追いかけて春はチーフになりました。そんな中、さくらの彼氏が出来た発言を聞いてわなわなしてしまう千明。さくらが連れてきた彼氏がなんとチャーリーだったことに驚きを隠せませんでした。

2人で暮らし始めた鈴と一星。スーパーの野菜コーナーで春菊を探してると、そこで働いている伴の姿を見つけます。そこへランドセルを背負った静空が伴の元へと駆け寄るのを見て思わず笑顔がこぼれました。そんな鈴と一星を見て、2人が買おうとしていた春菊に半額シールを貼る伴。一星がすかさずかごに入れていたネギを差し出すと、そのネギにも半額シールを貼ってくれました。また来ると伝えて去っていく2人を、穏やかな表情で見送る伴でした。

小さなケンカをたくさんしながら、着実に愛を育んでいく鈴と一星。一度はそれぞれ仕事場に向かいましたが、すぐに家の前に戻って「いってらっしゃい」のキスをします。

出会った頃よりもかけがえのない存在になっている鈴と一星からは「好き」が溢れていました。

あかり

『星降る夜に』は愛が溢れる素敵なドラマでした…

【星降る夜に】キャスト紹介(出演者)

  • 吉高由里子:雪宮鈴(ゆきみやすず)役
  • 北村匠海:柊一星(ひいらぎいっせい)役
  • 千葉雄大:佐藤春(さとうはる)役
  • 猫背椿:犬山鶴子(いぬやまつるこ)役
  • 長井短:蜂須賀志信(はちすかしのぶ)役
  • 中村里帆:伊達麻里奈(だてまりな)役
  • 吉柳咲良:北斗桜(ほくとさくら)役
  • 駒木根葵汰:チャーリー/犬山正憲(いぬやままさのり)役
  • 若林拓也:桃野拓郎(もものたくろう)役
  • 宮澤美保:服部洋美(はっとりひろみ)役
  • ドロンズ石本:岩田源吾(いわたげんご)役
  • 五十嵐由美子:柊カネ(ひいらぎかね)役
  • 光石研:麻呂川三平(まろかわさんぺい)役
  • 水野美紀:北斗千明(ほくとちあき)役
  • ディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA):佐々木深夜(ささきしんや)役

吉高由里子:雪宮鈴(ゆきみやすず)役

のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く産婦人科医。勉強家で優秀な医師であり、どんな患者が緊急搬送されても、必ず受け入れることを信条としている。患者に嘘はつかない性格で、たとえ辛辣であっても言うべき真実はきちんと伝える一方、患者に自分の価値観を押し付けることはない。誰に対しても甘すぎず優しすぎず、厳しい中にも時にユーモアを持ち合わせたサバっとした言動が多く、患者からも同僚からも頼りにされる存在。医者が感情を表に出すことを嫌い、常に毅然と冷静に振る舞う。その実、鈴自身は誰かに頼ることが苦手。親戚づきあいも薄く、周囲に本音を打ち明けることのない日々を送っている。食事にもさほど興味がなく、コンビニやゼリー飲料で済ませることが多い。自炊はまったくしない、お酒は好き。

北村匠海:柊一星(ひいらぎいっせい)役

遺品整理士の青年。性格はストレートで直情的、かつ感情表現が豊かで明るく陽気&おしゃべり。生まれつき聴覚を持たず、音のない世界で生きており、手話や筆談、スマホ、ジェスチャーを用いて会話をする。自分の感情に正直であるがゆえに口が悪い時もあるが、嘘がないので信頼できる人間。両親を学生時代に亡くしており、その遺品整理で出会った遺品整理士の仕事ぶりに感銘を受け、自らも遺品整理士を目指す。現在の職場「遺品整理のポラリス」での仕事ぶりの評価は非常に高く、顧客満足度NO.1を獲得。残された遺族の人生にも、お節介にも踏み込んでいくタイプ。現在は祖母と2人で古い一軒家で暮らしている。映画鑑賞にキャンプ、カメラ、料理…と非常に多趣味であり、高校卒業後は、海外でヒッチハイク旅を楽しみ、世界中に友人も多数いる。

千葉雄大:佐藤春(さとうはる) 役

一星と同じ「遺品整理のポラリス」に勤める遺品整理士。一星の親友であり、毒舌で手話が堪能。手話を使うことで周囲に知られることなく、2人でよく下ネタトークや悪口に花を咲かせている。一般企業でしばらく働いた後、“ある事情”から退職し、遺品整理士に転職。年下だが遺品整理士としては先輩にあたる一星から、仕事と手話を教わった。普段口には出さないが、一星のことを心から尊敬している。以前勤めていた会社の同僚だった妻は、現在もバリバリ働いており、最近出世したばかり。なお、佐藤という名前は手話で「砂糖」とも表現できるが、本人はよりによって甘いものが嫌い。好きな食べ物は、塩辛と砂肝。そして酒。本人いわく、へそくりの発掘が得意分野。

猫背椿:犬山鶴子(いぬやまつるこ)役

「マロニエ産婦人科医院」の看護師長。助産師の資格も持っており、院内でのパワーバランス的には圧倒的に院長よりも上に君臨している。実はレディース「ピンクエンペラー」の元総長で、若い頃の武勇伝を聞くと、半端ないエピソードがたくさん出てきたり、たまに友人を召喚すると、いろいろヤバい。肝が据わっており、裏表のない性格で、猛烈な仕事ぶりは時に暑苦しさもあるが、厄介なクレーム客にも正面切って立ち向かい、みんなを守ろうとするような心強い存在。なお、一人息子の正憲(通称・チャーリー)がなかなかの濃ゆいキャラに育ってしまい、手を焼いている。

長井短:蜂須賀志信(はちすかしのぶ)役

「マロニエ産婦人科医院」の看護師。低体温系であり、低~いテンションでシニカルな毒を放つ。体育会系な師長・犬山鶴子のことも「なかなかうざめ」と流しており、45歳の使えなさすぎる新米医師・佐々木深夜のことも「なかなかキモいっすね」と認識している。大病院の政治が馬に合わず辞職し、のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」に好んでやって来た。産婦人科に勤めながらも、赤ちゃんは別に好きではなく、自分も産みたくないと思っており、なにかと他の面々と逆の意見を言うことも多い。プライベートでは推し活(!?)に勤しんでいる。

中村里帆:伊達麻里奈(だてまりな)役

「マロニエ産婦人科医院」の看護師。最年少でありながら、もっとも真面目で正義感にあふれる優秀なナース。同じ時期から働き始めたはずの新米医師・佐々木深夜よりずっと優秀で、みんなにも頼りにされている。濃いキャラが多い「マロニエ産婦人科医院」において良心のような存在だが、実は同棲している彼氏がヒモであることを隠している。

吉柳咲良:北斗桜(ほくとさくら)役

「遺品整理のポラリス」の社長・北斗千明の娘。高校2年生。元気いっぱいで抜けている母親をフォローするかのように、真面目で優秀なJKに育った。親子仲は非常に良い。母が経営する「ポラリス」の上が自宅となっており、みんなの妹分のような存在。実は、柊一星に恋心を抱いている。

駒木根葵汰:チャーリー<犬山正憲>(いぬやままさのり)役

「マロニエ産婦人科医院」の看護師長・犬山鶴子の息子。髪の毛がピンク色。高校卒業後、転職に転職を繰り返し、現在は添い寝店「スリーププリンス」で指名No.1の“添い寝士”として働いている。本名は正憲だが、添い寝士の源氏名“チャーリー”の愛称でみんなに親しまれている。昼はデリバリーのアルバイトもしており、「マロニエ」にも「ポラリス」にも「イェイイェイウォウウォウ」と言いながら、ちょくちょく遊びに来る。昔は荒れていたらしい。

若林拓也:桃野拓郎(もものたくろう)役

「遺品整理のポラリス」の新入社員。リーゼントを愛する男。素直で元気、仕事にも一生懸命。遺品整理士としては絶賛見習い中だが、愛すべき存在として社長の北斗や一星ら先輩たちからもかわいがられている。

宮澤美保:服部洋美(はっとりひろみ)役

「遺品整理のポラリス」の事務員兼鑑定士。見積もりに帯同する傍ら、事務として、オークションサイトの監視や客からの問い合わせ対応、業者対応なども担当している。北斗とは前職時代からの友人でもあり、右腕的存在。絶対に定時で帰る強いメンタルの持ち主でもある。

ドロンズ石本:岩田源吾(いわたげんご)役

「遺品整理のポラリス」のベテラン遺品整理士。「ポラリス」の古株であり、リサイクル業者から北斗千明に引き抜かれてきた。時折子どもっぽい言動ではしゃぐ一星や春のことも、微笑ましく見守っている。着ているTシャツがいつもかわいい。

五十嵐由美子:柊カネ(ひいらぎかね)役

柊一星のおばあちゃん。両親を亡くした一星を引き取り、ずっと一緒に暮らしてきた。一星同様、音のない世界で生きている。性格はかなり陽気でうるさい。よく前衛的なダンスを踊る。シャンパンが大好物。一星と鈴の恋愛を全力で応援しており、2人がもっと深い関係になるようセッティングしまくる。強引でお節介なところも一星にそっくり。

寺澤英弥:橋本英雄(はしもとひでお)役

海街にある手話教室の講師。ゆくゆくこの教室に通い出すことになる鈴や北斗と、授業を通して徐々に交流を深めていく。

 光石研:麻呂川三平(まろかわさんぺい)役

「マロニエ産婦人科医院」の院長。どこか軽~い発言が多く、適当な様子やおどけた言動が目立つが、優しくて情が深く、器が大きい男。医療裁判を抱えた雪宮鈴や45歳の新人医師・佐々木深夜のことも、すべての事情を知りながら快く医院に迎え、静かに見守っている。釣りが大好きで、よくみんなを誘ったり、釣った魚をさばいて料理を振る舞ってくれたりするが、現状あまり喜ばれていない。恐妻家であり、いつも愛妻弁当を欠かさない。深夜やチャーリーなど、病院に出入りする男たちをいじるのが日課。その半面、女性たちには頭が上がらないので、頼り切って平伏している。

水野美紀:北斗千明(ほくとちあき)役

「遺品整理のポラリス」の社長。柊一星が遺品整理士への道を歩むきっかけを作った人物。遺品整理の他、特殊清掃、生前整理、空き家清掃、遺品のリサイクルや買取、遺品供養などもこなす。人の死を扱う仕事でありながら、職場の雰囲気は、北斗のポジティブで自由な人柄に影響されるように、明るくて陽気で超絶カラッとしている。ちゃらんぽらんなようでいて、その裏には深い愛情と優しさが見え隠れしており、誰かが悩んだり立ち止まったときは、彼女らしい明後日の方向からの言葉で背中を押してくれる。そんな彼女の周りだからこそ人が集まっているとも言える。溺愛する高校生の娘・桜との関係には“ある秘密”が…。また、実は佐々木深夜とも過去に深い繋がりがあるようで…?

ディーン・フジオカ:佐々木深夜(ささきしんや)役

「マロニエ産婦人科医院」で働く45歳のドジすぎる新米医師。30代後半で前職を辞め医学部に入り、45歳で医師になったという異色の経歴を持つ。美しい風貌で、白衣を着て廊下を歩けば、猛烈にカッコよく頼り甲斐のある雰囲気が醸されるが、実は衝撃的なヘタレポンコツ。口を開けば、あわあわオタオタ。廊下を走って人にぶつかり尿コップをひっくり返したり、白衣を裏返しで着ていたり、新生児に赤ちゃん言葉で語りかけたり、妊婦の旦那がテンパればなぜか共に全力でテンパり、走れば足をくじき、釣りをすれば稚魚しか釣れない…など、絶妙な間の悪さとポンコツ味、天然味を帯びている。病院中のスタッフからは毎日叱られ、「顔だけはいいんだけどね」と罵られまくっているが、そんなギャップも相まって、人をほっこりさせたり、気を緩ませる天才でもある。その心根はどこまでも優しくピュア。患者が悩めば共に激しく悩み、一喜一憂するなど、感情移入度が非常に高く、どこまでも人の心に寄り添うことができる性分。また鈴がつらい状況に陥ったとき、ただ黙ってそばにいてあげることができる唯一の存在。

【星降る夜に】主題歌:由薫の「星月夜」

ドラマ『星降る夜に』の主題歌は、由薫さんの新曲「星月夜」です。

主題歌に採用された「星月夜」は、「lullaby」でもタッグを組んだONE OK ROCKのToru(G)がプロデュースした新曲となります♪

星を見上げる『星降る夜に』の登場人物たちを思い浮かべながら、”名前”って満点の星のようだなと思いました。”名前”には人の数だけ願いや思いがこもっていて、そして呼ぶたびに、呼ばれるたびに馴染んでいって深まっていくものだと思います。たくさんの星の中で、あなたにとって特に強い輝きを持つものがあるなら、ぜひそれを大切に思い浮かべながら聴いてほしいです。

由薫 コメント

【星降る夜に】結末の最終回はいつ?

『星降る夜に』の結末を迎える最終回の放送日は、2023年3月14日(火)全9話です。

最終回では、伴も深夜も妻の死を穏やかに受け入れ、それぞれの登場人物が前へ進んでいく姿が描かれました。

愛が溢れるあたたかい結末でしたね!

あかり

毎週楽しみにしていたので終わってほしくなかったです…

まとめ【星降る夜に】ネタバレあらすじ全話!最終回の結末ラストは号泣必須?

今回は、【星降る夜に】あらすじネタバレ!世界で一番美しいラブストーリーといった内容を紹介させて頂きました!

『星降る夜に』は大ヒット恋愛ドラマを数多く手掛けている大石静さん脚本が描く青春ラブストーリーです。

吉高由里子さんが演じる雪宮鈴(ゆきみやすず)と、北村匠海さんが演じる柊一星(ひいらぎいっせい)がみせてくれた年の差の恋愛模様を見てドキドキした人も多かったのでは?

あかり

今なら、北村巧海さん主演の映画『君の腎臓を食べたい』や、吉高由里子さん主演の『蛇にピアス』もU-NEXTで無料トライアルできます♪

豆ねこ

ドラマ『星降る夜に』の全話見逃しも無料配信中ってスゴーーい!!

公式「U-NEXT」まずは無料トライアルを試す >>

『U-NEXT』の動画配信サービスは見放題動画だけでも約26万本あります。また、動画だけでなく190誌の雑誌や61万冊の以上の電子書籍(その内40万作品が漫画)が読み放題という国内最大の動画配信サービスです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次