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【女神(テミス)の教室】ネタバレあらすじ全話!結末の最終回ラストはいつ?

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この記事では、【女神の教室】ネタバレあらすじ全話!結末の最終回ラストはいつ?と題して、1話から最終回までの「あらすじ」と「ネタバレ」を毎週更新してお届けさせて頂きます。

女優の北川景子さんが初の月9主演となったドラマ『女神の教室』。『女神の教室』には原作がなく、完全オリジナルストーリーとしての展開が楽しめます。

2023年1月からスタートした『女神の教室』ですが、3月20日(月)に最終回が放送されました。

豆ねこ

最終回は号泣必須です!!

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目次

【女神の教室】あらすじネタバレ

ドラマ『女神の教室』は、東京地方裁判所刑事部の裁判官・柊木雫(北川景子さん)が、実務家教員として青南大学の法科大学院(ロースクール)に派遣され、法律家を目指す学生たちや教員と切磋琢磨していくストーリーです。

ロースクールにやって来た柊木は、目先の“司法試験合格”のみを目指すロースクール生と、試験のノウハウのみを教える教員の姿を目の当たりにします。

裁判官時代は一つの事案に対してじっくりと時間をかけて向き合っていた柊木。そんな彼女は、未来の法曹界を担う学生たちに対して“人々の行動に隠れたなぜ?”を重視することを教えます。

実際の事件を扱うときに向き合うのは、法だけではなく、さまざまな事情を抱えた人間と向き合う必要もあるからです。そこで柊木は毎回、ある判例を取り上げて、そこに登場する人物の行動に着目します。

柊木とは全く違う価値観を持った生徒たちに対して、授業を通して法の教科書には載っていない“気づき”を与えていきます。

【女神の教室】第1話の「あらすじ」と「ネタバレ!」1月9日放送

第1話放送日タイトル
1月9日(月)裁判官からロースクールの教員へ!

【女神の教室】第1話のあらすじ

東京地方裁判所の裁判官である柊木雫(北川景子さん)は、「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、1つの案件に丁寧に時間をかけすぎてしまうので、日々仕事を効率よくこなすことができていませんでした。ある日、裁判所所長から呼び出された柊木は、ロースクールへ実務教員として赴くよう突然の勤務辞令を受けます。柊木は裁判官との兼務だと思っていましたが、まさかの専任。しかし彼女はめげることなく、青南大学法科大学院、通称“青南ロー”へと赴きました。

▼第1話のあらすじ詳細

教務主任である里崎健一郎(小堺一機さん)の案内で、「刑事訴訟法基礎」を担当することになったと学生たちに紹介された柊木は、早速、前期期末の答案を返却します。そこで一人一人の名前を呼んで返却した柊木は、学生たちからいきなり不評を買います。さらには、正解の答案にびっしりと赤字でコメントを連ねたことを、学生の照井雪乃(南沙良さん)や真中信太郎(高橋文哉さん)たちから、司法試験の対策には関係ないと言われてしまいます。その後に行った講義でも、効率の悪い実務の話題をとりあげた柊木は、すっかり学生たちから反感を買ってしまいました。

“青南ロー”で学生たちに人気なのは藍井仁(山田裕貴さん)という教員で、学院長の守宮清正によると「彼は自主ゼミで司法試験合格者を輩出するエース教員だ」と言います。柊木は藍井の授業を見学しますが、徹底的に無駄を省いた授業で、できの悪い学生を置いて行くようなやり方に疑問を持ちます。そんな中、歓迎会に参加した柊木は、守宮から、柊木と藍井の2人で実務演習を受け持ってもらいたいと告げられます。しかし、教育方針の違う2人は言い争いになってしまいます。守宮は、実務演習で弁護側と検察側に分かれ、学生たちと模擬裁判をやってもらうので、そこでお互いに理想の教育をぶつけあってみては、と2人に提案しました。

【女神の教室】1話のネタバレ!

東京地方裁判所の裁判官、柊木雫(北川景子さん)のモットーは「人を知らなければいい法律家にはなれない」ですが、そのモットーが仇となり裁判所所長からロースクールの派遣教員の異動命令を受けます。異動の理由もよくわからなくてモヤモヤしながら公園で大好きな花屋のとんかつ弁当を頬張った柊木。噴水の横に大の字になり空を見上げ「やるしかない!」と自分を奮い立たせました。

▼1話ネタバレ詳細!

青南大学法科大学院、通称「青南ロー」の教壇に立った柊木。裁判官という柊木の肩書を聞いた学生の桐矢純平(前田旺志郎さん)は柊木を女神だと崇めます。しかし、同じ学生の照井雪乃(南 沙良さん)は裁判官として何か問題を起こしたから派遣教員になったのでは?と鋭い指摘をします。実務に重きを置く柊木の授業を真っ向から否定する照井。司法試験に受からなければ自分たちには将来なんかないと、柊木のことを言い負かしてしまいました。気持ちを新たに頑張ろうと授業に臨んだ柊木の初日に待っていたのは、歓迎ではなく厳しい洗礼でした。

学院長の守宮(及川光博さん)から歓迎会という名目で呼び出された実務家教員の柊木と研究家教員の藍井(山田裕貴さん)は、まるで火と油のようでした。意見が対立する2人に模擬裁判をやるように学院長命令を下す守宮。もちろん2人は全力で断りますが、まんまと守宮の口車に乗せられてしまい模擬裁判をやることになるのです。

弁護側をやることになった柊木は、自分の予想に反してやる気のない生徒たちに驚かされますが、助け船を出すことなくじっと見守っていました。最初はお互いのことに興味のなく衝突寸前の3人でしたが、天野向日葵(河村花さん)の疑問をキッカケに、架空であるはずの被告人のことを知りたいと思い始めるのでした。模擬裁判の弁護を成功させるという同じ目標に向って同じ歩幅で歩き始めた3人。

いよいよ模擬裁判当日がやってきました。なんと模擬裁判のセオリーを覆して弁護側は被告人の無罪を主張する3人。落ちこぼれたちの主張は茶番だと周りのみんなに笑われます。しかし、柊木だけは実際の裁判でも事実関係が覆ることはよくあることだと話します。模擬裁判長の出した判決は「被告人は無罪」疑わしきは罰せず、今回の模擬裁判では検察側が被告人が無罪ではないという証拠を出せなかったのが判決の理由でした。

ロースクール同期で弁護士の安藤(佐藤仁美さん)の事務所に生徒たちを連れていく柊木。目的は弁護事務所の見学ではなく、本物の被告人と話をする安藤の姿を実際に見ることで、書類からだけでは真実を知るのは難しいことだと知ってもらうためでした。

被告人を目の当たりにして、あらためて法律が人と繋がっていると感じた生徒たちでしたが、照井だけは模擬裁判も安藤の弁護士事務所に行ったことも全て無駄だったと言い放ちます。裁判官になれたエリートの柊木には、合格者3人の実績しかない「青南ロー」で切羽詰まっている自分の気持ちなんかわからないという照井。

しかし、柊木は照井たちが思っているようなエリートではありませんでした。法律を学びたくて名もない大学の経済学部から「青南ロー」に入学し、努力を重ねてやっとの思いで裁判官になっていたのです。

【女神の教室】第2話の「あらすじ」と「ネタバレ!」1月16日放送

第2話放送日タイトル
1月16日(月)柊木からの新たな課題に学生たちは?

【女神の教室】第2話のあらすじ

田辺浩(田村健太郎さん)は、青南ローを卒業した後も司法試験合格を目指して、努力を重ねていましたが突然倒れてしまいます。教え子の桐矢純平(前田旺志郎さん)から藍井仁(山田裕貴さん)が田辺に厳しい言葉をぶつけていたと聞いた柊木雫(北川景子さん)。

▼第2話のあらすじ詳細

藍井にその経緯を尋ねます。「受かる見込みのない学生に夢を与えても人生を台無しにするだけ」だという藍井。落ちこぼれのレッテルを貼られている水沢拓磨(前田拳太郎さん)、天野向日葵(河村花さん)、桐矢らも田辺と同じ道をたどると言われてしまいます。そんなことはないと藍井に反発する柊木は、学生たちのことをもっと知りたいと思います。藍井に小馬鹿にされる柊木が、実務演習の課題に選んだのが『銭湯』です。柊木がこの実務演習から桐谷たちに伝えようとするのは…。

【女神の教室】2話のネタバレ!

青南ロー卒業生後も司法試験合格を目指して頑張っていた田口(田村健太郎さん)は、ストレスと過労による不整脈で倒れてしまいました。田口が藍井(山田裕貴さん)から司法試験合格の可能性はないと言われたことを知った柊木(北川景子さん)。すぐに藍井の元へ行き田口について話そうとしますが、藍井は田口の名前さえよく覚えていませんでした。生徒の夢に寄り添うのが教員という柊木に、そんなやり方をしていたら第二の田口を生むだけだと言い立ち去ります。

▼2話ネタバレ詳細!

今回、柊木が学生たちの実務演習のテーマに選んだのは「銭湯」でした。A4のコピー用紙1枚にあるのは、10行程の状況説明だけです。5人で話し合い一つの結論を出すようにと言う柊木。

無駄な授業だと感じる優等生の雪乃(南沙良さん)はうんざりした表情を浮かべます。しかし、柊木は気にする素振りを見せるどころか、さらにみんなのことをもっと知りたいからと志望動機書を記入するよう渡しました。

タトゥーを理由に入浴を断ることの是非について話し合うと、タトゥーを入れてるなら入浴を断られても当然という意見にまとまりかけますが、水沢(前田拳太郎さん)だけはタトゥーだけを理由に断るのはおかしいと意見します。結局、この日に5人の意見はまとまらず、次へ持ち越しとなります。

藍井はこんな授業は学生たちにとって無駄な時間だといい、成績が下位の3人が卒業しても司法試験に受からず路頭に迷うだけだと言います。

これ以上時間を無駄にしたくない雪乃は、真中(高橋文哉さん)にみんなを集めて事前に意見をまとめるように指示します。向日葵(河村花さん)も桐矢(前田旺志郎さん)も同意しますが、水沢だけは予定があると断ります。前回、水沢だけが違う意見を述べたことでこの状況になってるのだから参加するべきだと真中は言いますが、水沢は帰ってしまうのでした。

その後偶然、水沢がタトゥーのある男に金を渡しているところを目撃し、なぜ実務演習の時にタトゥーの男を養護したのか腑に落ちたみんな。タトゥーに対する偏見を持つ真中と水沢は一触即発の状態でした。友達は選ぶべきだと伝える向日葵に、楽に生きている奴らにはわからないと言い捨てる水沢。

授業が終わり水沢が急ぎ向かっていたのはバイト先でした。風呂なしの安アパートに住み、昼食は手作りおにぎりと水道水、授業料を払うためにバイトを掛け持ちしながら倹約生活を送っていた水沢は、大変な思いをしているのは自分だけだと思っていました。

しかし、向日葵は父親から青南ローにこれ以上いても司法試験合格は無理だから退学しろと言われて悩んでいました。桐矢は自分の意見があるのに言えずに悩んでいました。本当は検察官になりたい桐矢でしたが、提出した志望動機書のなりたい職業の欄は修正テープで消され空欄にしてありました。

それぞれ理由は違えど苦しんでいるのは水沢だけではなく、向日葵も桐矢も同じでした。

バイト帰りの水沢を銭湯の前で待っていた桐矢。2人は銭湯でお互いの本心を打ち明けます。実務演習の結論をきちんと5人で話し合って決めたいと思う2人は、翌日、水沢が真中に決闘を申し込むという大芝居を打ちます。まんまとハメられて大慌てて駆けつける向日葵と雪乃。そうしてメンバー全員を集めた水沢と桐矢は、みんなでもう一度話し合おうと頼みます。

今までとは違い積極的にみんなの意見をまとめる真中が水沢にも謝罪するのを見て、雪乃は驚きを隠せません。真中が急に実務演習に前のめりになったのには学院長に気に入られるためという理由がありました。柊木が学院長の元教え子だと知り、学院長が期待している柊木の授業で結果を出せば、学院長の推薦が貰えるはずだと踏んでいたのです。真中は雪乃とは違うアプローチで司法試験合格を狙っていたのでした。

まとまった意見を発表する5人のために、柊木は喜び勇んで藍井と里崎にも声をかけます。その結論が最初の授業で出したものと変わらないのを聞いて、やっぱり無駄な授業だったと藍井は言います。しかし、5人の出した結論には続きがありました。もっと個人を尊重できる社会にできるはずだと考えたみんな。タトゥーが入っている人も銭湯側もお互いが歩み寄り尊重し合える提案が加わっていたのです。

司法試験には絶対出ない問題だし、みんなが出した答えも理想過ぎると苦言を呈する里崎でしたが、柊木はみんなの出した答えは大正解だと拍手を送りました。藍井はというと仕方なくパラパラの拍手送り教室を後にします。

落ちこぼれの3人が厳しい状況に何ら変わりはないと伝える藍井ですが、柊木は晴れ晴れとした表情でみんなが諦めない限り、教員の務めとしてみんなを全力で信じるキラキラした目で宣言するでした。

あかり

雪乃は真中にちょっと引いていましたね・・・

【女神の教室】第3話の「あらすじ」と「ネタバレ!」1月23日放送

第3話放送日タイトル
1月23日(月)黙秘権のディベート対決で学生たちに何が?

【女神の教室】第3話のあらすじ

刑事の風見颯(尾上松也さん)に呼びよめられる柊木雫(北川景子さん)。風見は自分が担当した事件のことで、裁判官としての柊木の見解を聞かせて欲しいと頼みます。しかし、その裁判に携わっていない自分が簡単に意見したり出来ないと、風見の申し出を断ります。

▼第3話のあらすじ詳細

その次の日、柊木が新たな実務演習の講義でテーマにしたのが「黙秘権」です。柊木の設定はこうです。郊外の森で男児A君の死体が発見されます。森に残されていたのはA君と男Xが一緒に歩く足跡。その証拠しかなく目撃者もいない為、Xの証言が犯行の決め手となるのですが、そこで黙秘権を使ったとしたら起訴は出来たとしても無罪となる可能性が高くなります。

相変わらず無駄な授業だと感じている藍井仁(山田裕貴さん)をよそに、柊木は黙秘権について肯定派と否定派に別れてディベートをするように伝えます。肯定派は真中信太郎(高橋文哉さん)・水沢拓磨(前田拳太郎さん)・天野向日葵(河村花さん)、否定派は照井雪乃(南沙良さん)・桐矢純平(前田旺志郎さん)。柊木の授業は司法試験の役に立たないと思っている雪乃は「ディベートでは喋らない」と言い出し、桐矢は1人で肯定派に立ち向かうことになります。

そんな中ディベートが開始されるも、肯定派の意見に追い詰められる桐矢。そんな桐矢を見て雪乃が口をひらきますが、黙秘権は加害者擁護だ!と冷静さを失った態度をみせます。その言葉はまるで被害者の痛みを代弁するかのよう。ジャッジを任された藍井は否定派の勝利だと判断した一方、雪乃の感情的な発言は弁論ではないと指摘します。次回は肯定派と否定派を入れ替えてディベートすると柊木が言い、その日の講義は終了しました。

講義の後、柊木は加害者擁護に感情的になっていた雪乃について藍井に相談をするのですが・・・。

【女神の教室】3話のネタバレ!

柊木は警視庁捜査一課の風見と会っていました。ある無罪判決を知っているかと柊木に尋ねる風見。塾講師が教え子の女子高生に強制わいせつをしたという裁判で、判決で無罪になりました。ある程度は知っていると答える柊木に、この判決をどう思うかと尋ねますが、実際に見たり聞いたりしていないので何とも言えないと答える柊木でした。

▼3話ネタバレ詳細!

父親と約束した向日葵は司法試験に失敗して強制送還にならないように必死に勉強していました。水沢といい雰囲気の向日葵を見て、桐矢はなぜか心がもやもやしていました。

今回は「黙秘権」の必要性をみんなに問いかける柊木。2つのチームに分かれて黙秘権についてディベートをすることにします。肯定派は真中と水沢、そして向日葵の3人で、否定派は桐矢と照井の2人でした。
ジャッジは論理的思考の塊である藍井にお願いしたことで、メシア藍井にアピール出来る絶好のチャンスだとみんなのやる気を煽る柊木。

桐矢に「ディベートではしゃべらない」と言っていた雪乃でしたが、黙秘権は加害者擁護だ!と感情的に主張しみんなを驚かせます。藍井のジャッジは否定派の勝利でした。ただ、後半部分はあまりにも感情的な意見で弁論ではなかったと藍井は雪乃に伝えます。次回は肯定派と否定派を入れ替えてディベートすることになり、その日の講義は終了。加害者擁護するためにある黙秘権を心底否定していた雪乃について、柊木は、雪乃の過去に何かあるのだと感じていました。

雪乃が自分と同じ検察官志望だと知った桐矢は、雪乃を誘い柊木のツテで実際の裁判の見学に行きました。もちろん雪乃は断りましたが、桐矢の情熱に押され一緒に行くことにしました。裁判で、検察官の横溝(宮野真守さん)は何も話さない被告人に、本心を教えて欲しいと熱心に何度も優しく問いかけます。

今まで話さなかった被告人が少しずつ話し始めるのを目の当たりにした桐矢と雪乃。裁判を終えた横溝は検察官の仕事の責任の重さについて2人に話しました。被告人を犯罪者にさせるかもしれない大変な仕事に向き合えるのは、弁護人がいるからだと伝えた横溝。弁護人は検察官にとって敵でもあり味方でもあると言うのでした。

柊木から、自分と同じくらい成績が悪かった横溝が、検事になれたのは諦めなかったからだと聞く桐矢。
向日葵と水沢は中間テストとは名ばかりの藍井ゼミ選抜テストについて話していました。10位までに入るなんて無理だという向日葵に、自分は諦めていないと話す水沢。少しでも早く弁護士になるためには藍井ゼミに入るのが一番の近道だと思っていたからでした。

肯定派の意見を1人自習室でまとめていた桐矢は、雪乃に「要領が悪い」と痛いところをつかれます。今日の横溝の裁判を見学して、戦いで1つの真実を求めるというのはディベートも同じだと感じた桐矢。要領の悪さは自分が一番わかっていましたが、たとえ1人でも全力で取り組みたいと雪乃に話しました。

ディベート当日、否定派に転じた真中の熱弁に、出る幕がないと感じた向日葵と水沢。もう結論は出たのでは?とジャッジを求める真中でしたが、柊木はまだ少し時間があると肯定派の2人に声をかけました。桐矢は力強く話し始めました。黙秘権は被告人にとって武器、法律家として戦うためにも被告人には武器を持たせるべきだという桐矢。黙秘権は加害者擁護のためだけではなく、法律家を犯罪者にしないためにも必要だと言い切ったところで制限時間となりました。

藍井の下したジャッジは…肯定派の勝利でした。肯定派の意見が理にかなっていたという藍井の言葉に、桐矢を称える向日葵と水沢でしたが、真中だけは雪乃の意見だと見抜いていました。言葉にして話したのは桐矢でしたが、この意見をまとめたのは雪乃でした。あの後自習室で、意見は自分がまとめるから、話すのは桐矢に任せると提案していたのでした。

柊木は、「個人にはさまざまな感情があり、国家権力といえど強制的に介入するべきではない。思いは人が人であるために必要であり、それを保証する黙秘権は必要だ」と自分の考えを述べます。その意見を聞いた雪乃は、藍井はどう思うかと尋ねます。当たり前にある権利について授業で議論するなど無駄だという藍井でしたが、最後には柊木の意見に全面的に同意すると罰が悪そうに言うのでした。

今回の実務演習を終えた柊木は、もう一度あの裁判について自分なりに考えたいと風見に伝えます。

水沢が向日葵をどう思っているのか、どうしても気になった桐矢は思い切って水沢に尋ねます。しかし、水沢は「黙秘権を行使する」と言い出し、水沢の本心を聞くことができませんでした。結局、もやもやした気持ちを晴らすことが出来なかった桐矢でした。

雪乃は、柊木と藍井に、試験勉強に集中するため実務演習の授業を辞めると言い出します。必死に説得しようとする柊木でしたが、藍井は辞めたいなら辞めればいいと突き放します。そして、ある書類を掲示板に貼りだしておくようにと雪乃に伝えたのですが…。

掲示板に貼りだされた内容に青ざめる学生たち。それは年末だったはずの藍井ゼミ選抜テストを、来週の11月28日に早めるという告知でした。

【女神の教室】第4話の「あらすじ」と「ネタバレ!」1月30日放送

第4話放送日タイトル
1月30日(月)藍井ゼミ選抜テストで大混乱!

【女神の教室】第4話のあらすじ

通称「藍井塾」とよばれる藍井仁(山田裕貴さん)のゼミの選抜テストが、何の前触れもなく予定より早く行われることになり焦る学生たち。どんなことがあっても藍井ゼミに入りたい学生たちは、柊木雫(北川景子さん)の講義中でも、選抜テストの勉強を優先します。そんな状況では「ちっとも授業にならない」と藍井にクレームを入れる柊木ですが、藍井は学院長の守宮清正(及川光博さん)からも許可を貰っていると言い返します。

▼第4話のあらすじ詳細

真中信太郎(高橋文哉さん)、桐矢純平(前田旺志郎さん)、水沢拓磨(前田拳太郎さん)、天野向日葵(河村花さん)たちは、成績優秀の雪乃が試験勉強のために実務演習を辞めたことを藍井から聞き驚きを隠せません。

学生たちが焦っていると気づきながらも新しい実務演習の課題を出す柊木。

今回柊木が出したのは、民事事件に関するもの。とび職の親方Aが元請け業者である工務店B社から依頼を受けた仕事中に、マンションの2階から転落してケガを負います。それから1ヶ月後に転落事故が原因の硬膜外出血でAさんは急死。Aの妻が転落防止ネットをしていなかったB社に損害賠償請求したものの認めてもらえない、という事案です。柊木は次の授業までに、この事件でどのような結論が妥当か検討するように学生たちに伝えるのですが…。

そんな中、久しぶりの学生時代の友人たちと飲みに行った真中は、一流企業に就職した友人たちの近況を聞き焦りを感じます。選抜テストに集中したいものの、友人と自分を比較してしまい、思うように勉強できません。さらには、妹の美羽(山口まゆさん)が自分が学生時代に就職試験で落ちた会社に内定をもらったことを聞き、さらに焦りを募らせます。

やってきた選抜テスト当日。予想以上の問題数を難なく解いている雪乃、考え込みつつ進める桐矢、水沢、向日葵。一方で、真中は思うように進められず時間だけが過ぎていき…。

【女神の教室】4話のネタバレ!

藍井ゼミの選抜テストが年末から11月28日に早まったことに動揺を隠せない学生たち。不合格で司法試験に受かった奴はいないと戦々恐々とした空気に包まれていました。それでも柊木は実務演習を続けると宣言します。しかし、照井だけは選抜テストに集中するため実務演習を辞めてしまいました。

▼4話ネタバレ詳細!

今回の実務演習の課題は民事事件、その資料の分厚さに簡単な課題でないことは明白でした。とび職のAが元請け業者の工務店B社からの仕事中、マンション2階から落ち1ヶ月後に転落事故が原因の硬膜外出で急死。Aの妻が転落防止ネットを設置していなかったB社に損害賠償請求したが拒否されているという事案でした。

打倒だと思う結論を提出するようにとみんなに伝える柊木。しかし、みんなはこのテスト前の大切な時にそんな余裕はないと訴えます。提出はテストが終わってからで大丈夫という柊木の言葉に少し安堵はしますが…。少し話しただけでもこの課題の結論はそう簡単に出せるものでないと学生たちは気づいていました。

ロースクールでは優等生の真中でしたが、友人たちとの会話の中に密かな劣等感を抱いていました。家では内定を貰ったと喜ぶ妹から「頑張って」と言われ胸中は穏やかではありませんでした。なぜ自分がこんな目に遭っているのか納得できずイライラしていました。

いよいよ、選抜テスト当日。桐矢はこのテストが終わったら実務演習に戻って来て欲しいと照井に頼みますが、即答で断られました。選抜テストが上手くいかなかった真中は、水沢の気持ちの切り替えの速さが気に障り、めずらしく感情を爆発させました。自分は水沢たちとは違って特別だという真中の発言に、真中みたいな奴が法律家になっていいのかと柊木に問う水沢。

悩む柊木。そしてふと選抜テストの問題を目にして、その問題を夢中になって解き始めます。気が付くと守谷がみていました。その問題は藍井が一人で作ったのだと言い、一人でも多くの学生を司法試験に合格させるため選抜テストを早めたのでは?と言います。柊木がそうして自分と藍井を組ませたのか尋ねると、「自分の夢のために二人も必要だから。正面からぶつかる二人はいいコンビだ」と答えました。

柊木は実務演習の予定を急遽変更したいとみんなに伝えました。課題の民事事件の模擬裁判を公開でやることにしたのです。今回の原告と被告は自分たちで選んでいいと言われ、水沢は原告(とび職Aさん側)を選びました。続けて桐矢も原告を選び、向日葵と真中は被告(工務店B社)を選びました。しかし、真中は柊木に被告人をやりたいと言い出します。今回は被告人はいらないと伝える柊木は、本当の理由は水沢と真っ向勝負を避けたいからでは?と尋ねました。真中が柊木に言い返さなかったのはそれが図星だったからでした。

模擬裁判を見ていた学生たちは、被告側の弁論を真中でなく向日葵がしたことに驚いていました。

原告側の水沢たちがガッツリ準備をして臨んでいる様子を見て、原告側の真中たちが不利だと感じていました。そんな中、沈黙を破った真中は裁判の中断を申し出ます。和解を提案したいという理由からでした。

和解では模擬裁判にならないからダメだと言う裁判長役の里中。しかし、柊木は和解は民事裁判ならではの大切な仕組みなので、学生たちに委ねてみてはと提案します。

真中が和解を提案した理由は、この裁判や水沢との真っ向勝負を避けたいと思ったからではありません。この裁判に真剣に向き合う向日葵や水沢たちの姿を見て、考えることが大切なんだと気づいたのです。だからこそ、真中はこのまま勝ち負けを争うよりも、和解を選ぶことが一番の解決策だと考えました。

みんなは原告と被告お互いが納得できる和解の条件を本気で話し合いました。Aさんの色々な条件から4720万の損害賠償金を提示した真中。妥当な金額かと思われましたが、水沢はそこに慰謝料を足して7000万だと言ってきました。その金額に驚きますが、家族を失った悲しみを慰謝料に反映するべきだという水沢の主張に納得する真中でした。

和解は成立し模擬裁判は終了しました。刑事事件と違って民事事件では双方の事情で、解決までかなり時間がかかると話した柊木。勝てる弁護士がいい弁護士とは限らない、依頼人に寄り添える弁護士こそがいい弁護士なのだと続けました。そして、いつかみんなが法曹の場に立った時、今日の授業を思い出して欲しいと伝えたのです。

和解という選択肢を思いつかなかった水沢は、素直に真中はやっぱりすごいと伝えました。真中もまたAさんとAさんの家族に深い想いを持って弁護する水沢の姿はすごかったと伝えるのでした。水沢とは少し違うタイプかもしれないけど、自分もいい弁護士になりたいと初めて本音を打ち明ける真中でした。2人の間の見えない壁はいつの間にか消えていました。

真中の変化を目の当たりにしても、柊木のやっている実務演習は無駄だと考える藍井。

選抜テストの採点を手伝うと満面の笑みを見せる柊木にギョッとします。

1人1人にコメントを書く柊木のやり方ではいつまで経っても終わらないと断り立ち去りました。

初めて実務演習の必要性を感じた真中は、照井に実務演習も悪くないと笑顔で伝えました。しかし、真中の言葉が照井の心に届くことはありませんでした。照井は柊木がくれた和菓子を置き去りにして帰ってしまうのでした。

【女神の教室】第5話の「あらすじ」と「ネタバレ!」2月6日放送

第5話放送日タイトル
2月6日(月)学生たちに魔の手が襲い掛かる!

【女神の教室】第5話のあらすじ

藍井仁(山田裕貴さん)が行ったゼミ選抜テストの結果を気にする柊木雫(北川景子さん)。藍井は合格発表を次の週まで延ばすと教務主任である里崎健一郎(小堺一機さん)に伝えます。テストを受けた学生たちの照井雪乃(南沙良さん)、真中信太郎(高橋文哉さん)、桐矢純平(前田旺志郎さん)、水沢拓磨(前田拳太郎さん)、天野向日葵(河村花さん)はなぜ発表が先延ばしにされたのか気になります。

▼第5話のあらすじ詳細

そんな中、真中に家の門に置かれていたという鳩のレプリカを見せられ驚く柊木。イタズラでは済まされないこの出来事について柊木は学生たちに問いかけます。果たしてこの出来事は「何かの罪に問えるか」。水沢がバイト先のマンションでカラスの死骸があったことを思い出します。さらには向日葵は鳥の糞が自転車のサドルについていたこと、桐矢はいくつもの黒い折り鶴が郵便受けに入っていたことを明かします。

柊木は嫌がらせがどれも鳥にまつわるものであることが気になります。藍井に学生たちの身近なところで起きた嫌がらせについて相談する柊木。真剣に相談する柊木を藍井は全く相手にしません。たまたま鳥に関することが重なっただけだと言い気にも留めない藍井です。

それでも気になる柊木は嫌がらせについて考えながら売店に向かい雪乃と会います。そこで痴漢の被害を受けたという女子学生の声を耳にした雪乃は怯えた様子でしゃがみ込んでしまいます。雪乃を落ち着かせるため手を伸ばす柊木ですが、雪乃は手を払いのけその場を去ってしまいます。

学生たちに選抜テストの自己採点結果を聞いて回る真中は、雪乃に会いイタズラについて話します。すると雪乃も、身に覚えのない鳥の写真がカバンに入っていたことを思い出します…。

【女神の教室】5話のネタバレ!

いつものように学校に向かうバスに乗る照井。バスは混みあっていて駆け込んできた男性が照井の隣に立ちました。その男性の荒い息づかいを聞き、高校時代の満員電車を思い出した照井。
今日の自分の頑張りを写真に撮る向日葵。勉強日記としてSNSにアップするのが最近の向日葵の日課でした。そこへ紙袋を持った真中が合流します。紙袋の中をみんなに見せようとしたタイミングで柊木が通りがかりました。真中は柊木を呼び止めて紙袋の中身を見せます。それを見た柊木はレプリカと気づかずに悲鳴を上げました。

▼5話ネタバレ詳細!

いたずらにしては悪質だと思った真中は、何かの罪に問えないのかと柊木に尋ねます。答える前にみんなはどう思うかと尋ねる柊木。吊るすだけでは罪に問えない、落書きなら器物損壊など、みんなから色んな意見が出ました。ふと、バイト先でカラスの死骸が落ちていたことを思い出した水沢。向日葵は自転車のサドルに鳥の糞が、桐矢はポストに黒い折り鶴が入っていたのを思い出しました。みんなに起きた出来事を不審に思い藍井に相談する柊木。しかし、藍井は全く取り合ってくれません。それどころか、ただのカクテルパーティー現象なのに、ぴーちくぱーちくうるさいと言います。

痴漢の記憶がフラッシュバックし売店に水を買いに行く照井。そこで痴漢に遭った学生の声を聞き、過呼吸の発作で倒れてしまいます。心配する柊木に痴漢被害に遭ったことがないなんて「いい人生ですね」と言い残し立ち去る照井。柊木は照井の言葉が気になり、痴漢被害について同期の安藤と横溝に相談しました。泣き寝入りをしたり、自分を責める被害者が多いことを知り怒りを露わにします。

鳥に関するいたずらは照井にも及んでいました。照井のバッグに紛れていた写真を見た桐矢は「百舌の早贄(はやにえ)」だと言います。みんなの身の回りで起きていることが偶然だとは思えず、実務演習で相談することにした5人でした。

前回と同じ電車に乗りまた痴漢に遭い、自分を責めている学生を見かけた照井。発作が起こりそうになりながらも、自分を責める必要なんてないと伝えました。その痴漢を捕まえようと駅のホームに向かう照井。勇気を出して満員の電車に乗り込みますが、耐え切れずに駅のホームに座り込んでしまいます。そんな照井を駆けつけた柊木が抱きしめました。そして、痴漢されないことが幸せではなく、それが普通にならなきゃダメだと伝えます。実は照井が一番腹を立てていたのは、声を上げることが出来なかった自分でした。そのことを柊木に打ち明ける照井。初めて本心を打ち明けたのです。

今回の実務演習は迷惑防止条例違反に関するものでした。朝の散歩で小学生の登校風景を繰り返し盗撮し続けたX。職員に注意されても止めなかったため現行犯逮捕されたという事案でした。みんなから実務演習の意見が欲しいと言われ議論に加わる照井。なぜXは盗撮を止めなかったのか?ここで意見を求められた照井は痴漢に遭ったことで電車に乗りたくても乗れなかったと打ち明けました。みんなこの言葉からXも意思が弱くて盗撮を止められなかったのでは?考えます。いつもは4人の教室に照井が加わっていることに驚きを隠せない藍井。

5人で話し合った結論は「不起訴にすべき」でした。Xはあくまでも通学風景を撮影していただけ、刑罰ではなくXの盗撮意欲を減らす対処をすることが最善だと考えた5人。被害者のためには再犯を減らすことが一番だというのがみんなが出した結論でした。

この結論にたどり着けたのは、みんなと話し合ったからだと感じた照井。柊木が出している課題は無駄でもないかもと藍井に伝えました。いつものようにSNSに勉強日記をアップした向日葵。いつも「いいね!」をくれるcrowのアカウントを何気に覗くと、そこには自分たちの写真があり青ざめるのでした。

あかり

照井ちゃん、そんな事が…。誰にも相談出来ずに辛かったですよね。。

【女神の教室】第6話の「あらすじ」と「ネタバレ!」2月13日放送

第6話放送日タイトル
2月13日(月)ついに犯人の正体が明らかに!柊木の過去に一体何が!?

【女神の教室】第6話のあらすじ

柊木雫(北川景子さん)や照井雪乃(南沙良さん)、真中信太郎(高橋文哉さん)たち学生は、鳥にまつわるいたずらに悩まされます。少しずつエスカレートする中で、crow(カラス)というアカウント名でSNSに柊木や学生たちの写真がアップされます。刑事の風見颯(尾上松也さん)に相談する柊木。しかし、肖像権の侵害にはギリギリあたらない写真のため警察は動けないといいます。

▼第6話のあらすじ詳細

風見が学院長の守宮(及川光博さん)とこの件を話している最中に、青南ローと柊木が確認できる写真が新たにアップされます。風見はアカウント名のcrowは裁判官の法衣からきていると考え、ターゲットは柊木かもしれないと思います。急ぎ柊木に連絡をする風見。柊木のカバンには知らないうちにカラスの羽根が忍ばされており…。

その頃、藍井(山田裕貴さん)が担当するゼミの選抜テストの結果が発表されます。例年の10人の合格者が5人に絞られる中、実務演習クラスからは雪乃と成績下位の天野向日葵(河村花さん)の2人が合格します。向日葵は選抜テストに漏れた真中たちの様子に、自分が合格したことを申し訳なく思います…。

そうとは知らない真中は、自分の家に桐矢(前田旺志郎さん)と水沢拓磨(前田拳太郎さん)を呼び反省会をします。

次の日、藍井ゼミの合格発表の掲示を新しくアップするcrow。その写真がアップされたことで、実務演習クラスのみんなは不安になります。そんな中、風見からcrowが何者なのかわかったと柊木に連絡が…。

豆ねこ

犯人は誰・・・(・・?

【女神の教室】6話のネタバレ!

いよいよ藍井ゼミ選抜テストの結果が発表されます。柊木の実務演習を受けていた5名の中から選ばれたのは、照井と向日葵の2名だけでした。落ち込む真中たちの姿を見た向日葵は、嬉しさよりも申し訳なさが先に立ち喜べずにいました。
大好きなとんかつ弁当を買いに出かけた柊木は、風見からの電話に気づき交差点で立ち止まります。crowの狙いは柊木かもしれないと伝える風見。先程、青南ローから出かけた柊木が写る写真をアップしていたことから、crowの狙いは柊木だと風見は考えました。

▼6話ネタバレ詳細!

藍井ゼミの選抜に漏れた真中は、水沢と桐矢を自分の家へ誘い鍋を囲んでいました。藍井ゼミの選抜テストの感想を語り合う3人。落ち込んでいるかと思いきや、手ごたえを感じたと話す真中の表情は希望に満ちていました。司法試験より難しい藍井ゼミ選抜テストでそう感じたから、司法試験合格も見えてきたと前向きな言葉を発しました。真中と同様に手ごたえを感じていた水沢と桐矢。3人で酒を酌み交わしながら司法試験合格を誓いあうのでした。

そんな時に、青南ローの掲示板に張り出された藍井ゼミ選抜テストの結果の写真をcrowがアップしました。犯人は青南ローにいると睨み、青南ローの近くでバスに乗り込もうとした怪しい男を止めた風見。その男が黒い鳥の羽根を落としたことからcrowだと気づく風見でした。

自分に出来ることは何か考えていた柊木。何かを思い立ったように問題を解き始めました。藍井に自分が解いた問題を採点して欲しいと頼みます。学生たちの気持ちを理解するために、柊木は藍井ゼミ選抜テストの問題を自分でも解いてみました。裁判官の柊木も苦戦するほど、藍井ゼミ選抜テストの問題はハイレベルでした。

その頃、風見から連絡をもらい、crowの正体が津山邦彦だったことを聞かされた柊木。これまで裁判をした資料の山から、津山邦彦の裁判の資料を探し出します。津山邦彦は、5年前の社員寮に放火したという事件の被告人でした。ただ、その津山邦彦がなぜこんな嫌がらせをしたのかわからない柊木。この事件の裁判資料を持って藍井の元を訪れます。柊木が驚くほどのスピードで、裁判資料に目を通してしまう藍井。もしかすると判決が間違っていた可能性もあると考えた柊木は、藍井に意見を聞かせて欲しいと頼みます。嫌々ながらに再検証につき合う藍井でした。

そこへ自習をしていた真中たち5人が駆け込んできました。crowがまた写真をアップしたのを見たからでした。藍井はこの写真では証拠として弱いから警察は動かせないと言います。憤る5人に思わず津山の名前を口にしてしまった藍井。5人は自分たちも手伝うと言い出します。頭を抱える藍井でしたが、そんなみんなの様子を見て学院長の守宮は嬉しそうに微笑みました。

なぜ津山邦彦に恨まれているのか検討がつかない柊木。公判の再検討を手伝う5人は客観的な意見を次々に上げていきます。判決文に記されていないこともたくさん話していたという柊木。その話の中で津山を怒らせたのかもしれないと向日葵が言い出します。記憶をたどる柊木が憶えていたのは、判決後に津山にかけた「服役後は1から人生をやり直してください」くらいでした。これを聞いた真中は藍井ゼミに落ちた時、誰とも話したくなくて自習室に逃げ込んだことを思い出します。真中と同じ気持ちだったと話す桐矢と水沢。きっと、判決直後の津山も冷静な気持ちではなかったと考えた5人。その状態で柊木の言葉を受け入れられず腹を立てたと推測しました。案外いい線かもしれないとつぶやく藍井。判決や量刑ではなく自分の一言で、津山をここまで突き動かしてしまったと知った柊木。風見に立ち会ってもらい津山と会うことにしました。

柊木のことが心配で後をつけてきた5人も津山と向き合う柊木を見守ります。自分の言葉で津山を傷つけたことを心から謝る柊木。しかし、津山はこれからも柊木のことを恨み続けると言います。裁判官としてではなく、1人の人間として津山には人生をやり直して欲しいと思っていた柊木。しかし、そんな柊木の言葉が、津山を深く傷つけていました。5人はあらためて法曹に携わることの深さを思い知らされていました。柊木が伝えた真っ直ぐな思いは、津山には届きませんでした。

1人勉強をしていた照井は、柊木になぜ裁判官になったのかと尋ねました。不当解雇された父親の裁判の時の裁判長の話を始める柊木。裁判長が細やかに話を聞いてくれたことで、怒りに満ちた父親の表情が穏やかに変わるのを目の当たりにして裁判官を目指したと言います。照井はこの動機を聞き、非効率的なやり方の柊木に納得します。同時に、人を救うことに効率は関係ないと気づくのでした。思わぬ照井の言葉に喜ぶ柊木。翌日の自分がコメントをした解答用紙を嬉しそうに手にする生徒たちの姿に、柊木は胸がいっぱいになるのでした。

新年を迎え揃って初詣でに出かけた5人。絵馬に書いたのは、もちろん「5人の名前と司法試験に合格しますように」という文字でした。柊木はというと、新年早々から同期の麻理恵と横溝と一緒に飲んでいました。
ふと、いたずら事件の話になりますが、病院のような建物の写真がアップされたのを最後に収まっていると話していましたが…。

しばらくして、風見から津山が死んだと連絡を受ける柊木。おそらく自殺だと聞かされた柊木はしばらく動けずにいました。

【女神の教室】第7話の「あらすじ」と「ネタバレ!」2月20日放送

第7話放送日タイトル
2月20日(月)衝撃的な真実に柊木は!?そして、ついに司法試験へ!!

【女神の教室】第7話のあらすじ

柊木(北川景子さん)への恨みから数々のいたずらをしていた津山邦彦(安井順平さん)。刑事の風見颯(尾上松也さん)や照井(南沙良さん)、真中(高橋文哉さん)たち学生が立ち会う中で、柊木が話してから津山のいたずらは収まりますが…。柊木は風見からの連絡で、いたずら事件の犯人の津山が自ら命を絶ったことを知ります。

▼第7話のあらすじ詳細

柊木が津山にかけた言葉と自殺には繋がりはないと伝える風見。しかし、柊木は自分の考え方が間違っているのではと不安な気持ちを抱えます。すっかり自信を無くした柊木は、藍井仁(山田裕貴さん)に実務演習の課題をしばらくの間考えて欲しいと頼みます。学院長の守宮(及川光博さん)からも柊木を支えて欲しいと頼まれ、仕方なく引き受ける藍井。しかし、藍井は実務演習の教壇に立ち、課題がいくつか書かれた問題用紙を配り、学生たちに解かせることしかしません。

そんな中、桐矢(前田旺志郎さん)は自分の進路のことで悩んでいました。その姿を見て声をかけた水沢(前田拳太郎さん)に、いたずら事件の犯人の津山が自ら命を絶ったことで将来が不安になってしまったと打ち明けます。そんな桐矢のことが心配になった水沢は、雪乃に桐矢を励まして欲しいと頼みますが、雪乃自身も藍井ゼミでの成績のことで悩みを抱えていて…。

【女神の教室】7話のネタバレ!

津山邦彦が亡くなったと風見から連絡を受けた柊木。争った形跡がないことから警察は自殺だと判断しました。柊木は自分の言葉が津山を追い詰めたのかもしれないと感じます。そんな様子を感じた風見は、柊木の言葉と津山の死は無関係だときっぱりと伝えます。

▼7話ネタバレ詳細!

津山の死を知ってからずっと桐矢の表情が曇っていることを心配するみんな。柊木もまた自信を失くしてしまっていました。実務演習の課題をしばらくの間、藍井に考えてもらうことにする柊木。そんな柊木は教師失格だと思う藍井でしたが、学院長の守宮からも柊木のサポートを頼まれてしまいます。

今日も用事があると帰ろうとする桐矢を引きとめる水沢。桐矢から津山が柊木を恨んでいたことを目の当たりにして、実務が怖くなったと聞きます。検事を諦め青南ローも辞めようかと悩む桐矢に、水沢は何の言葉も返せずにいました。桐矢と同じ検事を目指している照井なら気持ちがわかるかもと思い、桐矢を励まして欲しいと頼みます。しかし、今の照井には他人を励ます余裕はありませんでした。

柊木の同期の弁護士・安藤麻理恵がとんかつ弁当を持って青南ローの柊木の研究室を訪れます。さらには同じく同期の検事・横溝太一もとんかつ弁当を持ってやってきました。2人とも柊木のことを心配して様子を見にきたのでした。そこに、答案用紙を手にした藍井も来ます。とんかつ弁当を食べていた柊木に、落ち込んでいても食欲だけはあるのかと嫌味を言って去って行きます。びっしりと解答が書かれた答案用紙を見た麻理恵と横溝は、柊木の生徒らしいと笑います。気合を入れて採点を始める柊木でしたが、そこに桐矢の答案用紙がないことに気づきます。

真中たちは桐矢を誘ってランチに行くことにします。みんなは悩んでいるのは桐矢だけじゃないと打ち明けました。自分だけじゃないと心が少し軽くなった桐矢。水沢も桐矢に1人じゃないと伝えます。
そのことを桐矢に伝えたくて、このランチ作戦を思いついた水沢でした。てっきり水沢のおごりだと思う桐矢に、それはさすがに図々しいとツッコミを入れる向日葵。真中たちは照井にも来て欲しかったと思っていました。向日葵は藍井塾で照井が苦戦していることを打ち明けます。そう聞いて照井のことが心配になる真中たちでした。

桐谷を探しに自習室に柊木がやってきます。相談したことがあると柊木を呼び止めた照井。自分の成績のことではなく、桐矢のことを相談します。照井は桐谷を励ます方法を知りたくて柊木に相談したのです。照井の相談を受けた後の柊木は、どこか晴れやかな表情をしていました。とんかつ弁当を完食した柊木は、深呼吸をして自分に気合を入れます。そして、実務演習の課題を手に教室へ向かいました。柊木の姿を見て心配するみんなでしたが、いつもの柊木に戻っていてほっとするのでした。

今回の課題「裁判の判決をAIに委ねるか否かについて」考えます。
水沢はAIの判断が正しいのか不安だと反対します。真中は逆に人の判断が常に正しいのか疑問に思います。感情に左右されないAIの判断が正確かもしれないと話します。桐矢は人が人を裁くのはリスクがあるから、AIが判断する方がいいと言います。そうすれば恨まれることもないからと続けます。向日葵はAIに判決を言い渡される被告人がどう思うのかを考えていました。AIだと被告人が伝えたいことや聞いて欲しいことがあっても、伝えることが出来ないのでは?と言います。そんな向日葵の言葉に「確かに」とうなずくみんな。それでも桐矢は恨まれるのが怖くてAIが判断することがいいと訴えます。照井は、それでも戦っている法律家が今もたくさんいると伝えます。真中がみんなの意見をまとめました。それは「AIが判決を下すメリットはあるが、判決は人間が行うべきだ」というものでした。その結論を聞いた柊木は、自分も津山の死から目を背けずに、恨まれたことも受け止めて進んでいくとみんなに伝えました。

桐矢は柊木みたいに強くない自分はどうすればいいのかと尋ねます。こんな自分は検事には向いていないとうつむきます。しかし、柊木は怖いと桐矢が感じるのはちゃんと向き合っているからだと言います。逃げずに向き合っている桐矢は検事に向いていると伝える柊木。そんな柊木自身も決して強くはなく、日々その怖さと向き合い戦っていました。逃げ出したくなる時に桐矢を支えてくれるのは、共に悩んでいる仲間の存在だと話します。ロースクールを辞めて欲しくないと言ってくれる仲間がいることは素晴らしいことだと伝えます。水沢と真中と向日葵は顔を見合わせますが、誰も柊木に伝えていません。自分も大変な中で桐矢のことを自分のことのように心配してくれた照井。これをキッカケに柊木は元気を取り戻し、桐矢もまた喜びの涙を流していました。

藍井塾のみんながA判定をとっていると聞こえてきた照井は、B判定だった自分の答案用紙を隠します。焦りを隠せずにいた照井の元に、みんなが差し入れを持ってきてくれました。いつもの様子に戻った桐矢に「単純な人はいいな」と嫌味をいう照井ですが、みんなにきちんと「ありがとう」と伝えました。今まで誰にも吐くことが出来なかった弱音を初めてみんなの前で吐く照井でした。今年、司法試験に挑戦することも明かしました。それがどれだけ大変な挑戦なのかを知るみんなは、全力で照井を応援すること決めました。心の中の不安をさらけ出した5人の距離は、今まで以上にぐんと縮まるのでした。

照井の司法試験までカウントダウンをしながら応援するみんな。その合言葉は「照井さんファイト!」
いよいよ司法試験の日がやってきました。同じ藍井塾のメンバーに「てっきり来年受けると思っていた」と嫌味を言われる照井。自分の席に着きますが、会場の空気に飲み込まれそうになります。そんな照井を落ち着かせてくれたのが、みんなが送ってくれたエールが込められた自習室の写真でした。その写真に力をもらい、照井は司法試験に臨むのでした。

豆ねこ

頑張れ!照井さん!!

【女神の教室】第8話の「あらすじ」と「ネタバレ!」2月20日放送

第8話放送日タイトル
2月27日(月)司法試験の結果は?そして藍井が引き抜きに!?

【女神の教室】第8話のあらすじ

みんなより一足先に司法試験を受けた照井(南沙良さん)の合格発表の日がやってきます。柊木(北川景子)は青南ローのテミス像に合格を祈ります。真中(高橋文哉さん)、桐矢(前田旺志郎さん)、水沢(前田拳太郎さん)、天野(河村花さん)たちも自分のことのように照井のところへ走ります。5人が見守る中、ついに合格者が発表され…。

▼第8話のあらすじ詳細

そんな中、教務主任の里崎(小堺一機さん)からある頼み事をされる柊木。藍井(山田裕貴さん)が、司法試験合格で名高い予備校から引き抜きにあっていないかを探って欲しいと言われます。すぐに藍井に探りを入れる柊木。しかし、藍井は青南ローにいるのは給料のためだとそっけない態度です。加えて勤労は国民の義務で、柊木のように「良い法律家を育てたい」という夢や目標があることは珍しいと言います。

一方で、真中は新社会人になった妹の美羽(山口まゆさん)のことで悩んでいました。一度のミスで仕事をから外されてしまったといいます。そのことでやる気を失くしそうになっていたのです。真中から話を聞く柊木は、もう一度、美羽と話し合ってみることをアドバイスをします。

藍井の行動を調べている柊木は、学院長の守宮(及川光博さん)にも藍井の予備校の引き抜きについて相談します。事情を耳にした守宮は、藍井と一席設けることにします.。守宮に頼まれて同席することになる柊木。しかし、約束の店に守宮は現れません。柊木は仕方なく藍井と話し始めますが…。

【女神の教室】8話のネタバレ!

いよいよ司法試験の合格発表の日を迎えた照井を気にかけて集まってくれた真中たち。しかし、照井の番号はありませんでした。全力で応援してくれたみんなの期待に答えられなかったことを謝る照井。もちろん、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、それ以上に悔しい気持ちでいっぱいでした。

▼8話ネタバレ詳細!

青南ローに届いた合格の声は全部で8名、下位のロースクールではあり得ない合格者の数です。

喜びを隠しきれない教務主任の里崎でした。そんな中、加藤予備校から藍井宛てに電話が入るのを聞いた里崎は、引き抜きを警戒して柊木に確かめて欲しいと頼みます。

青南ローにいるのは報酬のためだという藍井。そんな藍井に虚しくないかと尋ねる柊木。働くことは国民の義務で、柊木のように夢や希望がある人なんてほんの一握りだという藍井。驚きながらも受け入れる柊木でした。

照井は何とも言えない喪失感から、勉強する気になれずにいました。青南ローに姿を見せない照井を心配する桐矢ですが、今の照井には時間が必要だとみんなから言われます。照井が復活したらみんなでカラオケに行こうと提案する真中ですが、スマホを見て慌てて帰ってしまいます。仕事のことで悩んでいる妹から呼び出された真中。たった1回のミスで能力が低いと決めつけられ、書類整理以外の仕事をさせて貰えないと言います。給料をもらってもちっとも嬉しくないと、働く意味を失いかけていました。

その頃、まだ勉強する気になれずに、1人で悶々とした気持ちでいた照井。不合格だったことの謝罪のメールを藍井に送りますが、藍井は返信もせずにすぐに削除しました。そんな照井の気持ちに気づけない桐矢は、よかれと思って照井宛のメッセージを連投します。やっと返信が来たと喜びますが「家まで押しかけたら警察呼ぶ」とまるで桐矢をストーカー扱いした内容でした。

合格発表から一度も顔を見せていない照井を心配する柊木は藍井に相談します。しかし、藍井は自分には関係ないと冷たく答えます。もう少し生徒のことを思って欲しいという柊木に、思いなんて無駄なものだと言う藍井。研究室に戻った柊木は大の字になり照井のことを考えていました。ふと目についたカレンダーの「11月」を見て、自然に青南ローに照井を連れてくる方法を思いつきます。すぐに真中たちに計画を話し協力してもらう柊木。柊木の勢いに圧倒され嫌々ながらも藍井も協力してくれます。

家の前で照井を呼び止めた桐矢は、危うく警察に電話されそうになります。なんとか照井を連れ出し歩き始めた桐矢は、目に映る数字を法律で答えるゲームを始めます。桐矢から水沢、そして真中へバトンタッチし向日葵と歩く照井は、いつの間にか青南ローに到着していました。向日葵から照井を託された藍井は、問題を出しながら自習室まで連れて行きます。そこで待っていたのは柊木でした。このゲームは暗記が苦手だった柊木のために横溝たちが考えてくれたと言います。

自宅から青南ローまでの約10キロをいつの間にか歩いていた照井に、法律の勉強も同じだと伝える柊木。

気づいていないだけで、確実に勉強の成果は出ていると話します。照井にはゲームにつき合ってくれる仲間もいるし、この調子で頑張ればきっと司法試験も大丈夫だと伝えました。そこに集まってきた桐矢たちも照井を励まします。気づけばやる気を取り戻している照井でした。

柊木は藍井にくだらないゲームと言われてしまいますが、くだらないから息抜きになると藍井に伝えます。1人では無理だけど5人ならできると続けます。くだらないゲームだけど自分には出来ないと話す藍井。照井が戻ってきたのは柊木のおかげだと認めていたのです。

藍井の部屋で加藤予備校のパンフレットを見つけた柊木は、学院長の守宮に相談します。引き抜きは困るという守宮は柊木と藍井を誘い食事に行くことにします。そこにあえて姿を見せずに、2人で話をする時間を作る守宮でした。

照井が戻ってきたのに、真中は何かをずっと悩んでいました。妹と話をしているうちに、もしかして妹が上司から受けている仕打ちは、パワハラになるのではと詳しく調べていました。真中から相談を受けた柊木は、次の実務演習の課題を、真中の妹の実体験にすることを思いつきます。パワハラについて様々な意見が飛び交いますが、真中が気になるのはそこではなく、妹が働く意味を見失いかけているところでした。いくらミスをしたからといって、妹の働く権利を奪うことは許されないという結論に達しました。

働くことは国民の義務ですが、義務の前には平等に働く権利があるという柊木。仕事は時として収入以上のことを感じさせてくれることがあるから、その権利は誰にも奪うことは出来ないといいます。夢や希望を持たなくても、働く権利があることだけは忘れないで欲しいと伝えました。

守宮と話す藍井は、5人のやる気が驚くほど上がったと言います。守宮は司法試験の先を見据えているかもしれないと言います。ロースクールが次々と廃止に追い込まれている今。しかし、プロになってから潰れない法律家を育てるのがロースクールの役割だと守宮は思っています。人を育てるためには藍井と柊木2人の力が必要だといいます。柊木や守宮の言葉に青南ローにいる意味を気づかされた藍井は、迷っていた引き抜きを断りに行きます。柊木が来てくれたおかげで、藍井は今まで人生で感じたことのない「やりがい」に気づき始めていました。

加藤予備校のパンフレットをゴミ箱に捨てようした藍井は「津山邦彦」の名前を見つけます。研究室で大好きなとんかつ弁当を頬張る柊木に、横溝から着信があります。刑事の風見が業務以外で問題を起こし停職処分になっていることを知らせる電話でした。

【女神の教室】第9話の「あらすじ」と「ネタバレ!」3月6日放送

第9話放送日タイトル
3月6日(月)最終章!追い続ける真実の行方

【女神の教室】第9話のあらすじ

刑事の風見(尾上松也さん)が停職処分になったと横溝に聞いた柊木雫(北川景子さん)は、心配になり電話をかけます。塾講師の松下(渡部秀さん)を見張っていた風見。ストーカーだと勘違いをされ通報されてしまいます。以前、松下は女子生徒からわいせつ行為で訴えられたことがありました。しかし、被害者の女子生徒が裁判中に自殺し、証拠不十分で無罪判決になっていました。風見が前から柊木に考察を頼んでいたのがこの事件でした。

▼第9話のあらすじ詳細

風見が停職処分になったことは、照井(南沙良さん)、真中(高橋文哉さん)、桐矢純平(前田旺志郎さん)、水沢拓磨(前田拳太郎さん)、天野向日葵(河村花さん)ら学生たちの耳にも入り、柊木のもとに駆けつけます。風見はストーカーと誤解されただけだと説明する柊木。照井や真中たちは、松下の裁判について考えてみることになりました。

柊木は判決の出た事件を追い続ける風見の姿を心配します。風見がなぜこの事件にこだわるのか、学院長の守宮(及川光博さん)に相談する柊木。津山邦彦(安井順平さん)に放った風見の言葉も気になっていました。風見の行動に気になることがあると話す藍井(山田裕貴さん)。

ある日、柊木と藍井は松下のことを尋ねようと風見に会いに行きます。無罪判決に間違いはないという柊木に藍井も同意しますが、松下をこのまま野放しにはできないと強く思っている風見は…。

【女神の教室】9話のネタバレ!

風見が過剰な捜査をしたことが原因で停職処分中だと、同期の横溝から連絡をもらい驚きを隠せない柊木。風見が追いかけていたのは、前に無罪判決について柊木が意見を求められた裁判の被告人だった人気塾講師の松下でした。

▼9話ネタバレ詳細!

風見から事情を聞いた柊木は、あらためてその裁判の資料を読み返していました。ネットニュースで風見がストーカー行為をしたという記事を見た照井たちは、その事実を確かめに柊木の元へやってきます。事実無根だと聞き安堵する照井たち。しかし、柊木のデスクにあった裁判資料に目が止まります。みんなは風見が今も追っている塾講師の松下の裁判の内容を読み、無罪判決が妥当だったのか疑問を抱きます。特に照井と天野はどうしても、無罪という判決に納得することができずにいました。

風見が裁判結果に納得出来ていないと気づいていた学院長の守宮。ここまで執拗に追いかけるのには何か理由があると感じていました。柊木に事情を聞いて欲しいと頼みますが、そこに藍井も同行したいと申し出ます。他人に興味を示さない藍井が自ら風見に会いに行くと聞いた柊木と守宮は驚きを隠せません。全体の0.1%しかない無罪判決に興味があるからだと言いますが、本当は風見に会って確かめたいことがありました。

無罪判決は妥当だという柊木の言葉に理解を示しながらも、松下を野放しにしておくことは出来ないという風見。法学者としての見解を伝えに来たはずの藍井でしたが、本当はなぜ風見がここまでこの裁判にこだわっているのか、その理由を知りたくてやってきたのでした。

実は風見の妹もこの裁判の被害者と同じような目に遭っていました。学校の先輩に部室で襲われたのですが、恐怖のあまり助けを求めることができませんでした。しかし、近くに大勢の人がいたのに助けを求める声が聞こえなかったという理由で、その先輩は無罪となり今も普通に暮らしているといいます。このことで妹は精神を壊してしゃべることができなくなりました。普通を奪われ今も入退院を繰り返す日々だと言います。

もう誰も妹のような目に遭わせたくないと話す風見。法で裁かれない松下のような人間を野放しにはできないと言います。これ以上のことをすれば違法になる可能性があると風見に伝える柊木。しかし、風見は柊木たちには迷惑はかけないと伝え、松下を見張ることを止めようとしませんでした。

裁判の前日に自ら命を絶った被害者に寄り添う天野はいたたまれない気持ちでいました。そんな天野を心配そうに見ていた照井も同じ気持ちです。2人は本当に無罪判決が妥当だったのか確かめたくて、次の実務演習の課題をこの裁判にして欲しいと柊木に頼みます。2人の意向を受け授業を始める柊木でしたが、そこに藍井の姿はありませんでした。

実は藍井は柊木にも伝えずに1人で風見に会いに行っていました。津山が最後にSNSにアップした写真が、風見の妹が入院する病院だと知った藍井。津山の嫌がらせが風見の妹まで迫っていたことから、法では裁けない津山を風見が殺した可能性があると考えていました。もちろん風見は否定しますが、藍井は法律学校で更に学ぼうとしていた津山が自殺をするとは考えにくいと感じていたからでした。

柊木は実務演習の中で、刑事裁判の一番重要なところは冤罪を生まないことだと言います。そのためには「疑わしきは被告人の利益に」証拠がない被告人に罪を科すことはできないと伝えました。頭では理解できる天野ですが、どうしても心が納得できません。明らかに犯罪を犯している人が無罪になる法律の仕組みに不信感を抱く天野。法律が嫌いになりそうだといい教室を出て行ってしまいました。

そんな中、被害者の母親が松下を誹謗中傷した罪で逮捕されたと聞く天野。ますます法律の理不尽さに心を閉ざしていきます。そんな天野を見ていた柊木は、天野とみんなを連れて麻理恵の弁護士事務所に課外授業に行くことにしました。

麻理恵が弁護する被告人は被害者の母親でした。麻理恵はまずは反省することだと母親に伝えますが、被害者である娘は亡くなっているのに、加害者の松下が普通に生きていることが許せないと怒りを露わにします。そんな母親の言葉に共感し意見を述べる天野。母親は寄り添う天野の言葉に涙しながら感謝を伝えました。しかし、麻理恵は天野にその先を問います。寄り添うことが精一杯の今の天野には、麻理恵に返す言葉がありません。

被告人である被害者の母親のこれからの人生を見据え話しをする麻理恵。その姿を見た天野はただ寄り添うだけが弁護でないと気づきます。寄り添うだけでなく、一緒に戦うことが本当の弁護だと言う麻理恵の言葉に心動かされた天野。そんな天野に柊木は「被害者学」の参考書を渡します。柊木が書いたたくさんの付箋やコメントを見た天野は、被害者の力になれる弁護士を目指すとより強く誓うのでした。

風見は松下の罪を暴くために協力してくれている女子高生と会っていました。証拠を掴むために風見が渡した音声レコーダーがバレたことで、女子高生は松下に脅されていたのです。自分のせいで女子高生を新たな被害者にしてしまったと知った風見。

その日の夜、怒りに震える風見は尾行していた松下にナイフを振り下ろしました。しかし、寸前で風見の行動を見張っていた藍井が止めに入ります。そんな藍井を振り払おうとして、誤って藍井を刺してしまう風見。苦しむ藍井の隣に立ちすくむ風見でした。

あかり

藍井先生!!大丈夫でしょうか…?

【女神の教室】第10話の「あらすじ」と「ネタバレ!」3月13日放送

第10話放送日タイトル
3月13日(月)衝撃のクライマックス!そして柊木、最後の講義へ!!

【女神の教室】第10話のあらすじ

柊木(北川景子さん)は里崎(小堺一機さん)から藍井(山田裕貴さん)が刺されたと聞き、搬送先の病院へ駆けつけます。検査室の前には守宮学院長(及川光博さん)もいて、一命を取り留めたが意識が戻らないと言います。そして藍井を刺したのは風見刑事(尾上松也さん)と知り、一体何があったのか?!と柊木は驚きます。

▼第10話のあらすじ詳細

ロースクールに戻った柊木は、藍井の研究室でファイルを見つけ、その中にあった塾講師の松下の顔写真を見つけます。さらに自殺した津山がSNSにアップした「風見の妹の病院」の社員や、病室番号や妹の名前などが書かれたメモを見つけます。 柊木は藍井のファイルを横溝(宮野真守さん)に見せ、今回の件について相談することに。

一方、風見は取り調べに対し黙秘を貫いていましたが、風見が襲う予定だったのは松下だったということが分かってきます。

柊木も津山の自殺に対して、風見の関与を疑い始めていました。柊木が風見と接見することになり、津山は本当に自殺だったのか訊きます。

【女神の教室】10話のネタバレ!

学院長の守宮から藍井が刺されて意識不明だと聞き病院に駆けつけた柊木。なぜ風見がそんなことをしたのか、まったくわからずにいました。
青南ローに戻り藍井の部屋を覗いた柊木は白いファイルを見つけます。そのファイルは先日、藍井が手にしていたものでした。

▼10話ネタバレ詳細!

そこには風見が追いかけていた塾講師の松下に関する資料や、風見の妹や津山について調べた資料が…。風見の妹にまで津山の手が伸びようとしていたことを知った柊木。藍井が感じたのと同じように津山の死は自殺ではなく、妹を守るために風見がやったのかもと頭をよぎります。

風見に面会に行った柊木は、なぜ藍井を刺したのかその理由を尋ねます。そして、藍井のファイルの中にあった妹の栞が入院している病院の外観の写真を見せました。crowが最後にアップしたのがその写真だったことから、津山は本当に自殺だったのだろうかと風見に疑問をぶつける柊木。しかし、風見は何も語ろうとしませんでした。

風見の逮捕をニュースで知った照井たちは、やはり勉強どころではありませんでした。柊木は期末試験を目前に控えている5人に現状を伝えるべきか迷います。しかし、みんなの真剣な眼差しに全てを話すことにした柊木。津山の死は自殺ではないかもしれないと聞いた5人はショックを隠せずにいました。もし、風見が津山の命を奪ったのなら、法の裁きを受けるべきだとみんなは口にします。ただ、立証するためには風見が自白するしか方法はありませんでした。

柊木は司法に失望している風見に刑罰を与えても心から罪を償えるとは思えずにいます。意識のない藍井の病室で自分が無力で情けないと思わず漏らしてしまう柊木。藍井の病室の前で1人の女子高生を見かけて声をかけます。しかし、その女子高生はすぐに立ち去ってしまいました。

人生を大きく左右することになり兼ねない試験を控えている真中たち。ですが、それよりも大切なことがあると5人の意見は一致します。

松下が講師をする塾の前で聞き込みをしていた照井に、1人の女子高生が話しかけてきました。それは柊木が藍井の病室の前で見かけた女子高生でした。

柊木もまた、その女子高生のことが気になり風見に尋ねていました。しかし、風見は何も話そうとしません。明日に送検を控えていた風見でしたが、このまま黙秘を貫き通すと柊木に伝えます。

どうしても風見と直接話したいという照井たちの情熱に、心を動かされた柊木。許可を取り送検される前の風見と話す時間をもらいました。松下の犯罪の証拠を掴むために動いていた女子高生から事情を聞いた照井。風見のことをとても心配していたことを伝えます。そして、苦しむのは被害者の女子高生ではなく、加害者であるべきだと伝えました。

性被害者は体だけではなく心を傷つけられるという風見。被害に遭った妹の栞はこの20年間一度も笑っていないと言います。妹はこんな今もこんなに苦しんでいるのに、加害者はなぜ普通に暮らしているのかと憤りを口にしました。被害者を法では守れないという風見に、妹さんはどう思っているのだろう…と投げかける真中。
風見は妹のために出来ることは、松下のような人間を野放しにしないことだと思っていました。しかし、栞の担当医に会って話を聞いた向日葵たちは、栞が風見に会いたがってたと話します。

その頃、照井は女子高生と一緒に麻理恵の弁護士事務所を訪れていました。風見を救うためには松下の罪を明らかにするしかない、そう考えて訴えることにしたのです。麻理恵は女子高生の心に寄り添い、一緒に戦おうと声をかけます。その女子高生を少しでも救いたいと思う向日葵は、被害者支援の会にも相談していました。照井と向日葵、そして麻理恵や被害者支援の会のスタッフを見て、女子高生はあらためて戦うことを決意するのでした。

5人が取った行動は全て被害者が心から笑える日がくることを願ったものでした。そして、法で松下を裁く方法をみんなで必死に考えていました。

栞から預かった手紙を風見に渡す水沢。その手紙には「お兄ちゃん会いたい…」と書いてありました。手紙を見つめ涙をこらえる風見に、法の力で被害者を救い加害者を罰したいと話す向日葵。そのためなら、どれだけでも力を注ぐと伝えます。

なぜ、そこまで?と5人に尋ねる風見。目の前に困っている人がいたら全力で助ける、ただそれだけだと答える5人。それは柊木が青南ローに来てから今まで教えてきたことでした。

涙をこぼした風見は松下を殺そうとしたこと、津山を自殺にみせかけて殺したことを認めます。法の裁きを受けると柊木に伝える風見でした。

その帰り道、これでよかったのかと迷っていた5人に、よかったと思うと伝える柊木。自ら風見のために力を尽くした5人を誇らしく思うのでした。そんな5人の言葉だからこそ、風見に届いたのだと言います。

風見の罪と正面から向き合ったことで、あらためて法律家になりたいと強く思った5人。
照井はまだ提出していなかった志望動機書を柊木に渡します。そこには「裁判官」志望と書いてありました。検事になりたいと言っていた照井でしたが、検事・弁護士どちらでもない中立な立場で人に向き合いと思い裁判官を志望したと言います。少しくらい効率が悪くても、人に寄り添える法律家になりたいと話す照井に、みんなはまるで柊木みたいだと笑うのでした。

みんなの成長が嬉しくてたまらない柊木に、藍井の意識が戻ったとさらに嬉しい連絡が入ります。病室に駆けつけた柊木の顔を見て元気そうで安心する藍井。風見が逮捕されたことで、きっと落ち込んでいると思っていたのです。
藍井が1人で風見のことを調べていたことに気づけなかったことを謝る柊木。他人に興味がないと口癖のように言っていた藍井が、ここまで調べていたことに驚いたと正直に話します。あなたのせいではあるが、あなたのためではないという藍井。

調べていたのは、柊木のためではなく風見が何を考えているのか知りたくなったからだと言います。嫌と言う程、柊木の講義で聞かされた「人を知れ」それが藍井を突き動かしていたのでした。

最後の講義を迎える日、柊木は名残惜しい気持ちでいっぱいでした。やはり、柊木が青南ローにきてくれたのは正解だったと話す守宮。実は、本当なら柊木は広島裁判所に異動になるはずだったと打ち明けます。その話を聞いた守宮が、無理を言って柊木を青南ローに引っ張ったというのです。学生たちの意識だけでなく、あのメシア藍井でさえ変えてしまった柊木を青南ローに呼んだのは正解だったと笑顔で話す守宮でした。

最後の講義で人のために法律があること、そう思える法律家が増えることを望んでいると話す柊木。青南ローでみんなと過ごしてきた日々は、柊木自身も成長させられたと感じていました。みんなに感謝の気持ちを伝え、厳しい現実に直面してもここで学んだことを思い出して頑張って欲しいと伝えます。
車椅子で登場した藍井は、拍手をし素晴らしい演説だったと柊木を褒めます。しかし、「相変わらず長い」と藍井節のダメ出しをするのでした。

みんなへ贈る言葉を求められた藍井は、次々と質問をしていきます。柊木が青南ローにやってきた頃は、答えることが出来なかった学生たちがすらすらと答えていきます。みんなの学力は格段にアップしていることを認める藍井の言葉に喜びを隠せない学生たち。しかし、藍井は「司法試験合格がゴールではなく、いい法律家になれ」と今までで一番声を張って伝えるのでした。

卒業式の当日、藍井の姿を探して青南ローを駆け回る柊木。
人の門出に興味はないという藍井を、強引に引っ張り卒業式へと向かわせます。藍井を待っていた晴れの門出を迎える5人。そんな5人と一緒に卒業式の会場へと向かう柊木と藍井は、晴れやかな気持ちに包まれていました。

【女神の教室】最終回の「あらすじ」と「ネタバレ!」3月20日放送

最終回 放送日タイトル
3月20日(月)ロースクールの危機に柊木が立ち向かう!そして学生たちが選んだ道とは?

【女神の教室】最終回のあらすじ

柊木雫(北川景子さん)が青南大学法科大学院、通称青南ローに赴任して初めて教えた学生たちは無事に卒業しました。柊木と藍井(山田裕貴さん)の実務演習を選択していた照井雪乃(南沙良さん)、真中信太郎(高橋文哉さん)、水沢拓磨(前田拳太郎さん)、天野向日葵(河村花さん)は司法試験を無事に合格して法曹界デビューを果たします。しかし、桐矢純平(前田旺志郎さん)だけが、まだ司法試験に挑戦中でした。

▼最終回のあらすじ詳細

2度目の挑戦の司法試験の合格発表が近づく桐矢。青南ローで一緒に過ごした仲間たちの職場を訪ねます。しかし、弁護士になった水沢と真中、裁判官の雪乃、司法修習の向日葵と会いますが、みんなはそれぞれ悩みを抱えていました。そんな状況に、自分の悩みを聞いてもらう余裕はなさそうだとあきらめてしまう桐矢矢。

その頃、柊木は学院長の守宮(及川光博さん)から、ある任務を与えられます。文科省の官僚との話し合いに行った守宮。法科大学院の存在意義を問われ、ロースクールにはロースクールの人材育成の役割があると答えます。しかし、その役割と具体的な成果を見せて欲しいと官僚に詰められてしまいます。守宮は次の法科大学院等特別委員会に柊木も出席して欲しいと頼みます。そこでロースクールの意義を語って欲しいと言うのです。早速、安藤麻理恵(佐藤仁美さん)と横溝太一(宮野真守さん)に相談する柊木。「責任重大だ」「原稿料いくら?」とからかう2人ですが、同期である柊木の背中を押してくれて…。

【女神の教室】最終回のネタバレ!

柊木が照井たち5人の学生たちを青南ローから送り出してから3年。それぞれ夢と希望を持って法曹界へと足を踏み入れていました。ただ、1人だけ司法試験に合格できずにいる桐矢は、アルバイトをしながら合格を目指します。

▼最終回ネタバレ詳細!

司法試験を終えた桐矢は、不安な気持ちに耐え切れず照井たち4人に会いにいきました。
しかし、4人全員が実務の現場の厳しさに打ちひしがれる姿を見て相談できなくなります。
理想とは違った、思い通りにいかないと嘆く4人の言葉に、自分との距離を感じる桐矢でしたが、無理して笑顔を見せます。
自分のことで精一杯の4人は桐矢の胸の内に気づくことができません。

4人の今を目の当たりにして、学生の頃のようにはいかないと感じていた桐矢。
結局、不安な気持ちを誰にも話せずにいました。
司法試験に手ごたえを感じることが出来ず、思わずバイト先のラーメン屋に就職したいと伝えます。
しかし、ラーメン屋の店主から法律家として頑張って欲しいと言われる桐矢でした。

その頃、柊木は学院長の守宮から、青南ローを守るための大役を申し受けます。
ロースクール廃止の動きを見せる文科省に、ロースクールの存在意義を伝えるという責任重大な役割でした。

文科省で話をする日が近づき、どんな話をすればいいのか悩んでいた柊木。
藁をもすがる思いで、もし藍井なら何を話すか尋ねます。
そんな柊木に桐矢の司法試験は大丈夫なのかと質問返しをした藍井。
柊木は満面の笑みで、桐矢は大丈夫だと自信たっぷりに答えました。
そして、桐矢には青南ローで共に学んだ仲間がいるから大丈夫だと言います。
その話をすればいいと藍井に言われて、柊木の不安は一気に吹き飛びました。

照井たち4人に飲みに行こうと連絡を入れた桐矢。
忙しい中でしたが時間を作り集まる4人でしたが、そこに言い出した桐矢の姿はありません。
久しぶりに会った4人は、実務の現場の愚痴をこぼしあい少し気持ちが楽になりました。
桐矢がみんなを集めたのは、この時間でみんなの心を軽くしたいからではないかと感じた4人。
店を出てみんなで桐矢のことを探します。

今まで見たことのない悲壮感に包まれた桐矢を、公園で見つけたみんな。
司法試験に合格し、すでに実務の現場で働いているみんなの悩みは、桐矢にとってどれも贅沢な悩みでした。
桐矢の言葉に、みんなは青南ローで学んでいた頃の気持ちを思い出します。

この前桐谷がこっそり傍聴していた裁判を、もう一度見に来て欲しいとメールする照井。
重い足取りではありましたが、照井の裁判を見に行くことにする桐矢でした。
ある決意を固めた照井は、傍聴席にいる桐矢に見ていてと言わんばかりに視線を送りました。

今まで真実を語ろうとしなかった妻殺しの被告人の老人に、奥さんのことについて尋ねる照井。
その照井の言葉に心の奥に閉まっていた気持ちがこぼれて話し始めます。
憎んでいた訳ではなく愛していたからこそ罪を犯してしまったというのが事件の真相でした。

照井が裁判官として被告人と真摯に向き合った結果、真実を導き出すことができたのを目の当たりにした桐矢。
失いかけていた法律家になる夢に、もう一度立ち向かうと心に誓います。
そこへ真中と水沢、そして向日葵もやってきて、勝手に夢を諦めるなと桐矢に伝えました。
照井も桐矢は絶対にいい法律家になれると力強く伝えます。
みんなの言葉に希望と夢を取り戻した桐矢でした。

その頃、柊木は緊張の面持ちで文科省を訪れていました。
完全アウェイな空気感の中、守宮に背中を押されて話し始める柊木。
法律家はエリートである必要はないと伝えます。
そして、何よりも人に寄り添うことが大切だと言います。

いい人材を育てようとしても、司法試験に合格しなければ本末転倒だという声が出席者からあがります。
そこですかさず、試験に合格してもいい法律家に育てなければ本末転倒だと言い返す守宮学院長。
柊木と守宮の言葉に文科省のトップは青南ローの存在意義が柊木そのものだと感じ、もうしばらくこのまま様子をみることにします。

法律家としても、人間としても深みを持たせてくれた青南ローの存続を喜ぶ柊木。
これからも青南ローで人に寄り添う法律家を育てることに尽力することを誓います。
柊木にこの大役を任せたのは、こうなることが守宮にはわかっていたからでした。

いよいよ、司法試験の合格発表の日がやってきます。
青南ローには続々と合格の連絡が入りますが、桐矢からの連絡はまだありません。
里崎教務主任から桐矢を心配する声が上がりますが、柊木は大丈夫だと伝えますが内心ドキドキしていました。

貼りだされた掲示板の前で足がすくむ桐矢の背中を押す4人。
自分の受験番号を恐る恐る探す桐矢でしたが、見事に合格していました。
喜びを爆発させる桐矢を囲んで、4人も桐矢に負けないくらい喜びを爆発させます。
これからは桐矢も加わり5、5人で実務の現場に立てる喜びを噛みしめていたのです。

桐矢からの着信に一気に緊張が高まる柊木は、深呼吸して電話に出ます。
合格だという桐矢からの連絡を、まるで自分のことのように喜ぶ柊木。
走って藍井に伝えに行く柊木でしたが、柊木が伝える前に「桐矢が合格でしょ」と冷静に伝える藍井。
柊木が桐矢は絶対に大丈夫だと言ったから、そう思ったと話します。
立ち去る藍井もまた喜びに口元を緩ませていました。

清々しい気持ちに包まれ、大好きなとんかつ弁当を頬張る柊木。

柊木から学んだ照井たち5人はより絆を深め合っていました。
司法試験という通過地点を無事に進むことができた5人。
いい法律家になるという夢を実現するために、一歩ずつ着実に歩き出します。
悩みながら迷いながらも法律家として目の前の人に寄り添う柊木の信念は、しっかりと5人に受け継がれていたのでした。

あかり

最終回は、号泣でした・・!

【女神の教室】キャスト紹介(出演者)

北川景子:柊木雫(ひいらぎしずく)役

柊木雫は東京地方裁判所の裁判官ですが、ある日実務家教員としてロースクールへ派遣されます。そこで目に下のは、教師や学生たちが司法試験合格のみを目指す姿。

その姿に疑問をもった柊木は、日本の司法を担う学生たちを立派な人材に育て上げるため、“人々の行動に隠れたなぜ?”を見つめることを重視した授業を行っていきます。

山田裕貴:藍井仁(あおいじん)役

藍井は、超がつくほどの合理主義者で変わり者。無愛想で他人には全く興味がなく、主人公・柊木雫とは性格も真逆、指導方法も真逆という役どころです。

そんな藍井は、柊木とぶつかりながら共に授業を行っていく中で、さまざまな影響をうけ徐々に彼にも変化がみられるようになります。

南沙良:照井雪乃(てるいゆきの)役

南沙良さんが演じるのは、他人にも自分にも厳しいしっかり者の照井雪乃(てるいゆきの)です。検事を目指し、他の学生たちとは距離を置いてドライに接する役どころです。

雪乃は過去のある出来事から、がちがちに固まった正義感を持つ人物です。

高橋文哉:真中信太郎(まなかしんたろう)役

真中信太郎役を演じるのは、高橋文哉さん。真中はコミュニケーション能力が高く、学生たちのリーダー的な存在です。

弱者を救う弁護士になりたいと理想を持っているものの、司法試験に受かるのか、弁護士になれるのか、内心焦りを抱えているという役どころです。

前田旺志郎桐矢純平(きりやじゅんぺい)役

前田旺志郎さんが演じるのは、桐矢純平役です。純平は成績も下の方で、まわりの学生たちにはおどけたような態度で接していますが、真中たちのような成績上位者には卑屈な気持ちから話しかけられない、という設定です。

前田拳太郎:水沢拓磨(みずさわたくま)役

水沢拓磨役を演じるのは、前田拳太郎さんです。拓磨は母子家庭で家が貧しく、奨学金の返済も抱えているという学生。

裕福な家庭に育った学生が多い中、警備員のアルバイトをしながら学生生活を送っているため、周りとは距離を取りながらも、弁護士になって家族を助けたいという想いを抱えています。

河村花:天野向日葵(あまのひまわり)役

天野向日葵役を演じるのは、河村花さん。向日葵は、自分の可能性を諦めており、怠惰な学生生活を送っています。

有名なビジネスローヤーを父に持つ彼女は、半ば強制的に弁護士への道を歩まされており、司法試験には受からなくてもいいという気持ちで日々を過ごしています。

及川光博:守宮清正(もりみやきよまさ)役

青南大学法科大学院の学院長で、柊木のよき理解者。ロースクール存続のため司法試験の合格率を重視する一方、このやり方では長く活躍できる法律家を育てることはできないというジレンマを抱えていました。

そんな状況を打開するために、柊木と藍井という全く異なる2人を組ませ、良い化学反応を期待しています。

小堺一機:里崎健一郎(さとざきけんいちろう)役

青南大学法科大学院の教務主任。学生たちには応援するような態度をとっていますが、実は合格率の低い”下位ロー”と呼ばれる青南ローの学生たちには期待をしていません。

しかし、ロースクール存続のために、できることはやろうと彼なりのやり方で支えています。そのため非効率な実務ばかり学ばせる柊木の教え方には批判的な様子…。

尾上松也:風見颯(かざみはやて)役

警視庁捜査一課の刑事で、正義感が強く人思いな人物。優秀な刑事で観察眼があり、同僚からの信頼も厚い。ある事件の捜査のために、たびたび”青南ロー”の学院長の守宮の元を訪れています。

佐藤仁美:安藤麻理恵(あんどうまりえ)役

柊木のロースクール時代の同期で、現在は弁護士となっています。ロースクール時代からシングルマザーでした。普段は町の小さな事務所で、離婚案件などの一般民事や家事事件を専門としています。

宮野真守:横溝太一(よこみぞたいち)役

柊木のロースクール時代の同期で、現在は検察官になっています。心優しい性格で温和なため、検察内の体育会系のノリが苦手。柊木とは真逆の性格ですが、彼女のことを尊敬しており、いつも愚痴を聞いてあげています。

【女神の教室】主題歌:Vaundyさんの新曲『まぶた』

ドラマ『女神の教室』の主題歌はVaundyさんの新曲『まぶた』です。

主題歌に決定した新曲『まぶた』は、イントロからジャンルレスな楽曲を得意とするVaundyさんらしさが全開。どこか懐かしさを感じさせるメロディーに一聴で引き込まれる彼の声が絡み合い、オリジナリティー溢(あふ)れる楽曲となっています。

あかり

ちなみに過去の月9枠の主題歌はこちらです♪

作品名主題歌
PICU 小児集中治療室中島みゆき「倶に」
競争の番人idom「GLOW」
ミステリと言う勿れKing Gnu「カメレオン」
ラジエーションハウスII
〜放射線科の診断レポート〜
MAN WITH A MISSION
「Remember Me」
ナイト・ドクターyama「Sleepless Night」
eill「hikari」
琴音「君は生きてますか」
Tani Yuuki「Over The Time」
三浦風雅「Start」
イチケイのカラスWGB「Starlight」
監察医 朝顔(第2シリーズ)折坂悠太「朝顔」
SUITS/スーツ2B’z「WOLF」
絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜
(Season4)
家入レオ「未完成」

【女神の教室】見どころや視聴者からの期待の声!

知らないことをたくさん知れそう

主演の北川景子さんは、私生活で母親になっても変わらず様々な役をこなしていて、今回もエリート堅物というような女性なのか、キリリとした感じが見られるのか、とても楽しみです。山田裕貴さんは、個性的なくせのある役を上手に演じる印象があるので、このドラマでもかなりくせのありそうな役どころがぴったりはまっている感じがしています。若手の俳優さんでは高橋文哉さんが出演しているので、とても楽しみです。法律の世界は、普段自分から関わることがないので、知らないことをたくさん知れそうでそのあたりの奥深さも楽しみにしています。(40代・女性)

見どころがたくさん!

北川景子さんはいままでのドラマにおいても、家ある女など働く女性をテーマに演じてきた経験があります。バリバリ働くキャリアウーマンながらもコミカルに周りにくすりと笑わせてしまうような、人間味あふれる演技をしています。今回はリーガルなこともあり、少しお堅いイメージを受けますがどこまで私たち視聴者に寄り添った目線での役を演じてくれるのか楽しみです。また、専門用語ばかりになりすぎず、わかりやすいドラマの作りになっていることを期待しています。弁護士を目指す生徒たちとどのように向き合い、司法試験に合格させていくのか、その指導においてもドラゴン桜のような独特な授業をするのか見どころがたくさんあり、わくわくします。(30代・女性)

メガネの北川景子が可愛すぎ

法曹界のエリートまっしぐらだった主人公の柊木雫がロースクールの新米教官になるこのドラマ。メガネ姿の北川景子さんのキュートさにすでに釘付けです!一見クールな雰囲気の雫が、実はトンカツが大好きというギャップもいいですよね!法だけを教えるのではなく、人を学ぶ授業を繰り広げてくれるというから楽しみです。司法試験の合格だけを目指していたロースクールの生徒たちが、雫で出会うことでどんな化学変化を起こしてくれるのかワクワクしちゃいます。そしてリーガルだけでもなく、ヒューマンドラマの要素をしっかり入れたなかに、さらにサスペンスも加えてあるこの「女神の教室」は、月9に新しい風を吹かせてくれるドラマになると思います!(50代・女性)

絶対なんかあるのでは!?

今まで焦点が当たることのなかったロースクール生をターゲットにしてる新しいドラマというだけでも気になるのに、あの山田裕貴くんのビジュアルはなんでそんななの!?と驚きました。判例オタクで知識は豊富って聞くとめちゃくちゃ頭良さそうだけど、根暗っぽそうでどんな演技を見せてくれるのかワクワクします。その他にも脇を固める演者たちの個性が強い人が多くて、刑事役の尾上松也さんなんてつい最近までのやばいやつやちょっと気持ち悪い役からのギャップがエグい。めちゃくちゃ真面目そうな刑事になってて、物語にどう絡んでいってくれるのかも楽しみです。学院長役の及川光博さんもすごく爽やかで当たり障りなさそうなのに、何を考えてるかわからなそうなところもありそうで、絶対なんかあるのでは!?とか思ってしまいます。(30代・女性)

未熟なリーガル候補生たちのバトル

タイトルから過去に聞いたことがあるなと思いましたが、法律の勉強を軸にちょっと甘めの法律教官みたいな人を北川景子さんがやるのかなっていう印象をcmで感じました。最近のドラマで話題のキャストを活用しながら大きくなってかっこよさが際立つ前田幸四郎さんが役者として登場するのはいつも等身大の人みたいなナチュラルさがいいなって感じています。最近法律に関するドラマが出てきているけど、今回は未熟なリーガル候補生たちのバトルが見られる予感です。自宅の近くに法科大学院があるので少し身近に感じています。法律は一般の人にとっても身近なものなので少し勉強できたらいいなって思います。ドラマの中の題材として騒音とか取り上げてほしいです。騒音おばさんとか懐かしいです。(30代・女性)

【女神の教室】結末の最終回はいつ?

『女神の教室』の結末を迎える最終回の放送日は2023年3月20日(月)で、全11話です

青南ローの教師として派遣された柊木も、同僚の藍井も、回を重ねるごとに学生たちと共に成長しています。

果たして学生たちは全員無事に司法試験に合格し、良い法律家となれるのでしょうか?

どのような結末になるのか楽しみですね!

あかり

みんな活躍できるといいな♪

まとめ【女神の教室】あらすじネタバレ!

今回は、【女神の教室】あらすじネタバレ!世界で一番美しいラブストーリーといった内容を紹介させて頂きました!

『女神の教室』は、話題の作品を数多く手掛けている大北はるかさんと神田優さん脚本の作品です。

主演の北川景子さん演じる柊木雫が、ロースクールと周りの人間たちにどのような影響を与えていくのか楽しみな展開が最終回までありました!

この記事では『女神の教室』の放送ごとに毎週更新させて頂きました♪

あかり

毎週読んでいただき、ありがとうございました!

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