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【100万回言えばよかった】ネタバレあらすじ全話!犯人は誰?結末の最終回ラストは号泣?

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この記事では、【100万回言えばよかった】ネタバレあらすじ全話!結末の最終回ラストは号泣?と題して、1話から最終回までのあらすじとネタバレをお届けさせて頂きます。

女優の井上真央さんと、佐藤健さんや松山ケンイチさんが主演するTBSドラマ『100万回言えばよかった』が1月より毎週金曜日夜10時から放送開始となり、3月17日(金)に最終回が放送されました。

あかり

最後は号泣必須でしたね・・!

脚本は『おかえりモネ』など、数多くの大ヒットドラマを手掛けている安達奈緒子さんです。

『100万回言えばよかった』には原作がなく、完全オリジナルストーリーとしての展開が楽しめます。

『100万回言えばよかった』は動画配信サービス「Paravi」のみ視聴することができます。「Paravi」では、TBS/テレビ東京/WOWOW(映画・音楽)番組が見放題のため、ドラマ好きの人がみんな入っていることでも有名です。

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目次

【100万回言えばよかった】あらすじネタバレ

愛する人を突然失ってしまった悠依、魂だけになってもそんな悠依をそばで見守る直木、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく譲。

そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えると共に、“その当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか”を改めて訴えかけるオリジナルストーリーです。

【100万回言えばよかった】第1話「ネタバレ!」「あらすじ」1月13日放送

放送日
1月13日(金)

第1話のあらすじ

相馬悠依(井上真央さん)と鳥野直木(佐藤健さん)は幼馴染でしたが、大人になってから偶然再会し、改めてお互いを運命の相手だと確信します。直木は悠依にプロポーズしようと心に決めたとたん、直木は不可解な事件に巻き込まれてしまい、突然悠依の前から姿を消してしまうのでした。

▼第1話のあらすじ詳細

悲しみに暮れながらも直木を必死に探す悠依でしたが、実は直木は自分が死んだとわからないまま魂となって現世をさまよい続けているのでした。

直木は自分の声が悠依に届かないので、何かがおかしいと不安を感じていました。

そして、直木の前に魚住譲(松山ケンイチ)が現れます。譲は唯一直木の存在を認識できる刑事です。

直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいとお願いするのですが・・。一番愛している人にきちんと「ありがとう、さようなら、愛している・・・」を言えないまま別れることになってしまった直木は、その“思い残し”を果たすことができるのでしょうか・・?

1話のネタバレ!

相馬悠依(井上真央さん)がいくら電話をかけても、鳥野直木(佐藤健さん)は応答しませんでした。その日は悠依の誕生日だったのに、約束の場所に直木は現れなかったのです。プロポーズされるかも、と期待してオシャレしていたのに、と落胆した悠依は、待っていた直木の部屋を出ました。しかし、直木はその場にいたのです・・。

▼1話ネタバレ詳細!

いたはずなのに、その姿は悠依には見えず、そして声も届きません。悠依は、空を見上げて涙をこぼしていました。脳裏に浮かぶのは、一年前の、33歳の誕生日のことです。その日、直木は仕事場のレストランで悠依の大好きなハンバーグを作ってふるまってくれました。箸を差し出して、それで味わうハンバーグを”バカの一つ覚え”と言って微笑む直木ですが、それは悠依にとって何よりも幸せな瞬間でした。

しかし、いくら待っても直木からの連絡がありません。悠依は思い余って、警察に捜索願を出そうとしましたが、残念ながら、親族でも仕事関係でもない悠依は直木の捜索願を届け出ることは難しい、と言われてしまいます。それを「受けてあげれば?」と後押ししてくれたのは偶然通りかかった魚住譲(松山ケンイチさん)という刑事でしたが、姿を消した成人男性を具体的に探し出すのは難しいとも言われてしまったのです。

その頃、その警察署管内では女性が殺される事件が起こっていて、署内はざわついていました。悠依は寂しさを払しょくするように、美容師の仕事に邁進していました。また、魚住は街中で、悠依が持っていた写真にそっくりな男を見つけたのです。しかしその姿は透けており、どう見ても普通ではありません。そして、直木もそんな魚住に気が付いたのです。「やっと話せる人がいた!」と喜ぶ直木でしたが…魚住は「あなた、死んだんですか?!」と口走ってしまいました。直木の姿は、誰にも見えず、声は魚住以外の誰にも聞こえず…誰よりも本人が混乱していたのです。

二年前。直木と悠依は20年ぶりに再会を果たしました。中学生の頃、二人は同じ里親家庭に引き取られ、一緒に暮らしていたのです。共通の記憶は、その家で囲んだ食卓のハンバーグ。たまたま入ったレストランでその同じ味を感じ、厨房に視線を巡らすとそこにいたのが直木だったのです。それから交際に発展して、毎日のように一緒に過ごし、ようやく次のステージに進めるかと思ったときに、直木の身に何かが起こってしまったのでした。

魚住に姉の叶恵(平岩紙さん)から電話がかかってきました。彼女は霊媒体質で、魚住に何らかの異変があったのではと感じて連絡をくれたのです。そのアドバイスに応じて、魚住は直木を悠依の元に連れていきますが、悠依の目には直木は全く見えず彼女は混乱してドアを閉じてしまいました。それでも、悠依は思い直して魚住のあとを追い、ファミレスで直木とのこれまでの話をしました。魚住は直木が傍にいることを教えましたが、それを認めるということは直木が「亡くなった」という事実を認めてしまうことになるのです。悠依はそれだけは頑なに受け入れず、自分がふられたのであって、直木はどこかで生きているのだと主張しました。

立ち去ろうとする悠依に「白い猫」と魚住が言いました。それは直木から伝えられたキーワードだったのです。白い猫とは、かつて二人で読んだ絵本「100万回生きたねこ」に登場するキャラクターでした…。そして夜が明け、寝不足のままでぼうっと歩いていた悠依が車にひかれそうになったとき、直木は助けようとして叶わず、その手を引いて救ってくれたのは一人の女性(シム・ウンギョンさん)でした。それを見て何かを思いついた直木は、魚住にまたお願いをしました。招き入れた職場のレストランの厨房で、直木は魚住にハンバーグの作り方を教えていると、憑依できることに気づいてしまったのです。

そんな直木と魚住の共同作業で出来上がったハンバーグを食べさせることで、二人は、その話が真実であることを悠依に伝えようとしました。魚住の手で再現されたそのハンバーグと、いつものように差し出された箸…そして二人の間でしか通じないしょっぱいプリンの思い出に、悠依はようやくその事実を受け止めざるを得なかったのです。

あかり

井上真央ちゃんの衣装がかわいいと評判ですね!

【100万回言えばよかった】第2話「ネタバレ!」「あらすじ」1月20日放送

放送日
1月20日(金)

第2話のあらすじ

殺人事件の捜査で現場になったマンションの防犯カメラの映像を調べていた魚住は、エントランスに映った直木の姿を見て驚きました。その状況から、既に亡くなっていると思われる直木が、事件に何らかの関わりを持っているのだろうと察したものの、何の証拠もないために、具体的に動きようがなかったのです。

▼第2話のあらすじ詳細

悠依は姿は見えないまでも、直木の存在が傍にあることを思い、閉ざしかけた心を開こうと努力を始めていました。魚住は、直木に殺人事件のことを問いただすと、彼は「黙っていたことがあります」と吐露しました。直木には、その肝心な事件前後の記憶がすっぽりと抜け落ちていたのです。こんなことになるのなら、悠依に「好きだ」ときちんと伝えておけばよかった…と直木は悔いていました。そんなとき、直木に似た特徴のある遺体が見つかった、という一報が入ります・・。

2話のネタバレ!

相馬悠依(井上真央さん)は、魚住譲(松山ケンイチさん)を介することで鳥野直木(佐藤健さん)の存在を感じるようになりました。しかし、それは「直木が亡くなっている可能性が高い」ということを意味します。
そして魚住は、殺人事件現場のマンションのエントランスにあった防犯カメラに直木が映っていたことに気づきました。先輩の田島警部補(少路勇介さん)に「最近、この男の幽霊が見えるんです…」と打ち明けますが、本気にはしてもらえません。

▼2話ネタバレ詳細!

悠依の職場の美容院に一人の女性が客として訪れました。それは、車に轢かれそうになった悠依を助けてくれた宋夏英(ソンハヨン/シム・ウンギョンさん)でした。宋は、自分が医師であることを伝えます。

ある夜、悠依は魚住を呼び出して「直木に何があったのか、体はどこに行っちゃったのか、調べてもらえませんか?」とお願いをしました。その願いを聞いた魚住は「自分にこういう風に見えているということは、直木さんが亡くなっている可能性が高い」言いました。そして、もっと辛い現実があるのでは…と。それでも、悠依は(そして傍にいた直木も)ためらうことなく魚住に「調べて欲しい」と頼みました。

直木の部屋で、悠依と魚住は直木を間に挟んでソファに座り、直木が行方不明になった1月13日、悠依の誕生日から記憶をたどりました。しかし、失踪した前後の7時間の直木の記憶がすっぽりと抜け落ちていることが判明したのです。ふと魚住が思いついて、パソコンで同期したスマホの履歴を調べると、13日に直木が誰かと会う約束をしていた痕跡がありました。

「尾崎莉桜って覚えてる?」という直木。
それは里親の広田夫妻の元で暮らしていた少し年上のお姉さんでした。そして彼女は突然姿を消してしまい、どれほど探しても見つかりませんでした。

悠依と直木が再会してから広田家の夫、勝(春風亭昇太さん)が亡くなり、その法事で訪れた懐かしい家で、二人は「100万回生きた猫」の絵本を見つけました。悠依は「私が白い猫だったら、100万回泣いてくれるのは嬉しいけど、でも死んでほしくない。そのあとは、元気にぴんぴん生きて欲しい」と言ったのです。

そんな記憶をたどり、直木は勝に頼まれて、莉桜を探していたのだと言いました。莉桜のショートメールの記録から、電話番号は判明しています。悠依は翌日にその番号にかけてみようと思う、と魚住と直木に告げました。

その頃、直木の前に頻繁に現れる変な男がいました。黄色いダウンの、妙に明るい男(板倉俊之・インパルス)は「同類、成仏できてない人!幽霊!認めようよ、そろそろ!自分は死んじゃったんだって!」と言って直木にちょっかいをかけてきました。直木はただ呆然とその男を見ていました。

その翌日、衝撃的な電話が悠依のスマホにかかってきました。行方不明の捜索願を出した警察署からです。直木に似た遺体が見つかった、というのです。しかし、確かめに向かった悠依の前に並べられた”遺品”の数々は、見覚えのない物ばかりでした。「直木ではなかった」と安堵した半面、混乱した悠依は直木の店の前で崩れ落ちるように倒れてしまいました。

そんな悠依を診察してくれたのは、宋夏英でした。駆け付けた直木と魚住は、ロビーで座って話をしていましたが、その時の様子を、宋は不安げに見つめて「嘘でしょ?」と呟きました。

「直木はちゃんといる、そう感じたときは本当に嬉しかったです」と言った悠依でしたが。
「でも怖かった、見つかった体が直木のものだったら、どうしよう?嫌だ、絶対嫌だ、って体が拒絶するんです」というのです。見えない、聞こえない、触れられない、その寂しさと辛さを絞り出すように伝えた悠依の言葉に、直木はそっと涙をぬぐおうとしますが、触れることは出来ませんでした。「悠依、聞いて。こんなわけわかんないまま、悠依がしんどい思いをするのは嫌だ」という直木の言葉を、魚住はそのまま伝えました。「だから、何があったか、ちゃんと確かめる…それで、俺が死んでいたとしても、前に進もう!」その直木の言葉に、悠依は「うん」とうなずき、答えました。魚住は、そんな悠依にそっとティッシュを手渡したのでした。

「黙っていたことがある」と直木は魚住に言いました。勝さんから莉桜に渡して欲しいと託された物の中には、500万円の現金がありました。殺人事件で殺された高原涼香(近藤千尋さん)は、尾崎莉桜の友人で、莉桜を探すために、直木は1月12日に涼香のマンションを訪れたのでした。その日の夜、直木は莉桜と会う約束をしていたはずなのです。

そして、その頃、悠依のスマホにメッセージが届きました。莉桜の番号からです。
二人が会うことになったと知って、直木と魚住は危険を感じて飛び出して行きました。

【100万回言えばよかった】第3話「ネタバレ!」「あらすじ」1月27日放送

放送日
1月27日(金)

第3話のあらすじ

高原涼香が殺された事件に尾崎莉桜が関係している可能性が出てきました。さらに莉桜が過去に傷害事件を起こしていることも判明します。直木と魚住は莉桜に接触するのは危険だと考えて、悠依を止めるために駆け付けつけます。

▼第3話のあらすじ詳細

魚住が、その事件に直木が関わっている可能性があることを伝えると、悠依は”自分が直木のことを知らない(全て知っているわけではない)”という事実に傷つきながらも、直木のことを信じ「真相を突き止めたいです!」と意志を明らかにしました。

そして悠依は傍にいるはずの直木に「何回でもいう。私はあなたが好き。返事なんかいらない」と言葉にして伝えました。直木は、そんな彼女に何とか自分の思いを伝えようと手段を探します。

捜査が進行するなかで、魚住は直木の父親と接触しました。そして同じころ、直木の母が悠依を訪ねてきたのです。

悠依の知らなかった直木の過去が詳らかにされていく中で、一人の女性が悠依の店を訪れました。
その人に何かを感じた悠依は「どこかでお会いしていませんか?」と尋ねたのです。

3話のネタバレ!

悠依(井上真央さん)から「莉桜に会いに行く」とメッセージが来たので、魚住(松山ケンイチさん)と直木(佐藤健さん)は慌てて彼女の元に向かいます。待ち合わせ場所で莉桜を待つ悠依は、ハチドリのオーナー英介(荒川良々さん)に偶然会いました。子どもの親と面談していたと話す2人の姿を見つめる一人の女性。その女性は、店には入らず引き返して行きました。

▼3話ネタバレ詳細!

結局、莉桜は待ち合わせ場所のカフェにはやって来ませんでした。

悠依と合流した魚住は、警察へ行き、直木が失踪した時の防犯ビデオや、殺人事件の被害者らの写真などを悠依に見せます。被害者を含め、悠依には見覚えのないものばかりでしたが、彼女は、直木がその関係者として疑いを掛けられていることを知りました。悠依は、直木の全てを知っていたわけではなかったのだとショックを受けます。「でも、直木は人殺しなんて、絶対にしない!」と悠依は断言。「真相を、突き止めたいです」と言う悠依に、直木は「危ないことだけはしないで」と魚住に伝言を頼みました。

魚住に送ってもらい、自宅へ戻ってきた悠依。「せめて”はい”か”いいえ”だけでもわかればいいのにな・・・」とつぶやきます。隣に座っていた直木はその言葉を聞いていました。

そんなある朝、直木は謎の男(幽霊)に再会しました。彼は、ビルの壁を通り抜け、直木をとある場所に案内しました。
活気のあるオフィスの片隅に、その男の”ベース”がありました。二人の姿は、他の人には見えません。男は”樋口(板倉俊之さん・インパルス)”と名乗り、「物は動かすことはできるが、触れることはできない」など直木に幽霊としての基本を教えます。必死にものを動かす練習をする直木。直木が生きている人間に乗り移ったことを話すと、驚く樋口。樋口は、直木が魚住にしたように、生きている人の身体に乗り移ったことはないようです。

その頃、悠依の職場にある女性客が訪れました。カットしている間に、ふと悠依はその女性に見覚えがある気がして「以前、どこかでお会いしていませんか?」と尋ねましたが、彼女は「いえ」と否定します。

直木と魚住、そして悠依の3人は少しずつコミュニケーションを取れるようになりました。この日も悠依の部屋に集まる3人。空腹の悠依のために、生姜焼きを作ることになりました。直木は、匂いを感じることができます。
その様子に、直木のためにオムライスを作った時の記憶が蘇った悠依。美味しそうに食べていた直木の様子と、キスされたことを思い出して、切ない気持ちに囚われます。幽霊になっても、直木は疲れてソファで眠っていました。魚住からそのことを聞いた悠依は、直木のために何ができるだろうかと考えます。

悠依は宋医師(シム・ウンギョンさん)の診察で「幽霊が見えるっていうことはあるんでしょうか?」と尋ねました。
宋医師は「あり得ますよ」とこともなげに言います。しかし、彼女が述べる医学的見地は「それは人間の脳が見せることであって、実際には幽霊は存在していない」と言います。
二人は診察後に少し話す時間がありました。宋医師は以前悠依と一緒に歩いていた魚住のことを尋ねました。「知り合いにとても良く似ていたので」と言う宋医師。「夫です。でした、かな。でも夫は韓国人でしたし、違いますね」と。事故で亡くなった夫が、魚住にそっくりだったと言います。「幽霊かと思っちゃいました」と笑う宋医師に、悠依は複雑な気持ちを隠せませんでした。

魚住と田島警部補(小路勇介さん)は、直木について話を聞くため、直木の父親・鳥野(相島一之)に会います。鳥野は「もうかれこれ20年も会っていない。あまり良い関係を築けなかった…正直関係ない」と言い放ちます。直木が幼少の頃、年の離れた弟に病気があり、一緒に暮らすことができなかったのです。その父の言葉を、同じ部屋の中で直木自身が聞いていました。

警察に戻り、魚住は田島に直木の幽霊が見えること、事件のことを直接聞いていることを告白しました。話を聞いた田島は、魚住がメンタルダウンしたのかと心配します。

仕事を終えてふと思いを巡らしていた悠依は、防犯カメラの映像に映っていたある人物を思い出しました。映っていた白い服の女性は、前日に悠依の店に来た女性客(香里奈)でした。「彼女は、尾崎莉桜さんだと思います」という悠依の言葉で警察が動き出します。捜査の結果、莉桜は”石岡美也子”という偽名を使い、石岡エステート創業者の石岡(長谷川初範範)と内縁関係を結び暮らしていたのですが、二週間ほど前から行方がわからなくなっていました。さらにはまだ見つかっていない被害者のスマホの通信履歴をたどると、石岡エステート名義の携帯と直木と頻繁に連絡を取っていたことがわかりました。

直木の家族に捜査が及び、その母親・佳織(長野里美)が悠依に会いたいと申し出てきました。直木の許可を得たうえで、悠依は母親と話すことにします。魚住も(直木も)付き添いで来てくれました。
母親は「直木の居場所を知りたい」と話し始めます。直木には8歳年の離れた弟がいて、弟に血液のがんが見つかり、両親はそちらにかかりきりになりました。治療に必要な骨髄液の適合率を調べた結果、一番高かったのは直木ただ一人でした。直木は弟のためにドナーになることを求められ、夫婦は移植のことで喧嘩し、家族は次第に追い詰められていきました。特に、直木と父親との関係は悪化の一途を辿り、父から暴力を受けていた直木は自ら児童相談所に駆け込んで保護され、里親さんに預けられることになったのです。

そんな直木に対して、母親は「いてもらわないと困る」と言ってしまいます。弟のため、骨髄の提供を頼むため…。母親は、これまでも、その時にだけ、直木に連絡をしていました。今、亡くなっているかもしれない直木の前で、母親は「また再発したらどうしよう」と不安を口にします。今の母親にとって、直木は、弟を救うためだけの存在でした。

母が去り、困り顔の直木に、悠依は言いました。
「私にはあなたの声は聞こえない。でも、私は伝えられる。一方的だけど。私は私の気持ちを直接あなたに伝えることができる。だから聞いて。私は、あなたのことが好きです。この世界で、いちばん、大好きです。理屈じゃないの。なんだかわからないけど、好きなの。いちばん!」
見えないはずの直木に向かって、悠依は懸命に伝えます。
「ただ、好き。何回でもいう。私は、あなたが好き。あなたじゃないとダメ。私は伝えられるから。返事なんかいらない。あなたが、大好きです。」
直木は目を真っ赤にして号泣し「由衣に見えてなくて良かったぁ…」と呟きます。

その頃、どこかの森の中に何者かの身体がブルーシートに包まれて転がっていました…。

豆ねこ

第4話も楽しみだね!!

【100万回言えばよかった】第4話「ネタバレ!」「あらすじ」2月3日放送

放送日
2月3日(金)

第4話のあらすじ

「私はあなたが好き。あなたじゃないとダメ。返事なんかいらない。あなたが大好きです」そんな悠依のまっすぐな直木への告白を聞いていた魚住は、二人のために何ができるかと考えていました。

▼第4話のあらすじ詳細

直木は自分の身体を探そうと思い始めていましたが、もし身体が見つかったら、”幽霊”の直木は消えてしまうのでは、と悠依は危惧します。

直木のスマホが発見されましたが、直木自身の情報はまだ何もつかめず、彼にかかった容疑は晴れる様子もありません。

その頃、悠依のもとに直木のレストラン”ハチドリ”のオーナー・英介(荒川良々さん)から連絡がありました。ハチドリで開催していたこども食堂に来ていた子がひとり行方不明になったというのです。

直木と悠依はその子を探しに行きましたが、そこで新たな衝撃を受ける事実に行き当たりました…。

あかり

直木のスマホには何か手掛かりが残っているかな?続きが気になる―!

第4話のネタバレ

悠依(井上真央さん)の直木(佐藤健さん)への告白を聞いてしまった魚住(松山ケンイチさん)は、そのことを姉の叶恵(平岩紙さん)に報告しましたが、「あんた、それ、キュンとしたんじゃないの?」と図星をつかれます。警察が捜査を進める中で、川の中からスマホが発見され、その復元されたデータから直木のものだったと確認されました。直木が「俺は殺していない」と呟くのを魚住は聞いていました。そして、直木は自分の身体を探すことを決意します。

▼4話ネタバレ詳細!

悠依(井上真央さん)の直木(佐藤健さん)への告白を聞いてしまった魚住(松山ケンイチさん)は、そのことを姉の叶恵(平岩紙さん)に報告しましたが、「あんた、それ、キュンとしたんじゃないの?」と図星をつかれます。

警察が捜査を進める中で、川の中からスマホが発見され、その復元されたデータから直木のものだったと確認されました。直木が「俺は殺していない」と呟くのを魚住は聞いていました。そして、直木は自分の身体を探すことを決意します。

直木は幽霊の先輩・樋口(板倉俊之さん)に体を探すことを相談しますが、樋口は「良いと思うよ」と答えます。樋口は、仲間ができたのが嬉しそうです。樋口は自分が恐らく事故で亡くなったのだと言います。

その瞬間の記憶は直木と同じく無いのですが…「魂と肉体は引き合う、そんな気がする」と言います。

魚住は悠依に「直木さんはあなたには事件に関わって欲しくないと思ってる」と伝えますが、悠依は「それは無理!」と断言しました。

宋医師(シム・ウンギョンさん)は警察署に魚住を訪ねました。亡き夫にそっくりな魚住を見て、やはり諦めきれなかったのです。しかし、本人を前にすると何も言えずにその場から走り去ってしまいました。そしてその夜、宋は悠依とばったり出会い「自己嫌悪で泣きそうです…」と吐露しました。

二人は直木のレストランで一緒にお弁当を食べながら、愚痴をこぼしました。「百万回生きた猫」の絵本をながめながら、愛や、生きること、死ぬことの話をします。直木の幽霊のこと、そしてその媒介になってくれる魚住のことを話すと、宋はびっくりしながらも、似た経験を分かち合ったのです。「人間の脳はすごい我儘なんです」だから、直木が死んだことを認められない悠依の脳が幽霊を感じさせているだけで、本当には幽霊はいない、と結論づけている背後に、実は直木と樋口はいました。

樋口がテーブルの上にあった紙を吹き飛ばして悠依たちを驚かして遊ぶ中で、直木の口笛が一瞬悠依の耳に届く小さな奇跡が起こります。里親さんの元で暮らしていた時の記憶で、上手く口笛が吹けなかった直木と、平井堅の歌のメロディを吹いた時のことが蘇りました。

その頃、直木のレストランの子ども食堂に通ってきていた男の子が行方不明になったとオーナーの池澤(荒川良々さん)から連絡が入り、悠依は急いで店に駆けつけました。お兄ちゃんと喧嘩して、弟がいなくなってしまったというのです。直木にはその行先に心当たりがあり、口笛で懸命にコミュニケーションをとっていました。男の子が「キャンプで行ったことがある山小屋に行きたい」と言っていたのを、直木が覚えていたのです。生澤は「なんであんなところに…」と呟くのを直木は耳にします。

池澤が山に向かうと、そこで直木は言いようのない感覚に囚われました。池澤は山小屋の中でブルーシートにくるまった少年を見つけ、安堵する中で、少年に「ここに来る途中で怖い物を見た」と言われました。山の中をさすらっていた直木が見つめたそれは、横たわる直木自身の身体だったのです。池澤の通報で、魚住らが現場に向かうと、その捜索の様子を見ていた直木に出会いました。「やっぱ俺、死んでたわ」という直木。霊安室に横たわる彼のもとに、悠依がやってくると、直木は「なんで…呼ばなくていい!」と魚住に怒鳴りました。しかし、悠依は、とても冷静に直木の遺体と対面したのです。白い布に覆われた直木を見て、悠依は「触っても良いでしょうか?」と尋ねます。触れた頬は冷たく、その直木の手のひらには紫の小さな花が握りしめられていました。

悠依はぽつりぽつりと言いました。「痛かったでしょうね…許せない!誰が直木をこんなふうにしたの?絶対に許さない!こんなのおかしい…直木はこんな酷い、痛い、苦しい思いして死ななきゃいけない人じゃない…誰かに殺されるとか…そんなの酷い、酷い…おかしい、絶対に許さない!絶対、ぜっったいに許さない!」爆発した怒りと悲しみを見て、直木は「大丈夫、俺、いるから」と呟きました。「いるから、大丈夫だと」と魚住が伝えますが、悠依は「何言ってんの?死んじゃってるんだよ?」と叫びました。直木の頬の冷たさに、悠依は誰よりもその死の現実を受け止めていたのです。しかし、今の直木が抱きしめても、それは悠依には伝わりません。「姉ちゃん、どう思う?人間て、やっぱ体がないとダメなのかなぁ?」魚住が叶恵に電話して問うても、納得ができる答えは帰ってきません。

悠依が宋に一連の出来事を伝えると、宋は、悠依の手を握ってくれました。その手はとても温かく、悠依を慰めてくれます。「なんで死んじゃったの?だよね」という宋の言葉に悠依は「ほんと、なんで死んじゃったの?だよ…」と答えます。

翌朝、通勤途中に涙ぐみ、動けなくなる悠依の耳に、不器用な直木の口笛が届きました。「いないけど…」

すぐそばに、直木はいるのだと感じ、悠依は「ありがとう」と伝えます。「やっと笑った」と直木は安堵しました。悠依は直木とともに里親さんの家にやってきます。するとリビングで違和感を感じました。「直木はここに来たんじゃない?」と言い、悠依は一枚の写真を見つけました。

そして、亡くなったとき、直木の手のひらの中に握られていた花の鉢がそこにあり、あったはずの絨毯がなくなっていました。時計の音がするなかで、直木は突然苦しみだし、床に崩れ落ちてしまったのです。

【100万回言えばよかった】第5話「ネタバレ!」「あらすじ」2月10日放送

放送日
2月10日(金)

第5話のあらすじ

里親さんの広田家で見つけた一枚の写真には大きな観覧車をバックに中学時代の悠依と莉桜(香里奈さん)、そして殺人事件の被害者・涼香(近藤千尋さん)が映っていました。直木が殺された事件の捜査が進むなかで、悠依は「体がなくなってしまったら、幽霊の直木も消えてしまうのではないか」という不安に駆られます。

▼第5話のあらすじ詳細

その頃、悠依がある女に襲われる事件が起こりました。女は悠依に「何も思い出さないで!」と言い残したのです。直木の葬儀が済んだある日、直木は魚住に頼んで悠依をデートに誘いました。向かったのは、悠依が持っていた写真の遊園地です。

アイスクリームを食べたり、魚住が「悠依さん」と呼ぶのを聞いて、直木はもどかしい思いに囚われます。

悠依はそれでも「私たちにはこの先がある」と言いましたが、直木は「俺はもういないんだよ」と言ってしまうのです。しかしそれがきっかけで、悠依は何かを思い出しました。そして直木は「過去と俺らの事件は、繋がってんのか…?」と感じたのです。

第5話のネタバレ

直木の遺体が見つかったことで、その”死”に直面した悠依。手掛かりを求めて里親さんの広田家に向かった直木と悠依でしたが、直木はそこで胸を押さえて倒れてしまいます。悠依はリビングで古い写真を見つけました。自分と、莉桜、そして殺人事件の被害者の涼香が観覧車をバックにして映っていたものです。その時に感じた異変から、悠依は魚住刑事に連絡し、直木が殺された現場はその広田家だったことが判明します。

▼5話ネタバレ詳細!

その直後に、莉桜が悠依の前に現れて「もう何も思い出さないで」と迫りました。悠依の首を絞めて引き倒した莉桜は「こっち来ないでよ!」と言い捨てて足早に立ち去りましたが、その言葉の意味が悠依にはまだ解りません。直木は「自分にできることなら何でもする」と魚住に迫りましたが、直木がどんな証拠をつかんだとしても正攻法で立証されなければ現実世界ではどんな証拠も意味をなさないのだと魚住は言うのです。

直木の親から差し向けられた弁護士に、悠依は残された部屋に自分が住むことを告げました。そして遺影にするための写真を求められ、スマホの中から一枚の写真を選んだのです。どことも知れない部屋で、莉桜は謎めいた男と二人で直木の遺体発見のニュースを見ていました。その男は、涼香のマンションに訪れた偽の宅配ドライバーだったのです。

仲良しになった宋先生と食事を共にした悠依は「生きている人と死んだ人の住む世界は違うのです」と言われていろいろなことを考えました。そして「お別れはちゃんとした方が良い」とも…。悠依はその言葉に背中を押されたように、直木のお葬式に足を運びました。池澤と二人で参列したその慎ましい葬儀で、悠依は白い花を棺にいれようとして、どうしてもできず、その場を後にしてしまいます。

目に涙をためた結衣は思わず「直木、いるよね?」と声に出しました。それに応えるように、すぐそばにいた直木は口笛を吹いてくれました。悠依はどうしても直木の身体を見送ることができなかったのです。その夜、魚住を通して、直木は悠依に”デート”を持ちかけました。少しずつ悠依と距離を詰めていく魚住に、直木は「こっぱずかしいんだよ!」と愚痴ります。そして悠依は、デートの行き先に広田家に残されていた写真の遊園地を選びました。魚住と直木と…まるでトリプルデートのようです。

そこでカップルとしてゲームに参加した悠依と魚住は優勝してしまい、悠依がそのインタビューで語ったのは里親さん広田夫妻の思い出でした。その言葉を聞いていた直木は何かを考え込んでいたのです。そして魚住に送り出されるように、悠依と直木は大きな観覧車に乗りました。悠依は直木に「このまま消えちゃったりしないでね」と言いました。それに応えるかのような直木の口笛が耳に届きます。しかしそこで直木と悠依はケンカしてしまいました。直木もこれから先自分がどうなるか不安だったのです。すると、直木は意図せず魚住に憑依してしまい、二人は直接言葉を交わしました。悠依は「これからも直木と生きていきたい」と伝えましたが、直木はそれを否定しました。「俺はもういないんだよ」と。直木は、自分の身体が火葬されてもう残っていないということを直視していたのです。

しかし、悠依はそんな直木に反発しました。二人の板挟みになった魚住は「仲直りしてください」と諫めましたが、悠依は「楽しかったけど、仲直りはしません」と言いました。「私たちはこれから先もそうやって生きていくんです」とも。その強さを、魚住は賞賛のまなざしで見ていました。そして悠依は「帰ろう」と直木に告げたのです。

そのとき、悠依は「私たち、ケンカ、した…あのとき、ここだった!」と呟きました。あの古い写真の中にいた20年前、同じ場所で莉桜と涼香といたときのことを唐突に思い出したのです。莉桜は悠依に「あんたはこっち来んな!」と突き放し、一人でその場に放り出されてしまったこと、そして莉桜と涼香の二人が知らない誰かの車に乗っていたことを思い出しました。運転席にいた男はブドウのグミを食べていて、走り去る車の中で莉桜は悠依に気づいて微笑みかけたのです。

「それって、莉桜は悠依を逃がしたんじゃないの?」と直木は問いました。「そういうことか…!」と悠依は莉桜の言葉に納得し、危機的状況から助けてくれたのかと思い至ったのです。その20年前の過去と、直木たちの事件が繋がっており、それを暴こうと残酷なことをしているのだと…改めて直木は危うさを悟ったのです。

”武藤”という表札の家で、バレンタインの可愛らしいお菓子を作っている女の子たちがいました。どうやら製菓教室のようです。そこにいたのは莉桜と一緒にニュースを見ていた謎の男・田中希也でした。

直木のお店”ハチドリ”は閉店することが決まってしまいました。荷物の整理をしていた悠依は厨房の棚の中に思わぬものを見つけたのです。それは直木が悠依のために用意していたプレゼントのネックレスです。

「私やっぱりだめだ、私には直木しかいない。私は直木と生きていく。絶対あきらめない」と悠依は言いました。しかし直木は自身は悠依には新しい人生を生きて欲しいと願っていました。

どこかに潜伏している莉桜の元に夫の石岡から荷物が届きました。そのなかには、莉桜宛の悠依の手紙が入っていたのです。

【100万回言えばよかった】第6話「ネタバレ!」「あらすじ」2月17日放送

放送日
2月17日(金)

第6話のあらすじ

直木(佐藤健さん)は自分がずっと悠依(井上真央さん)の傍にいるわけにはいかないのだと考え、成仏するための方法を知りたくて、自分と樋口(板倉俊之さん)以外の”幽霊”を探すために街中で懸命に訴えかけていました。すると、生きている人たちには見えないはずの二人の姿をじっと見つめている女(菊地凛子さん)がいたのです。

▼第6話のあらすじ詳細

そして直木は魚住(松山ケンイチさん)の姉・叶恵(平岩紙さん)の元を訪れました。「なんで俺は消えずにいるんですか?」という直木の問いに、霊媒体質で様々な物を見てきただろう叶恵は「”思い残し”があるからかなぁ」と答えます。そうして彼は、自分が成仏するために大切なことを知ったのです。

その頃、悠依のもとに莉桜(香里奈さん)から電話がかかってきました。直木の事件のことで「ごめんなさい」という莉桜に、悠依は「何があったか、知りたい」と伝えたのです。

第6話のネタバレ

直木が持っていたはずの500万円は莉桜の手に渡っていました。そして莉桜は事件直前の1月11日を思い出しています。涼香は、武藤千代を強請って300万円という大金を得ていました。買い物依存症の涼香はお金がどうしても必要だったのです。

▼6話ネタバレ詳細!

悠依は直木が用意していたプレゼントのペンダントを身に着けました。イニシャルの”Y”をかたどったシンプルなそれは悠依によく似合っています。

その頃、直木と樋口は街で自分達が見えている人、もしくは同類の幽霊を探していました。成仏する方法を知りたかったのです。そんな二人をじっと見つめる黒いワンピースの女(原田弥生)がいました。しかし、その時の直木らは、彼女の存在に気づきません。

悠依は直木の部屋に引っ越そうとしていました。魚住に制止してもらおうとした直木でしたが、その二人のやり取りを見ていた魚住の上司は彼のメンタルダウンを疑い「しばらく休むか?」と言いました。職務中の言動に問題があったら、捜査の第一線から外されてしまうのです。直木も魚住を頼り過ぎたことを詫びました。魚住自身も『直木がなぜ死ななければならなかったのか?!』という気持ちが強く、二人はお互いに事件解決に向けて強い思いを持っていることを確かめ合ったのです。

「僕ら、上手くやりましょう」と言う魚住に、直木は「あんた、ホント良い人だな」と返しました。

直木の部屋には、宋先生が悠依の引っ越しの手伝いに来ていました。話題は亡くなった宋先生の夫の話です。一途だった彼女とその亡夫の恋の話を聞いて、悠依は楽しそうです。引っ越し作業のさなかに「下の階で天井から水が…」と一人の作業員が直木の部屋を訪れました。希也です。しかし彼のことを知らない悠依は疑いもなく部屋に入れてしまいました。彼は「大丈夫でした」と言って、すぐに去ったのです。

直木の部屋に魚住と直木が訪れました。宋先生は魚住を見て固まり、直木は悠依がペンダントをつけていることに気づきました。4人の奇妙なティータイムが始まりました。宋は「まず、直木さんは”消える”のか”消えない”のか、はっきりさせた方が良いと思います」と言ったのです。宋は魚住に亡き夫の面影を見ていましたが、悠依に「中身全然違う、でもすごく良い人」と言って去りました。

直木は魚住に頼んで実家の寺に連れて行ってもらいました。そこで、姉の叶恵に「どうも!初めまして、ごめんなさいね、普通に接しちゃって!」と明るく言われて面食らいます。こっそりついてきた樋口も、普通に迎え入れられました。叶恵は、直木がこの世に居続ける理由を「思い残しがあるからじゃないかな」と言いました。そして「事件が解決したら消えるかも」と…。「死は、理不尽だよね。だけど、ある意味、平等。平等でなければいけないの」という叶恵の言葉は、直木たちの胸にずしりと重たく残りました。

悠依は池澤を訪ね、直木の部屋に引っ越したことを報告しました。そして「直木、幽霊になって今も一緒にいるんです」と教えると、池澤は驚き、混乱しましたが、「今度、直木を連れてきてよ。俺も会いたい」と言います。

樋口は叶恵の子供たちと仲良く遊んでいました。それを眺めながら、直木は考えていました。

自分の一番の”思い残し”は何だろう?と。「大事なんです。凄く。だから、俺の思い残しは、ただ悠依が心配なのかも…あと、俺、ちゃんと伝えてなかったなって。それが心残りなのかも」そう言う直木を、魚住と叶恵は静かに見守ってくれていました。叶恵は魚住にも「誰かをすごく大切に思うとか、解るようになったんじゃない?」と言うのです。去り際に並んで歩いていく直木と魚住の後ろ姿を、叶恵は不安げに見つめていました。

その夜、悠依と魚住、そして直木は話をしました。悠依は直木に「一つ確認しても良い?思い残しがなくなったら、直木は自分から消えるの?」と問います。「俺は、自分が納得できたら消えたい」と答える直木の言葉を伝えることを、魚住は一瞬躊躇しましたが、そのまま悠依に言いました。「直木の気持ちは分かった」と言う悠依でしたが、自分の返事を保留にしたい、と伝えます。

その瞬間、直木にだけ、黒い服の女の幽霊が部屋に入り込んでいたことに気づきました。その後を追って部屋を出た直木でしたが、そこには怪しい車がハザードランプを点けて停まっていました。運転席には希也がいて、グミを食べています。直木がいなくなったことに気づいた魚住は、悠依の直木への想いを聞いてしまい、部屋を飛び出して行きました。

彼は直木に「嘘でも、一緒にいるって、言ってあげてよ!」と迫ります。そんな魚住に、直木は「悠依のこと好きでしょ?」と聞きました。図星を突かれた魚住は「複雑でしょ?鳥野直木のことだけをただひたすらに愛している彼女が凄い素敵だって思っちゃったんだよ…あなたのことを好きな彼女が、僕は好きなんだ」と言うのです。その気持ちを知ってしまった直木は、自分の気持ちがぐちゃぐちゃなのだと言いながらも「悠依には笑ってて欲しい、それだけ」と微笑むのです。魚住はそんな直木に「自分の身体を使っても良い」と、そして「あなたたちは、最高だ!」と言って号泣しました。

莉桜は遠くから悠依を見つめていました。そして思い出していました。涼香が殺された時、スマホに「こうなりたくなかったら黙ってなさい」と”すず”のメッセージアプリから送られてきたこと、そして悠依が「昔のことを思い出した」と手紙をくれたこと。莉桜は悠依に連絡することを決意したのです。

その頃、魚住と直木は涼香のマンションの防犯カメラの映像から希也の姿が他にも映っていたことに気づきました。現場の部屋の遺留品の紙袋から指紋が発見され、前科者情報から希也の身元が判明したのです。涼香の遺体の爪に残されていた血液と皮膚片から希也が容疑者として逮捕状が請求されました。

悠依のスマホに莉桜から連絡がありました。「ごめんなさい、直木のこと…多分、私のせい」という莉桜に、悠依は会おうと言いました。警察も莉桜を見つけ、魚住たちが動き始めたのです。あと少しで接触できると思われた瞬間、莉桜の前に一台の車が滑り込みます。ドアが開き、そこには武藤千代が微笑んでいました。運転していたのは希也です。

直木はそれが自宅の前に停まっていたものだと気づきました。莉桜は千代に逆らえず、その車に乗り込んだのです。走り去る車を追う魚住が崩れるように倒れました。叶恵は家に伝わる古い文献を調べていました。そこには幽霊にかかわりすぎる者は命を削られ、やがて命を落とす、と書かれていたのです。

【100万回言えばよかった】第7話「ネタバレ!」「あらすじ」2月24日放送

放送日
2月24日(金)

第7話のあらすじ

走り去った車を呆然と見ていた悠依(井上真央さん)は、莉桜(香里奈さん)を連れて行った誰かが直木(佐藤健さん)を殺したのではないかと考えて怒りを抑えられません。その現場で倒れた魚住(松山ケンイチさん)は病院に搬送され、検査を受けましたが、”偽性脳腫瘍”の可能性を宣告されます。

▼第7話のあらすじ詳細

叶恵(平岩紙さん)はそんな魚住に「幽霊に命を削られてるの!」と伝え、直木から離れるようにと諭します。
しかし、そんな魚住の前に現れたもう一人の幽霊・原田弥生は「ハヨン(シム・ウンギョンさん)に伝えたいことがある」とお願いをしました。
莉桜の後を追った直木はその行き先や見聞きしたことを魚住に伝え、警察が動き出しました。
千代は悠依を人質に莉桜を脅していたのです。
そして悠依に迫る怪しい人影が…直木は助けを求めて叫びましたが、その声は誰にも届きません…!

第7話のネタバレ

莉桜を連れ去った車に潜り込んだ直木___その車はほどなくして山梨の山の中で発見されましたが、そこには誰もいませんでした。悠依の部屋から発見された盗聴器は、田中希也の仕業と判明しましたが、悠依にはその理由が解りません。倒れた魚住は偽性脳腫瘍と診断され、宋先生たちは入院を勧めていました。その状況を的確に感じ取っていた叶恵は「このままでは、最後には死ぬ」と魚住を脅すようなことを言います。叶恵は、魚住自身の共感力が強すぎて、これまで霊が見えないように守られていたのかもしれないと感じていました。

▼7話ネタバレ詳細!

直木は希也たちを追って千代たちのもとにいました。そこは武藤邸の立派なコテージです。刺繍やパッチワークの作品が溢れた空間に莉桜はいたのです。千代は、そんな彼女を脅していました。若い女の子たちが楽しそうに過ごすその場所は、莉桜にとっては思い出したくないほど怖い所でもあったのです。

悠依の写真を見せ、まるで人質のようにして莉桜を操ろうとする千代に、直木は戦慄しました。そして魚住の元に戻って、横須賀の武藤邸の場所と、そこに希也たちが潜伏していることを伝えたのです。しかし、それは正当な方法でたどり着いた情報ではないために警察に知らせることができません。

悠依と直木は池澤が運営している塾を訪れました。「いるの?直木…どこ?どこにいるの?」と言うと、直木の口笛が聞こえました。「いる、いるね、これ…直木、お前…俺、葬式まで行っちゃったよ…なにやってんだよ」という池澤に、直木は「すみません」と詫びたのです。20年前のことが事件の根源にあると伝えると、池澤は「思い当たることばかりだ」と吐露しました。昔の彼は悪い事にも手を染めていて、悠依たちの里親でもあった広田夫妻に救われたのだと言います。「なぁ直木、お前、ずっといろよ!直木は悠依ちゃんの傍にいなきゃだめだ」そう呼びかけてくれる池澤に、直木は何も答えられませんでした。

魚住は、千代がいる武藤邸を一人で訪れました。「空き巣被害が多発している」と嘘をついて潜入したのです。その時、屋敷の中には千代以外誰もいませんでした。「すみません、お名刺を頂戴できるかしら?」千代はそれを受け取り、にっこり微笑みました。武藤千代は地元の名士だったことから、魚住はその行為を上司から責められたのです。

悠依は莉桜が言っていた「こっち来ないでよ!」という言葉を思い出していました。その頃、魚住と直木の前に黒いワンピースの女の幽霊が現れました。原田弥生です。叶恵もその気配を察知していました。原田は、宋先生に伝えたいことがあると言います。ソウルで彼女が運転中に脳出血を起こして突っ込んだ対向車が、宋先生の亡夫のものだったのです。「とにかく謝りたいと思ったんですが、ウジンさんが成仏してしまっていて、ハヨン(宋)さんに謝りたくて」原田弥生は、それが叶えば”向こうに行ける”と言いました。

それが幽霊の本能みたいなものではないか、と表現したのです。叶恵はそれを察知して「とにかく直木さんから離れて!」とLINEを送ります。今、魚住の体調が保たれているのは「自分と夫が懸命に祈祷しているからだ!」と説明しました。

直木と魚住は前歴者リストの中から武藤邸にいた女の子たちを探そうとしていましたが、なかなかみつかりません。そこに樋口が現れて、魚住に”直木に乗り移られる”ことの危険性を説きましたが、三回やったら危険といううちの既に二回が済んでしまっていることに呆然としてしまいます。そしてようやく、直木が武藤邸で見ていた少女の一人が見つかりました。

その頃、宋先生のもとに原田弥生が訪れ、謝罪していました。魚住が通訳してその言葉を伝えていましたが、亡き夫にそっくりな顔をしている魚住がそれを告げることに宋先生は困惑していました。そして宋先生は「私は許してあげないといけないの?でも、でも…どうしてあの日に、あの時間に、どうしてあの道を選んだの?どうして、ウジンの車に…謝られてどうとかじゃない、許すとかじゃない…、そんな、ごめんなさい、あなたのことを、許せない!」と涙ながらに言ったのです。

原田弥生もまた「そうですよね、謝って許してもらおうなんて…」と言って、泣いていました。宋先生は、そんな中でも魚住には検査と治療を続けるようにと説きました。「思い残しがあるのは、幽霊だけじゃないですよ。幽霊でも良いから、会いに来てくれたらいいのに。ウジンに会いたい…」そのつぶやきを、原田弥生もすぐ傍で聞いていたのです。

叶恵は直木と悠依を呼び出し「譲から離れてください」と頭を下げました。直木と魚住がシンクロする危険性をどうしても伝えたかったのです。「ごめんなさいね、私は譲が大事」という叶恵の想いを知って、その翌日、悠依は魚住に「散々お世話になっておきながら申し訳ないんですけど、直木とは、会わないでください」と伝えました。「取り返しがつかないことになってはいけないから」と、感謝を伝えて悠依は去ったのです。

武藤邸から希也が出てきました。彼が持っているタブレットには悠依の店の地図。そしてその車の後部座席には気を失った莉桜がいたのです。店にいた悠依のもとに、一人の女の子が訪ねてきました。「尾崎莉桜さんに言われてきました。助けて…!」と彼女は保護を求めてきましたが「警察に行ったら殺す」と脅されていました。怯える彼女をかくまって、そのおばあちゃんのアパートまで送り届けた帰り道、悠依は人気のない路地で鉄パイプを持った男に襲われました。直木には男を止める術がありません。そこに飛び出してきたのは魚住でした。格闘の末に男を確保しましたが、それは希也ではありませんでした。

「ありがとう」と言う直木と悠依に「無事でよかったです、でも…」と魚住は咎めるような表情です。警察に黙って行動したことで危険な目に逢った悠依を、彼は心配していました。そして悠依に尋ねたのです。「一つ確認させてください。あなたは、20年前、彼女らのような被害に遭われたことはありますか?」「私は何も…”こっち”って、何?私もそっちに行ってもおかしくなかった。私とあの子、莉桜ちゃんと、私の違いって何?直木と私だってそう、何も違わない。なのに私だけ生きてる…」悠依は一人だけ守られて取り残されている状況に苦しんでいます。「無事でいることに何の罪があるんだよ!堂々と幸せでいろよ!」

その直木の言葉は、魚住にしか届きません。それでも、直木が言いたいことは、魚住を介さなくても伝わると悠依は言いました。「ごめんね、ありがとう」見えなくても、聞こえなくても、悠依は直木のいる場所を感じ、そう伝えました。

その頃、池澤は一人で葡萄のグミをむさぼるように食べていたのです。

【100万回言えばよかった】第8話「ネタバレ!」「あらすじ」3月3日放送

放送日
3月3日(金)

第8話のあらすじ

鉄パイプで悠依(井上真央さん)を襲撃した犯人は確保されましたが、莉桜(香里奈さん)は依然行方不明のままでした。直木(佐藤健さん)は危機に陥った悠依を守れなかったことを悔いていたのです。そんな中でも魚住(松山ケンイチさん)は直木と共存できる方法に辿り着きました。そうして、これまでのように、直木と悠依と、三人で過ごせるようになったのです。直木と魚住のために、叶恵や樋口も何くれとなく気を使い、知恵を絞ってくれます。

▼第8話のあらすじ詳細

その頃、警察は田中希也(永島敬三さん)と莉桜の行方を突き止めました。そこで直木が殺害された証拠も発見されたのです。悠依は、思い残しが無くなったら消えても良いと考えていた直木に「ずっと傍にいてって…残酷なんだね」と言いました。そして「直木、消えても良いよ…」と伝えたのです。

第8話のネタバレ

「ねえ…やっぱり、嫌な感じがする」千代は希也にそう言って、女の子たちを他所に移しました。それは魚住が武藤邸にやってくる少し前のことです。だから、彼が訪れたときには屋敷の中に誰もいなかったのです。そんな中で、莉桜は一緒にいた一人の少女、莉果を逃がしました。しかし、莉桜は武藤邸で”顧客名簿”を探しているところを希也に見つかってしまったのです。

▼8話ネタバレ詳細!

莉桜は希也に尋ねました。「涼香を殺した?」「ああ」「直木も?」その時、千代にみつかってしまい、希也は莉桜を殴って車に放り込みました。それを莉果は見ていて、逃げる決心をしたのです。莉果が逃亡した結果、残された女の子たちは武藤邸で見たことすべてを口止めされ、お金を渡されて解放されたのです。「忘れちゃえばいいわ、そうすれば、何も怖いことはないから」そう言って微笑む千代の表情に、女の子たちは凍り付いていました。

その頃、希也は水澤と会っていました。二人は18年前の知り合いだったのです。

寺の古文書を漁っていた叶恵と樋口のおかげで、魚住が直木と一緒にいても命を削られなくなる方法が見つかりました。叶恵から渡された赤いお守り袋に猫の刺繍が施されています。

直木は猫アレルギーでした。猫の毛が入っているそのお守り袋のおかげで、直木の幽霊パワーは跳ね返され、魚住は守られているのです。

莉果は児童相談所に保護されることになりました。悠依の店にお礼を言いに来てくれた彼女の髪を切ってあげると、笑顔になる莉果。彼女は高校に合格していました。「おめでとう」という悠依に、彼女ははにかむように笑いました。

その頃、千代は警察で取り調べを受けていました。少女たちを家に住まわせていたことを咎められたのです。しかし、千代は行き場のない少女たちを保護していただけだと主張します。警察に保護された莉果は、千代が少女らに『仕事』をさせていたのだと証言しました。しかし、顧客の存在も、お金の流れも見えない今は、警察は千代に対して罪を問うことが出来ないのです。

原田弥生は宋先生=ハヨンに、亡き夫・ウジンの代わりに魚住から言葉を伝えてもらおうとします。直木の部屋に呼び出されたハヨンは、ワインを飲んで気持ちよく酔っぱらって、ウジンの思い出話をしていていました。「急に告白してきて、急に死んじゃって、わけわかんない」とハヨンは言います。そこに急に現れた魚住に、彼女は戸惑いました。夢を見ているのだと、ハヨンは思っていたのです。「今度会ったら言おうと思っていたことがあるんだけど。あなたに好きだって言われた時、すっごく嬉しかった…本当はね、会った時から、大好きだったの…言っちゃった…夢見てるみたいに、幸せだった…」魚住は、ウジンのふりをして懸命に彼女に応えました。「僕もハヨンといられて幸せだった」「私も…愛してる…愛してる…」韓国語でかわされたその会話を聞いて、弥生の姿が透き通っていました。「私の思い残しって、これだったんだ」と彼女は納得したように消えてしまったのです。「ありがとう、さようなら」その一部始終を見ていた直木は、何事かを想っていました。

マンションの屋上に、悠依と直木は二人でいました。悠依は「直木、消えても良いよ」と言ったのです。

それに口笛で答える直木。『大きな古時計』のメロディは、昔よりも少しずつ上達しています。そのとき、悠依は見えないはずの直木にキスをしていました。抱きしめられないはずの悠依の頬に、直木の指から放たれた静電気がばちっと音を立て、彼女はその存在を感じていたのです。その翌朝、弥生は最後にハヨンの前に姿を見せて、笑顔で消えていきました。

その頃、とある駐車場に残されたバンに救急隊と警察が迫っていました。運転席に希也の遺体、そして後部座席に莉桜が一酸化炭素中毒で意識不明の状態で発見されたのです。警察は直木と涼香の殺人事件の犯人が希也であると判断しました。彼は、事件の責任の全てを背負わされたのです。そして現状では千代にその事件の嫌疑をかけることは難しく、警察の捜査は手詰まりになっていました。直木は何故自分が殺されたのか、そしてその現場がなぜ広田家だったのかを気にしていました。そして、自分の遺体が山で見つかった時に、池澤が「なんであんなところに」と言っていたことを思い出したのです。魚住は、希也のことを調べていて、思いがけない池澤とのつながりを見つけました。昔、少年鑑別所にいたことがあった希也の18年前の身元引受人が池澤だったのです。

そのことを知って、直木は衝撃を受けていました。「だとしたら…英介さんが俺を殺す理由は、なんだ…?」ちょうどその頃、池澤は、悠依に莉桜の状態を聞きに来て、彼女を広田家に誘っていたのです。池澤は、18年ぶりに会った希也に「助けてよ」と言われました。「あの女、莉桜を殺して俺に自首しろってさ」と千代の悪事を池澤に暴露したのです。千代は、希也の母親でした。しかし、千代は自分を守るために希也を見捨てたのです。

ハヨンは、病院内で警察官たちが慌ただしく動いている様子に気づきました。そして池澤が莉桜の病室の前で発見された不審者であり、今悠依と一緒にいる可能性が高いことを魚住に伝えたのです。今、池澤が狙っているのは悠依です。広田家にいた悠依に、魚住が電話で「もし今池澤と一緒にいるなら何か理由をつけてすぐに離れるように」と指示しました。「彼が、直木さんを殺した可能性があります」慄然としていた悠依の背後で、池澤がむしゃむしゃとグミを食べていました。

池澤は、いつか悠依が目撃した莉桜たちを乗せて走り去った車の運転手だったのです。魚住は直木を伴って車を走らせ、懸命に広田家に向かいました。直木が亡くなった時に手に握っていたセントポーリアの花と、「百万回生きた猫」の絵本を見て、悠依はこらえきれずに「どうして…?」と言ってしまいました。すると池澤の様子は豹変したのです。悠依のスマホから直木の口笛が聞こえると、池澤はとたんに取り乱しました。「直木、いるの?」という池澤に「ここにいます!」と悠依は答えました。そのとき、病院のベッドに仰臥している莉桜の瞼が、ぴくりと動きました…。

【100万回言えばよかった】第9話「ネタバレ!」「あらすじ」3月10日放送

放送日
3月10日(金)

第9話のあらすじ

広田家のリビングで、ドライバーを手にして豹変した池澤(荒川良々)に、悠依(井上真央)は怯えながらも、直木(佐藤健)がすぐそばにいるのだと告げました。「います…直木、だから…全然寂しくない!」「直木は、何て言ってる?」「知りたい…って」懸命に心を奮い立たせて池澤の思惑に気づいていないふりをしながら、悠依は魚住の到着を待っていたのです。

▼第9話のあらすじ詳細

その時、魚住もすぐそばにいましたが、悠依が襲われる可能性を考えると凶器を手にした池澤に手が出せない状態でした。その部屋で、あの日何があったのか、そして20年前に自分がなにをしていたのか…池澤は悠依に語り始めました。「英介さん、やめてください!」という直木の声は、池澤には届きませんでした…!

第9話のネタバレ

広田家のリビングで池澤と対峙していた悠依。そこに直木が到着しました。魚住は物陰に隠れて池澤の様子をうかがっています。「直木は何て言ってる?」「…どうして?って」「どうして、か…解るかなぁ…「直木が、知りたいって言ってます」それは1月13日のことでした。ハチドリの厨房で、直木は池澤に莉桜と会うことを話していました。池澤はそのことを知って直木の食べるものに薬を盛って動けなくさせたのです。

▼9話ネタバレ詳細!

その隙に、池澤は莉桜に会って「昔の話をしないでくれ」と頼むつもりでした。しかし、池澤が席を外したすきに、莉桜はハチドリを訪れて直木と話をしていました。彼女はその店が池澤のものだと知って、恐れていました。莉桜は千代が『仕事』を再び始めたことを知り、涼香がそれをネタに強請って殺されたこと、そして池澤が千代の手先で”恐ろしい人”だと直木に告げたのです。莉桜は直木に池澤と離れるべきだと言いました。

その夜、広田家のリビングで、直木は池澤と話をしていました。20年前の池澤は千代の手先で、悪事を働いていたのだと告白したのです。しかしその後、千代とは手を切り、広田夫妻と知り合って更生していたはずでした。

「頼む、直木は、知らなかったことにしてくれよ…今の僕のままでいさせてよ…後悔してるんだ…」

「俺にとっては、俺が見てきた英介さんが本当の英介さんだ」

直木は、困窮している子供たちを守ってきた今の池澤しか知りません。そして今、池澤は広田家の家を子供たちの居場所にするために奔走していたのです。しかしそれは千代に脅されている被害者の少女たちを見捨てることになります。直木はそれではだめだと主張しました。

ふと、油断した瞬間、直木は背中を刺されていました。

「甘いよ…世間は許してくれないよ…過去がある限り、ダメなんだよ、今更、子供のため…お前、何言ってんだって、俺は、許してもらえないんだよ」

池澤は渾身の力を込めて直木にとどめを刺していたのです。

「ごめんな…良い人間になりたかった…」

「あなたは良い人だ…おれは、しってる」

倒れた直木の目尻から涙が流れ、彼は絶命しました。その時、直木は床に散らばったセントポーリアの鉢を見て、20年前に悠依と同じ花の手入れしていた時のことを…そして死ぬ前日に悠依と会った時のことを思い出していたのです。。幸せだった時の記憶が頭の中を巡り、直木はセントポーリアの花を掴みました。それが、彼にとっての最期の瞬間だったのです。

池澤の告白に「殺さなくてもいいじゃないですか…なんで?」と悠依は言いました。

「良いやつ過ぎて、嫌になっちゃった…ごめんね」

そう言って池澤は悠依に襲い掛かりましたが、そこに隠れていた魚住が飛び出したのです。驚いた池澤は悠依にドライバーを突き付けて人質にしました。そして彼女を引きずるように庭に出たのです。

「もう逃げられません、やめましょう!」

魚住の制止にも池澤は聞きません。その時、池澤の目に広田の姿が映りました。錯乱して暴れた池澤は悠依を離しましたが、その瞬間、直木の不思議な力で彼が持っていたドライバーに雷が落ち、池澤は気を失って逮捕されたのです。応援の警官たちがやってきて、これで終わるのかと思われたとき、魚住が悠依を呼びました。広田家の一室で、直木が今まさに消えようとしていたのです。

「待って、直木、ダメ!」

悠依を助けるために力を使いつくしたかのような直木に、魚住は「どうしてもって時はボクの身体使えって言ったでしょ!」と怒鳴りました。

「早く!」

すっと、魚住に乗り移った直木は、悠依に向き直りました。彼女は泣きそうな顔でそんな魚住を見つめていたのです。

「でも、どうしよう… 最後に何を言えば…」

「悠依」

悠依の目には、直木の姿が見えていました。

「俺、悠依と会ってさ…ごめん…悠依」

「うん、解ってる」

「泣くなよ」

「泣いてない」

直木の姿が淡い光に包まれていました。そして、悠依が見つめる中で消えてしまったのです。呆然とする魚住が残され、悠依は「ありがとうございました」と頭を下げました。

「話せましたか?直木さん、ちゃんと言えましたか?」

悠依は、答えられませんでした。それは突然訪れた、二度目の永遠の別れだったのです。

その頃樋口は直木のことをずっと探していました。

「どこにもいないじゃん。先輩に挨拶も無しかよ…また一人じゃん」

叶恵も、ひとり静かに空を見上げていました。

警察が武藤邸を訪れ、千代を逮捕しました。希也を殺害したのは彼女に命令された池澤だったのです。捜査本部が縮小され、魚住も後始末に追われていました。

彼は先輩に「お前、なんか魂抜かれたような顔してる」と言われて苦笑しています。

悠依は病院で莉桜に面会しました。意識を取り戻した彼女は「みんな死んじゃった」と後悔していたのです。しかし、悠依は莉桜を恨んではいません。

「直木が言ってた。無事でいることに罪はないって。ずっと言いたかった。守ってくれて、ありがとう」

その言葉に、莉桜は涙をこぼしました。

ハヨンは悠依を気遣って食事に誘いました。「私ね、幽霊はいる、って思うことにした」そんなハヨンの言葉に、悠依は笑って返しました。

魚住も悠依の様子を気にかけていました。

「すみません、思い出させてしまいますが、どうしても気になって…あの時…」

「良いですよ、私も話したかった、直木のこと」

そして彼女は、三回目の憑依にも関わらず、魚住の身体が無事だったことにも安堵していたのです。

「最後、直木さんはあなたに何も言わなかったんじゃないですか?」

そのとおりでした。

「あの時、向き合って思ったんです。やっぱり、直木の目を見て、直木に触って、直木の声だから貰えるものがあるのかな、って。でも、それはもうあるから、お互い…」

悠依は悔いてはいませんでした。

「ちゃんとしたお別れなんて、ないのかも。みんなこんな感じで生きていく…」

直木の部屋で目覚めるとき思う___全部夢だったら良いのに、と。

その朝。ベッドから這い出てリビングに向かうと、そこに直木がいたのです。

「起きた?腹減ってる?」

そう言って朝食のテーブルにハンバーグを出したのです。

「食べないの?」

そう言って、直木は悠依を見つめました。

「これは、夢?」

「夢じゃない」

「え、私死んだの?」

「何言ってるの?」

「だって…」

そう言って差し伸べた悠依の手は、確かに実体の直木の腕を掴んでいたのです。

第9話 井上真央さん衣装

【100万回言えばよかった】最終回「ネタバレ!」「あらすじ」3月17日放送

放送日
3月17日(金)

最終回のあらすじ

池澤(荒川良々)が逮捕されたことから、直木(佐藤健)が殺害された事件の詳細が詳らかにされ、莉桜(香里奈)や少女たちを恐れさせていた武藤千代(神野三鈴)も捕まりました。そんなある日、仕事に復帰して新しい日常を生き始めていたはずの悠依(井上真央)の前に、なぜか消えたはずの直木(佐藤健)が再び現れたのです。

▼最終回のあらすじ詳細

夢?幻?と混乱する悠依でしたが、そこにいたのは幽霊ではなく、実体を持った直木でした。

彼は悠依の大好物のハンバーグを作って差し出したのです。

「見えるし、聞こえる!」と喜んだ彼女は魚住(松山ケンイチ)に知らせます。

彼もまた、直木との再会を心から喜んでいました。

そして三人で、直木が作ったオムライスを食べたり、穏やかな時間を楽しんだのです。

最終回のネタバレ

ある朝、悠依が目覚めると、目の前に直木がいました。「これは何?」「んーーーー…最期の時間?」直木にも解っていないらしい、このボーナスタイムですが、肌に触れられるのが嬉しくて、直木はそうっと悠を抱きしめました。「こうしたかった…」「うん」二人は自然に唇を重ねたのです。

▼最終回ネタバレ詳細!

「いただきます!」お箸で食べるハンバーグはいつもの通り美味しくて、直木は自画自賛していました。「すげぇ幸せ」「で、思い残し、あと何?リスト作る?」感傷的になる時間が勿体ないのだと悠依は言いました。

最初にやったことは、魚住を呼び出すこと。直木の実体を見て、魚住は「ええええええええ?!」と叫びました。三人でお茶を飲んで、もう通訳しなくていいということが嬉しくて、仲良く並んだ悠依と直木に「ずっと見てたぁい!」とニヤニヤしていました。「こんな時間あるだけ恵まれてる」そう言う悠依に魚住は笑い、「仕事が終わったら来て」という直木に「あとで」と出勤していくのでした。

悠依は直木と二人で買い物をし、ぶらぶらと散歩します。当たり前のように手をつなぎ、少し前を歩く直木をちらちらと見る悠依は幸せそうでした。横浜の運河沿いでコーヒーを飲みながら一休みをすると、悠依は母親との関係や里親さんの家に預けられた経緯を話したり。ふっと表情を曇らせた直木の気持ちを察して、悠依は一計を案じていたのです。直木は家族のことを考えていました。

悠依は直木の両親を部屋に招き、直木が作ったハンバーグを振舞いました。その様子を直木は隣の部屋からうかがっていました。二人とも、そのハンバーグを「美味しい」と言って食べていました。もう取り戻せない関係ではありましたが、母が「美味しいよ、ごめんなさい」と涙を流して食べていたのです。そして、弟のことが判りました。両親とは疎遠になった拓海は成長して医療機器メーカーに勤務していました。直木の事件のことは知らないという拓海に、直木は会いに行きました。身体も治って普通に社会人二年目で頑張っている弟を見て、直木は「すげぇな」とこぼしました。「ありがとう、俺を生かしてくれて。会ったら絶対言おうと思ってた。ゴメン、ずっと…」「良いよ、頑張れよ!」「てか、なんで兄ちゃん来たの?」「良いじゃん…」大切な弟とそんな他愛もない話が出来て、直木は満足していました。

そして直木は魚住の実家にいる樋口の元にやってきました。叶恵と樋口は実体を持った直木に驚きながらも、会いに来てくれたことを喜んでくれました。またひとり、取り残されることになるだろう樋口は自分がなぜ死んだのかを思い返していました。そんな樋口に「好きなだけウチに居ればいい」と叶恵は言いました。そして直木には「残りの時間、大事にね!」とも。

そこに、殺された涼香がいたのです。樋口が通販のカスタマーサービスの仕事で電話の相手をしていたのが涼香でした。「世の中捨てたもんじゃありませんな!」といって喜ぶ樋口。そんな縁が、彼にもあったのです。

そのころ悠依は莉桜を訪ねていました。そして「退院したら自分の部屋においでよ」と言ったのです。ハヨンも一緒にお喋りできるのが楽しくて、また遊びに行くと言いました。「会えると嬉しいよね、夢でも、夢じゃなくても」同じように大切な人を亡くしたハヨンと悠依は、通じるものがあったのです。

その夜、部屋に魚住を招いて三人で直木の作ったオムライスを食べました。直木の分にはケチャップで「ナオキLOVE」と書いた悠依。その後ワインを飲みながらカードゲームを大人げなくプレイして遊んだのです。直木は「これ、二人でもできるから、二人でまたやって」と言いました。「そういう風に託されるのは好きじゃない。私は一人でもぴんぴん生きていけます」そんな悠依に「ゴメン」と謝りながらも、直木はゲームを続けました。

直木と悠依が仲良く台所の洗い物をしていると、魚住は「100万回生きたねこ」の絵本を読んでいました。

そして「帰ります。あとはお二人で」と言って立ち上がったのですが、悠依は「そっちも二人でしょ?話、してきて」と直木と二人で送り出しました。男たちは屋上で向き合いました。「えーと何を言えばいいんだ?」と直木は悩みましたが…「さっきのアレ、頼む、みたいなの、嘘だから」と言いました。「あとは、悠依の人生だし、悠依が決めればいい…でも、ほんと、俺…あの時、魚住さんに会えて良かった。あなたに救われた。すっげぇ変な時間だったけど、楽しかった。ありがとう。感謝してる」二人は泣いていました。

「こちらこそ、ありがとう」「うん。で、どうすりゃいいんだ…?」魚住は両手を広げていました。ハグするかと思われた瞬間、下から悠依が声をかけました。「ねえ、ちょっと!直木と行きたいところがあるの!」夜10時半過ぎ。魚住は心配していましたが、悠依は直木と二人で出かけることを決意しました。「白い猫は、どっちですか?」「私にとっては、直木です」「鳥野直木のいない世界なんて意味わかんない、って、神様に怒鳴りながらでも良いです。帰ってきてください。そう思ってるのは、あなただけじゃない」その魚住の言葉に励まされ、悠依は「帰ってきますよ」と笑って言いました。

「じゃ!」「うん」そう短く答えて、魚住は二人を送り出しました。二人は夜明けの海を見ていました。

海岸の流木に座って、登ってくる太陽を見ていたのです。それは里親さんのところにいたときの記憶を呼び覚ましました。「のどかだねぇ」「春の匂いだ」里親さんの家で迎えた中学の卒業と、別れの日。「また会える?」と聞いた悠依に、直木は「会えるんじゃね?」と答えました。そして、会えた…。

再会できたのは奇跡だった、と二人は思いました。「いつか、話してやってよ、店に来ていた子たちに」「何ていえばいい?」「君たちが見ていたやさしい英介さんも、嘘じゃなかった、って」「そうしてあげたい。でも、私は許せないよ…ゴメン」「うん、でも、俺らが勝さんに救われたように、英介さんに救われた子がいるのは、間違いないからさ」「直木、良い人過ぎるよ…」だから…この時間をもらえたんじゃない?___と直木は言いました。しかし、残された時間は恐らくそう長くなくて、彼はすべてを言い残せないと思っていたのか、胸にためていた悠依への想いを語り始めました。

「ああ、俺は悠依とこうなるために生まれてきた。これから先、悠依が笑って生きてくれるなら、俺の人生に意味があった…俺、悠依が笑ってる顔が好き。だから、笑っててよ。一人にさせてごめん…」「大丈夫」「ごめん」「笑っていられるように、頑張ってみる」夜が明けて、オレンジの光が見えてきたとき___。

「悠依」「もう行くの?」「悠依。ありがとう。さよなら…愛してる」悠依は懸命にわらいました。「直木、大好きだよ」「愛してる」「うん、愛してる」「やっぱ、照れる。海でも見ててよ…愛してる…愛してる、愛してる…愛してる、愛してる」「もういい、わかった」「悠依…愛してる」そして、彼は本当に消えてしまいました。悠依の耳には、おまけのような口笛が聞こえてきたのです。

【100万回言えばよかった】キャスト紹介(出演者)

相馬悠依役:井上真央さん

井上真央さんが演じる悠依は、有名美容室の系列店で店長を任されています。中学生の思春期に家庭の都合で里親の元へ預けられ、そこで直木と出会いました。その後、直木とは別々の道を歩み音信不通でしたが、直木が営む料理店で偶然にも再会します。以前と変わらない雰囲気の直木に自然と惹かれていった悠依は、「彼となら幸せになれる」という確信を持ったのですが、直木は突然姿を消してしまうのでした・・。

鳥野直木役:佐藤健さん

佐藤健さんが演じる鳥野直木は、悠依と同じように家庭の都合で里親に預けられた過去を持っています。料理人の道を目指していた直木は小さな店をオープンさせ、そこで悠依と偶然の再会を果たします。悠依と一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、「この先の人生も一緒に歩んでいきたい」と思うようになります。しかし、ある日突然事件に巻き込まれてしまい、死んだ時の記憶が無いまま魂となって現世をさまようことになってしまいます。

魚住譲訳:松山ケンイチさん

松山ケンイチさんが演じる魚住譲は、現世をさまよう直木と唯一意思の疎通ができる刑事です。譲は警視庁捜査一課への配属を夢見ています。実家は千年も続く寺であり、霊媒体質の家系に生まれましたが幼い頃からその才能は一切ありませんでした。しかし、ある事件を追っている最中に、魂となって現世を彷徨う直木の姿が見えることに気づきます。驚きと戸惑いを隠せないまま、直木の思いを伝えるため悠依に接触を図るのですが・・。

【100万回言えばよかった】脚本家:安達奈緒子さんコメント

残された時間について考える年齢になってきました。同年代の友人や、かつてお世話になった方の突然の訃報を聞いても、ああ、わたしもそんな歳になったのだなあと思ってしまう、そして、もう照れている場合ではないのだなあと思います。伝えたいことは伝えておかないと、いつ言えなくなってしまうかわからない。プロデューサーの磯山さんからこの企画のお話をいただいたとき、ド直球に愛を伝えるお話は素敵だなと素直に感じました。この感覚は、もしかしたら年齢にかかわらず多くの方に共感していただけるのではないかと、ここ数年の世情も相まって強く考えるようになりました。
人間にはどうにもならない欲もあり、放たれる愛はけっして美しいものばかりではありません。でもやっぱり誰かが誰かを思う姿には胸を打たれます。井上真央さん、佐藤健さん、松山ケンイチさんをはじめとする、贅沢過ぎる俳優の方々の魅力とお力をお借りして、大人だからこそ懸命に、愛を伝えようとする人々を描いてみたいと思っています。

【100万回言えばよかった】主題歌:マカロニえんぴつ「リンジュー・ラヴ」

ドラマ『100万回言えばよかった』の主題歌は、マカロニえんぴつの新曲「リンジュー・ラヴ」です。

  • 発売日:2023年3月8日(水)
  • 「wheel of life」EP
  • 収録曲:リンジュー・ラヴ、あこがれ、他新曲2曲、計4曲収録

ドラマの脚本を拝見したとき「もう戻れない恋」ではなく「もう触れられない愛」というイメージが湧きました。
決して悲しい歌ではなく、人間の温もりが伝わる優しい歌。物理的には側に居られずとも想いだけは強く寄り添う、そんなテーマで【リンジュー・ラヴ】を書きました。

はっとり(マカロニえんぴつ/Vo/Gt) コメント

【100万回言えばよかった】みどころは?

佐藤健さんが幽霊役??

TBS連続ドラマの主演は16年ぶりだという井上真央さんが主演のドラマ『100万回言えばよかった』。そんな井上真央さんと共演するのが佐藤健さんと松山ケンイチさんです。実力派俳優と呼ばれる3人の共演はこれが初めてだというから楽しみでたまりません!井上真央さん演じる主人公の相馬悠依にプロポーズ直前で亡くなってしまう鳥野直木を佐藤健さんがどんなふうに演じてくれるのかワクワクします。佐藤健さんの幽霊役ってどんな感じになるんでしょうね。思い残したままこの世を去ることがどれだけ切ないことなのか、きっとこのドラマが教えてくれると思います。なぜか幽霊の直木の存在がわかる刑事の魚住譲の存在にも注目です。お互いを運命の人だと思いながら離れ離れになってしまった悠依と直木の心を、この譲がどう繋いでくれるのかが気になります。非情な運命を乗り越えて直木の想いは悠依の元へ届くのでしょうか。完全オリジナルストーリーだからどんな展開になるのかわからないところもいいですね!心温まるドラマになること間違いなしです!(30代・女性)

ファンタジーなラブストーリー

ドラマ『100万回言えばよかった』はどこか切なさもあり、温かみもあるところが気になります。ファンタジーなラブストーリーということで、どんな展開になっていくのか楽しみです。そして井上真央さんと佐藤健さんのやりとりも期待したいです。どんなやりとりをしていくのか注目です。突然好きな人を失ってしまって、どのような感情や想いがあるのかも気になるところです。複雑な心境がリアルに感じられそうです。思わず胸が痛くなったりしそうな物語かなと思います。また失った人が幽霊となるところも斬新です。どのような思いからそうなっていくのか、幽霊だとしてもまた会えると思うと嬉しくなるのか注目です。大切な人への想いが溢れているような気がします。さらに好きな人に伝えたかったことや、言えなかったことなどいろんなものがありそうな気がします。だけど幽霊だとしてもちゃんと伝えておきたいという気持ちがあるのかなと感じます。独特な世界観が新しくて期待したいです。(20代・女性)

愛する人が突然、自分の前からいなくなってしまった悲しみ

実力派女優の井上真央さんが主演とのことで期待も高まるドラマです。子役として、また大人になってからもずっと第一線で活躍しているイメージの井上さんですが、TBSの連続ドラマでの主演は16年ぶりとのことで驚きました。そう言われてみると、ここ数年あまりテレビドラマでは姿を見かけしなかったような気もします。最近の恋愛ドラマは漫画を原作とする作品が多いですが、このドラマは完全なオリジナルとのことで、そのストーリーも気になるところです。ファンタジーの要素を含んだラブストーリーであれば、ロマンチックな展開を期待してしまいます。人はあたりまえの日常が何かのきっかけで壊れてしまったときにはじめて、何気ない日常のありがたさを実感するのかもしれません。愛する人が突然、自分の前からいなくなってしまった悲しみと、魂だけになってもなお愛する人を見守り続けたいと願う気持ち。切ない思いが交錯するような気配を感じさせる作品で、初回がとても楽しみです。(30代・女性)

一体何を100万回言えば良かったんだろう?

最近の安達奈緒子氏の脚本のドラマは共通して日々の何気ない平和な日常がとても大事と言っているように思え、強い刺激があるものではないけれど、見終わった後に心がじんわりと温まる感じがします。今回のこちらの作品も同じようにじんわりと温まるような作品になるのかなと期待しています。まずはタイトルが良いです。一体何を100万回言えば良かったんだろう?自分の気持ちであることは確かだと思いますが、感謝?愛情?と興味がそそられます。キャストも主役のみなさんが繊細な演技ができる役者さんが揃っているので、その演技も楽しみです。でも一番楽しみにしているのが、今回はオリジナル脚本だというところです。原作がある作品でもよいのですが、原作を読んでいたりすると少し自分のイマージや世界観と違っていたりすることもあり、残念に思うこともあるのですが、完全オリジナル脚本ということで、きっと毎回すごく良いところで次週に続く、ってなって、もうもうと思いながら一週間を楽しみに待つんだろうな、と待つ時間も含めて楽しみです。(50代・女性)

想いを伝えることの大切さや時間の大切さ

佐藤健さん&井上真央さん主演の恋愛ドラマですが、佐藤さん演じる恋人が不慮の事故で亡くなり霊が視える刑事と3人の関係が始まるようなので注目です。刑事役が松山ケンイチさんなので佐藤さんが亡くなるきっかけとなった事件のことも気になります。プロポーズ目前だったふたりの突然の展開はきっとタイトル通り、想いを伝えることの大切さや時間の大切さを考えさせてくれそうなドラマになっていそうで期待しています。幼い頃に里親に出された境遇もあり、思い合う二人の絆があるだけに純愛モノになっているでしょうね、生き返ることはないと予想するのでラストは涙必至そう。春風亭昇太さんや荒川良々さんなど味わいのある人たちも出演するので彼らを交えての人間ドラマも見どころです。あといかにも怪しい?お笑いコンビ、インパルスの板倉さんも謎の男役で登場するようなのでどんな絡み方をしてくるかが気になります。事件の何かを目撃しているだけとか、実はいいひとだったという見た目とはギャップのある設定ではと予想しています。(30代・女性)

【100万回言えばよかった】結末の最終回はいつ?

『100万回言えばよかった』の結末を迎える最終回の放送日は、2023年3月17日(金)です。

直木を殺害した犯人も逮捕され、事件は解決となりましたが、消えたはずの直木が生き返った・・・?

真相は最終回で明らかになると思いますので、楽しみに待ちましょう♪

あかり

最終回…楽しみだけどさみしいです…。

まとめ【100万回言えばよかった】あらすじネタバレ!最終回の結末ラストは?

今回は、【100万回言えばよかった】あらすじネタバレ!最終回の結末ラストは?といった内容を紹介させて頂きました!

『100万回言えばよかった』は、『おかえりモネ』や『コードブルー』などのヒットドラマを数多く手掛けている安達奈緒子さん脚本の描くハートフルラブストーリーです。

最後まで井上真央さんが演じる悠依と佐藤健さんが演じる鳥野直木から目が離せない展開でしたね♪

『100万回言えばよかった』は動画配信サービス「Paravi」のみ視聴することができます。「Paravi」では、TBS/テレビ東京/WOWOW(映画・音楽)番組が見放題のため、ドラマ好きの人がみんな入っていることでも有名です。

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