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完全版【silent(サイレント)】ネタバレあらすじ全話!最終回結末のラストは号泣必須!

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川口春奈(かわぐちはるな)さんと目黒蓮(めぐろれん)さんが出演しているドラマ『silent』あらすじやネタバレを、第1話から結末を迎える最終回まで紹介させて頂きます。

放送開始から徐々にSNSなどで話題となったドラマ『silent(サイレント)』は結末を迎えた最終回後も引き続き話題となっていますね♪

『silent』プチネタバレ♪

  • silentのタイトルコールは誰?」といった疑問の声がありましたが、タイトルコールは手嶌葵(てしまあおい)さんということが判明しました♪
  • 『silent』6話で図書館にいた子役は、志水透哉(しみずとうや)くんです♪
  • 紬がよく青い服を着ているのは、「同じ服を着ている」というリアリティ感を出すためだそうです♪(プロデュ―サー村瀬健さん談)

紬と想のラストはいったいどんな結末を迎えたのでしょうか・・・

そこで今回は、「完全版【silent(サイレント)】ネタバレあらすじ全話!最終回結末のラストは号泣必須!」と題して、詳しい内容をお届けさせて頂きます!

豆ねこ

SNSで話題になった4月28日の「花言葉」についても紹介しています!

あかり

目次から読みたい放送回へジャンプしてくださいね♪

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目次

【silent(サイレント)】第1話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

あわせて読みたい
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放送日タイトル
2022年10月6日(木)本気で愛した彼は音のない世界で生きていた

【silent】第1話のあらすじ

高校時代を共に過ごした青羽紬(川口春奈さん)と佐倉想(目黒蓮さん)の二人は、大学進学を機に離れ離れになります。何も心配することはないと思っていた紬ですが、ある日想から一方的に別れを告げられてしまいます。
それから8年後、二人は偶然再会することになりますが・・・。

第1話のあらすじ詳細

高校時代、彼の声と紡ぐ言葉に惹かれた青羽紬(川口春奈さん)は、高校最後の3年生で佐倉想(目黒蓮さん)と同じクラスになりました。
中学時代から幼なじみの戸川湊斗(鈴鹿央士さん)の紹介で、共通の趣味である音楽を通じて仲良くなった二人は、愛おしくかけがえのない時間を過ごしていました。

二人は大学進学を機に東京と群馬という別々の離れた土地で生活をすることになりましたが、紬は何も心配することはないと思っていました。

しかし、紬は想から一方的に別れを告げられてしまいます・・。

紬は想に振られた理由がまったくわかりませんでした。

それから8年が経ち、紬は後悔を抱えながらも、大型CDショップで働き、大好きな音楽に囲まれ、湊斗と幸せな日々を過ごし、2人の将来を考えていました。

ところがある日、紬は偶然にも駅で想を見かけます!
思わず声をかけた紬ですが、その声は想には届かなかったのです。
それは、彼は耳が・・・

【silent】1話のネタバレ!

高校時代付き合っていた紬(川口春奈さん)と想(目黒蓮さん)は、卒業後思わぬ形で別れてしまいます。
8年後偶然の再開を果たす二人ですが、思いが通じ合いません。想と再会したことで、紬と湊斗との関係にも暗雲が…

1話のネタバレ詳細!

26歳になった紬はCDショップでアルバイトをしていますが、社員にならないかと声をかけられます。
恋人の湊斗と同棲を考えていたタイミングでもあり、前向きに検討するのでした。

ある日、紬は駅のホームで想を見かけます。
思わず声を掛けますが、そのまま行ってしまいました。

紬から駅のホームで想を見かけたことを聞いた湊斗はビックリします。
想は紬に別れを告げた時に、周りの友人たちとの連絡も絶っていました。

一方の紬は、親友の横井真子(藤間爽子さん)に想を見かけたことを話し、駅で待っていれば会えるのではと言われます。

想のことが気になり、探し始めた湊斗は、ある日想の実家を訪ねます。
そこで想の妹の萌(桜田ひよりさん)から、想の連絡先と、思わぬ衝撃の事実も聞いてショックを受けます。

湊斗が想の家から帰る途中、想の母・律子(篠原涼子さん)とすれ違います。
嫌な予感がした律子は、萌が想のことを話してしまったことを窘めるのでした。

湊斗は想へ連絡をしますが、既読になったまま返事はきません。
そして紬に想の事実を伝えることができないでいるのでした。

ある日内見のため湊斗と待ち合わせをしていた紬は、そのとき偶然駅で想と会い、逃げ出す想を追いかけます。
「今は何をしているの?」などと話しかけますが、想は悲しい表情で涙を流しながら手話で話をし、去ってしまいます。
紬には想が何を言っているのかわからず、その場で立ち尽くして泣いてしまいました。

おかげで電車に乗り遅れた紬は、湊斗との待ち合わせに遅刻してしまいます。
やってきた紬の様子がいつもと違うことに気づく湊斗は、紬の口から想という名前を聞いて静かに動揺するのでした。

あかり

1話から涙なしでは見れませんでした・・!

【silent(サイレント)】第2話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年10月13日(木)好きになれてよかった…そう思いたい

【silent】第2話のあらすじ

「好きになれてよかった…そう思いたい」
紬(川口春奈さん)と、音のない世界で生きる佐倉想(目黒蓮さん)との再会。
8年の時を経て知る本当の想いとは・・

▼第2話のあらすじ詳細

紬は8年ぶりに想と偶然の再会を果たしましたが、手話で一方的に話をされ状況を把握できずに立ちすくんでしまいました。

一方で想は、この8年間の思いが募り、行き場のない気持ちを消化できずに紬のもとから立ち去りました。
そんな様子を見ていた奈々(夏帆さん)は、想のもとに駆け寄って、そっと寄り添うのでした。

想は高校卒業の頃に耳に違和感を抱くようになって、その異変にいち早く気付いた母親の律子(篠原涼子さん)が病院に連れて行ったときに、遺伝性の可能性があると診断されました。律子は「自分のせいかもしれない」と責任を感じてしまい、なかなか状況を受け入れられない律子に対して、想は申し訳なく思い、そのまま上京することを決めて、紬にも病気のことは隠して別れを告げたのでした。

湊斗(鈴鹿央士さん)は紬と想が再会したことに不安が払しょくできませんが、想いとは裏腹に、春尾(風間俊介さんの手話教室を紹介します。想と話せるようになりたいと思う紬は手話教室に通うことを決め、想に「もう一度会って話したい」と伝えました…。

【silent】2話のネタバレ!

3年前に何があったのか?紬(川口春奈さん)と想(目黒蓮さん)の高校時代のシーンから始まります。
他愛もなく話していた2人でしたが、だんだんと想の耳は聞こえなくなりました。
そのことに一番初めに気づいたのは、想の家族でした。

▼2話ネタバレ詳細!

母・律子(篠原涼子さん)はそのことに激しくショックを受けつつも何とか想の気持ちを守ろうと懸命な対応をします。しかし悲しみに耐えられず泣き出してしまうのでした。

そんな母の事を理解しつつも、想は自分の病気を受け入れなければなりません。意を決して紬と公園で会うことにし、それを最後に「好きな人がいる、別れたい」と紬へメッセージを送り一方的に連絡を絶ちます。

湊斗(鈴鹿央士さん)から紬の連絡先を聞いた想は、紬へメッセージを送ります。
駅で偶然再会したときに拾った紬のイヤホンを返すためでした。

再会した2人ですが、紬は想が失聴している事実を知り驚きます
その日は他愛のない会話をして別れました。
紬は想と会ったことを湊斗に話しますが、湊斗が想の失聴を知っていたことに怒ります。
想に会いたいのではないかと聞きますが、湊斗は会わなくて良いと答えます。
そして不安な気持ちとは裏腹に、春尾(風間俊介さん)の手話教室を紹介します。

後日、改めて話がしたいと紬は想を誘います。
紬は覚えた手話で会話します。
なぜ失聴したのかを知った紬は、想と最後に公園で会った時に「声が好き」などと言ってしまったと謝ります。
「嬉しかった」と答える想でしたが、好きな人が出来たと言われ振られたことで沢山泣いたと言う紬。
しかし想は紬のことを指さして「好きな人がいる」と送ったと主張します。
想もまた辛かったのです。こんな風に変わってしまった自分を違った目で見られるのが怖く、紬に辛い思いをさせると考えた末の決断でしたが、それを知った紬は再び涙が止まらず泣いてしまいます。
そんな紬に、想は「今は泣かせない人がいるのか?」と尋ね、紬はいると返します。

お互いの想いがわかった二人は、カフェを出て歩きます。
その時紬に湊斗から着信があり、話しながら歩いていると、想の視線が止まります。
その視線の先にいたのは、湊斗でした。

SNSでも話題になっている、川口春奈さんが演じる紬の誕生日は、4月28日

4月28日の花言葉は、「サクラソウ」

目黒蓮さんが演じる主人公の名前は「佐倉想」

豆ねこ

作りこみがすごすぎるー!!!

あかり

これからも隅々まで注目ですね!!

▼2話「川口春奈さん」衣装紹介♡

【silent(サイレント)】第3話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年10月20日(木)今はもう、好きじゃない…今好きなのは…

【silent】第3話のあらすじ

青羽紬(川口春奈さん)と佐倉想(目黒蓮さん)。
どちらも大切な存在だからこそ本当の気持ちを伝えることができなかった。
高校時代から8年の時が経つ。

▼第3話のあらすじ詳細

戸川湊斗(鈴鹿央士さん)は、今は自分が紬の一番近くにいるという考えと、心のどこかに残る心配を抱えながら暮らしていました。

そんなある日、湊斗は紬と想が一緒にいるところに偶然にも遭遇してしまい、気持ちの整理がつきません。

想は桃野奈々(夏帆さん)と一緒にいる時に、また、紬は春尾正輝(風間俊介さん)から手話を教えてもらっている中で、耳が聞こえる人と聞こえない人との間にある「距離感」というものを、深く感じていきます。

そんなある日のこと、想はあることのために紬の家に向かいますが、行った先のそこには紬の姿はありませんでした・・。

【silent】3話のネタバレ!

湊斗は高校時代、聞こえないフリをして名前を呼べば笑顔で振り返る一番の親友・想(目黒蓮さん)が大好きでした。想と自分の好きな人・紬が付き合いはじめたのは切なかったけれど、嬉しく思っていました。紬(川口春奈さん)がフラれたと連絡がきた時は、ほんの少しだけ嬉しさも感じました。

3話ネタバレ詳細!

湊斗(鈴鹿央士さん)は、親友と好きな人がが別れて、少しだけ嬉しく思う自分が許せず罪悪感を感じました。
紬からは、想に「ふられた!」とLINEがきました。

その後すぐに紬と連絡を取ることは気が引け、久しぶりに再会したのは大学を卒業した後の同窓会の時でした。
紬を追いかけ、二人は同窓会の後の二次会には行きませんでした。
ファミレスで必死に仕事をしている紬のことが気になり話を聞くと、紬は今の仕事に思い悩んでいるようでした。同僚に仕事を押しつけられたり、体を上司に触られたりするのを我慢して周りに無理して合わせていました。昔のように明るく笑っている姿はなく、食欲もない紬。湊斗は、大切な人に苦しんでほしくなくて「無理なことってあるんだよ」と言います。次の日、紬は仕事を退職しました。
それから紬はどんどん元気になっていきました。2人で会う機会が増えて、自然と付き合うように。新しいバイトを何にするか決める時、紬は大好きな音楽を聴くことが出来るCDショップにしました。湊斗は、その時に、紬が誰を思い浮かべていたのか気になりました。

湊斗は、紬と想の姿を踏切付近で見た時、動揺しました。湊斗は想の去る背中に大声で必死に呼びかけましたが耳が聴こえないので反応がありません。紬が声をかけると怒りだします。湊斗には、いつもの優しい言葉が出てきませんでした。

再び紬が想と会った時、湊斗が怒っていたか聞かれました。
想は、湊斗に良くないので2人で会うのはよそうと紬に言います。紬は、今好きなのは湊斗で想のことはなんとも思っていないと告げます。湊斗とも昔のように仲良くなって、これからも3人で気にせず会いたいと。想はその時恋を終わらせなければいけないような切ない顔をします。

ある日、買い物へ出かけた紬に、想から「家の近くにいる」と連絡入ります。ちょうど紬の家を訪れていた湊斗がベランダに出て想を見つけ、紬の家で2人で待つことに。

2人で部屋の中に居ても気まずい空気が流れます。「何か飲む?」と聞いた湊斗は想にビールを渡し、想の後ろにある椅子に座ります。普通に想の背中にずっと話しかけます。想が気付き振り返ると、湊斗は涙を流していました。耳が聞こえなくなったことを何も相談してくれなかった想のことを責め、外へ飛び出します。その時、紬が帰って来ました。急いで湊斗のことを追いかけます。

紬のこと、恋愛のことで想のことを悪く思えれば楽だったと言います。友達の病気受け入れるより楽だったと。湊斗は、想が耳が聞こえなくなったときに親友である自分に相談してほしかったのです。

「名前呼んで、振り返ってほしかっただけなのに・・・。」

湊斗はただ8年前から想に名前を呼んだ時に振り返って欲しかったのです。

あかり

3話では湊斗のせつない気持ちが描かれていました…

豆ねこ

湊斗は部屋の中にいたてんとう虫を逃がすためにベランダに出たんだけど、指にとまっているてところを写真に撮ろうとしたら逃げて行ってしまったんだよ・・・。幸せの象徴のてんとう虫…。

▼3話「川口春奈さん」衣装紹介♡

【silent(サイレント)】第4話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年10月27日(木)戻れると思う。元に戻れたら嬉しいなぁって

【silent】第4話のあらすじ

紬(川口春奈さん)は泣きながらアパートを飛び出してしまった湊斗(鈴鹿央士さん)を追いかけます。
そこで湊斗は自分の気持ちを紬に伝えると、紬からその思いを想(目黒蓮さん)に伝えた方がいいと言われました。
そして、湊斗と一緒にアパートに戻ってきた紬は、光(板垣李光人さん)とご飯を食べに行くと言って再び外出し、想と湊斗は部屋で二人きりになります・・。

▼第4話のあらすじ詳細

湊斗は久しぶりに向き合って想と話し、親友だった高校時代と想は何も変わっていないと感じます。
そして、高校時代の仲間たちとやっているフットサルに参加してみないかと想を誘います。
紬と想が付き合っていたことを知る同級生は、2人の復縁を懸念しています。

迎えた当日、連絡を断っていた同級生たちと再会した想。一方で、湊斗は紬に「お願いがあって・・・」とせつない表情で話し始めます・・・。

【silent】4話のネタバレ!

久しぶりに向き合って話した湊斗と想は、お互いに変わらないねと言い合います。
「病気のこと、だまっててごめん。」と言った想に、湊斗は優しく大丈夫と答えます。紬のことも大丈夫だから心配しないでと言う湊斗に、想は複雑な表情でうなずきました。
紬が帰宅したときには、想は帰った後で、湊斗は穏やかな表情になっていました。

4話のネタバレ詳細!

後日、想と会った湊斗は、高校時代の仲間たちとやっているフットサルに参加してみないかと誘います。みんなに気を遣わせるから、とはじめは断った想ですが、迷いながらも行ってみることにします。

当日、紬は通訳として参加し、フットサル場で久しぶりに仲間たちと楽しそうにしている想の様子をみて泣きそうになります。隣にいた友人の真子も、古賀センも同じ気持ちで見ていました。

湊斗は、想に飲み物を買いに行こうと誘います。

ベンチエリアまで休憩しに来た湊斗に、紬は想から聞いたこれまでの話をします。
サッカーを諦められなくてデフサッカーを始めようとしたが、耳が聞こえなくなったことを認めるみたいで苦しかったこと、3年前から完全に聞こえなくなったこと。
「どんな風に生きて、どんな思いでこの3年間過ごしてきたんだろう。」
紬のそんな話を聞いていた湊斗は、あるお願いをします。
別れてほしい。好きな人がいるから。

飲み物を買いに行ったときに、湊斗は想に自分の思いを告げていました。
「紬は想の横にいるときが一番可愛い。知らなかったでしょ。」
想は「(自分は)耳が聞こえない」と声を出して答えます。
湊斗は、想のためでもなく、紬のためというよりは自分のためだと言います。想を見る紬を見ているのがしんどいのだ、と涙を流しました。

「紬って呼んであげて。喜ぶから。」

あかり

湊斗の紬を想う気持ちに涙が出ました・・・

豆ねこ

続きが気になるー!!!

【silent(サイレント)】第5話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年11月3日(木)無意識に名前出ちゃうくらいほんとに好き

【silent】第5話のあらすじ

湊斗(鈴鹿央士さん)から突然の別れを伝えられた紬(川口春奈さん)は、なかなか気持ちの整理がつかないでいました。そして想(目黒蓮さん)もまた、2人の関係がくずれてしまったのは自分のせいではないかと懸念し、高校時代の恩師である古賀良彦(山崎樹範さん)に相談することにします。

▼第5話のあらすじ詳細

紬は手話教室で春尾(風間俊介さん)に湊斗の話をします。
話している途中で、自分が湊斗のことを本当に好きで大切に思っていたことを改めて実感します。
「伝わらないものですね…普通に声で話せるんですけどね。」
耳が聞こえる聞こえないにかかわらず、相手に自分の思いを伝えることは難しいと痛感します。

そんな中、紬へ湊斗から電話がきます。

【silent】5話のネタバレ!

フットサルの片づけを手伝いながら、紬と湊斗の二人は高校時代の思い出話をしていました。
想に借りたスピッツのCDアルバムの話。紬の次に借りた湊斗が、歌詞カードにはさんであった紬から想への手紙を勝手に捨ててしまった話。紬が想の話ばかりしていた話。

▼5話ネタバレ詳細!

湊斗はずっと「いま紬と想が再会したらどうしよう」とずっと不安だったと話します。
「別れよう。もう無理しなくていい、俺がもう無理。」このまま紬と一緒にいても、無理になって優しくできなくなると言います。紬にも想にも嫌われたくないのだと。

紬は簡単に気持ちの整理がつかないでいました。
それでも、湊斗の決意は変わりません。紬は湊斗の家にあった荷物を取りに行き、自分はもう片想いだと湊斗に言います。紬の呼び方はいつの間にか「青羽」になっていました。

紬と湊斗の2人が別れたことを知った想は、2人が別れたのは自分のせいだと感じ、元教師の古賀良彦(山崎樹範さん)に相談します。そして、古賀は「戸川と青羽にも2人なりの考えとか関係性があって、それはこの8年全く2人を見てなかった佐倉に分かるわけないと思う」と伝えます。

少し時間があき、想は「顔を見て話したい」と紬のいる場所に向かいます。想にはそのようにしたかった理由がありましたが、紬は「今、佐倉くんの顔を見て話すのはつらい」と言いました。想はそんな紬に、「明日あのカフェで待ってる。話せるようだったら来てほしい」とLINEを送りました。

その日の夜、自宅でハンバーグを作っている紬に、湊斗から忘れ物があったと電話がかかってきます。それは髪留めのピンで、紬が前髪をとめるのに使っていたものでした。100均だから捨てていいと答える紬。電話を切ろうとした湊斗に、紬は「戸川君のこと、好きだったよ。この3年間ずっと一番好きだった人だよ。」と言い、お互いに別々の道を歩むことを受け入れました。

次の日、想がカフェにいると目の前に紬がやってきます。「来ないと思った」と驚く想に、紬は「大丈夫。見れるようになった」と返し、そして、想は紬に自分の思いを書いたノートを見せました。

そのノートには「2人が別れたの俺のせいだと思って 再会しなければよかったと思った。ごめん。でも、青羽が手話で話してくれることも、湊斗たちとまたサッカーできたこともうれしかった。青羽と湊斗には悪いけど、やっぱり再会できてよかったと思う。8年分の思ってたこと、今伝えたいこと、これからは全部言葉にしようと思ってる。青羽が俺のことを見てくれるならちゃんと言葉にしたい」と書かれていました。

そんな想に、紬は「わかった。わたしもそうする。とりあえず今思っていること言っていい?お腹空いたから食べに行こう。」と言いました。ハンバーグ以外で。

あかり

SNSやネット上では、第5話の放送が「一番泣けた・・」という声も多くありました。

豆ねこ

第5話をみた後にスピッツの『みなと』を聴いた人も多いのでは?!

【silent(サイレント)】第6話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年11月10日(木)音のない世界は悲しい世界じゃない。

【silent】第6話のあらすじ

青羽紬(川口春奈さん)と戸川湊斗(鈴鹿央士さん)が別れ、佐倉想(目黒蓮さん)はあらためて自分の紬への気持ちを再認識するようになっていました。でも、同時に紬や湊斗から離れ一人で生きようとしていた大学時代に、耳が徐々に聞こえなくなる不安を聞いてくれていて、いつもそばで寄り添ってくれた桃野奈々(夏帆さん)とちゃんと向き合わなければいけないと感じるのでした。

▼第6話のあらすじ詳細

紬と湊斗は別れました。想は2人の別れに申し訳なさを感じています。あらためて自分の紬への気持ちを再認識し、自分の気持ちを伝えるよう努めるようになります。しかし、徐々に耳が聴こえなくなり孤独でいた時に支えてくれた奈々ときちんと向き合わなければとも感じています。紬も想にとって奈々がどのような存在か気になっています。そんな時、想のスマホに奈々から着信がきます。想は何かあったのかもしれないと代りに出て欲しいと頼み、困惑する紬ですが‥

【silent】6話のネタバレ!

大学時代、徐々に耳が聴こえなくなり不安な毎日を過ごしていた想を支えたのが奈々でした。
2人はろう者・難聴者を対象とした就活支援セミナー会場で初めて出会いました。

▼6話ネタバレ詳細!

セミナー終了後、想は、開始前にエレベーターでたまたま一緒になった奈々を見ており、その視線に奈々が気付きました。「何でもないです」と言う想に対して、奈々は「話したいって顔してた」と向かいの席に座ります。音声文字変換アプリと筆談を使い2人は話を始めました。想は、はじめは普段の学生生活での質問をしていましたが、徐々に自分の不安な気持ちを奈々に吐き出します。そんな想の話をただ静かに聞く奈々。「音がなくなることは悲しいことかもしれない、でも音のない世界は、悲しい世界ではない」と励まします。
想にとって、耳が聴こえなくなり始めてから唯一出来た友達が奈々でした。

紬と想がお好み焼きを食べていると、想のスマホに奈々から着信が入ります。想は、奈々に何かあったのかもしれないから代わりに出て欲しいと紬に頼みます。紬が出ましたが、耳の聞こえない奈々は驚いて電話を切りました。すぐに「ビデオ電話と間違えた」と言い訳のLINEが入りました。想は紬に、奈々は友達だと説明しますが、紬は思わず「本当に友達?」とつぶやいてしまうのでした。

別の日。夜道を歩いていた奈々は、想を見かけます。すぐに想に「明日は暇?ご飯食べ行こうよ」とLINEを送りましたが、ちょうど待ち合わせ相手の紬がやって来て、奈々は思わず背を向けてしまいました。

また別の日。想は湊斗と焼肉を食べにきました。「俺に感謝してるよね、今日は想のおごりね」と言う元気そうな湊斗の様子に、想はどこかほっとしました。湊斗はこの前見かけた奈々について、本当に友達なのか想に尋ねました。「2人で会う唯一の友達」だと答える想。奈々に紬のことを聞かれたときに何と答えたのかと湊斗が聞くと、想は「まっすぐみてくる。性格も」と答えます。湊斗が今度は奈々について尋ねると、生まれつき耳が聴こえないことと、大学時代に知り合い手話を教えてもらったことを説明しました。湊斗は「どんな人って聞かれたとき、好きな人のことだと・・・その人の好きなところ言うんだって」「知り合いとかだと、関係性とかプロフィールとか説明しちゃうんだって。」今みたいに、といたずらっぽく言いました。

春尾の手話教室を訪れた紬。春尾は、湊斗とは実は顔見知りで、よく一人で飲みに行く店が同じなのだと告白します。手話で話している相手がどんな人なのか春尾に聞かれた紬は、「好きな言葉をくれます」と答えました。

想は向き合って話をするため、奈々と会います。察した奈々は、想と紬は合わない、想が可哀想だから優しくしてくれるだけなのだ、と感情的に言葉をぶつけてしまいます。あの子に聞こえない想の気持ちはわからない、と。それなら、聴者でもろう者でもない自分は、奈々ともわかりあえないと想は答えます。険悪な空気になってしまった2人は、結局話をすることは出来ませんでした。

思い立った奈々は、紬の通う手話教室へ足を運びました。ちょうど出てきた紬をつかまえ、話をしないかと誘います。想に手話を習っているのかと聞く奈々。紬がそうだと肯定すると、「プレゼント使いまわされた気持ち」だと奈々は言いました。「好きな人にあげたプレゼントを包み直して他人に渡された感じ」。好きな人と電話したり、手をつないで声が話すのが夢だった、そしてその夢は叶わない、と奈々は自分の気持ちを紬にぶつけました。「恋も叶いそうにない」。泣きそうになった奈々はカフェを飛び出してしまいます。

飛び出して泣きながら歩いていた奈々のスマホに、想から着信が入ります。
視線の先には想がいました。想は離れた先にいる奈々に気付き、電話をかけたのでした。駆け寄ってきた想の目の前で、鳴りっぱなしのスマホを泣きながら耳に当てる奈々。追いかけてきた紬は、その姿を複雑な想いで見ていました。

あかり

せつない・・・

豆ねこ

6話は奈々ちゃんがメインの放送回だったね♪

【silent(サイレント)】第7話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年11月17日(木)自分にだけ飛んでくるまっすぐな言葉

【silent】第7話のあらすじ

涙を流しながらカフェを出た奈々(夏帆さん)の後を追いかける紬(川口春奈さん)は、奈々と想(目黒蓮さん)が一緒にいる姿を見つけて立ち止まります。しかし、紬は何も言わずに歩き出し、想は紬の後を追いかけて行きました。

▼第7話のあらすじ詳細

想は、奈々が泣いていた原因が自分にあるのだと感じていました。紬に心配をかけないようにと、このことは「紬とは関係ない」と言いますが、紬はそう言う想に壁を感じてしまうのでした。

一方、想の母・律子(篠原涼子さん)は、想が高校時代の友人たちと再び関わりを持ちはじめたことに不安を感じていました。そんな母親の姿に想の妹・萌(桜田ひよりさん)は苛立ちを隠せないのでした。

そんな中、奈々はある決意をして、想から借りていた本を返しにきます。

紬は、想が声で話さないことを疑問に思い、そのことを尋ねてみますが…。

【silent】7話のネタバレ!

カフェから飛び出した奈々を追いかけて来た紬ですが、見つけた奈々は想と一緒にいました。
想も奈々も、遠くから見ている紬に気付きます。気まずさに耐えられず、紬はその場を離れようと引き返します。
奈々も別方向に歩き出し、少し離れたところで後ろを振り返りますが、想は紬を追いかけて行きました。

▼7話ネタバレ詳細!

想は紬に、奈々と何を話していたのか聞きます。想は、昨日奈々に「聴者とろう者と途中失聴者、みんな違うからわかりあえない」と言われたのだと言います。でも紬には関係ないから気にしないで、巻き込んでごめんねと謝ります。関係ないと言われ、紬は複雑な気持ちになりました。

その頃奈々は、借りていた本を返しに想の家へやってきました。ドアノブに本が入った袋をかけ帰ろうとすると、ちょうど想が帰ってきました。奈々は、想が勧めてくれた本は正直面白くなかった、想が好きな本だから好きなふりをしていたのだと言います。
「振らなくていい」「振った側って悪者みたいになるでしょ?勝手に好きになられただけなのに」
悪者にならなくて大丈夫、これからもずっと友達だと言い、奈々は帰って行きました。

一方、想の実家では、妹の萌が想の部屋で本を読んでいました。そこに母の律子が入ってきます。想が高校時代の友人と連絡を取っているのか萌に聞く律子。やっと静かに落ち着いた生活ができるようになったのに、変な刺激を受けさせたくないと心配する律子に対して、萌は「それはお母さんの自己満足だ」と言い放ち出て行きました。

後日、会社に用があり出社した想。上司になぜ声で話さないのか聞かれ、答えられずうつむいてしまいます。そしてその後に会った紬にも、同じことを聞かれます。「この時間がもどかしいから声で話せってこと?」スマホで打った文章を見せる想。紬は否定しましたが、想は「声がすきなんだもんね」とスマホに打ちます。結局スマホの画面は見せませんでした。聴者とろう者の2人の間には、少しずつできた溝が積み重なっているようでした。

湊斗と電話で話した紬は、想が湊斗といるときに声で話すことがあるのか聞きました。しゃべった方がいい?と聞かれたが、無理しなくていいと答えた、嫌なことの理由はわざわざ話したくないだろうし、と言う湊斗。奈々については「声を出さなくていい相手だから、心を開けるっていうのもあるのかも」と話します。紬は想になぜ声で話さないか聞いたことを後悔していました。「やっと目の前にいてくれるようになったのに」

あれから奈々の様子がずっと気になっていた紬は、想に奈々の連絡先を聞きカフェに呼び出しました。そこでこの8年間ずっと想の心配をしていたこと、その想をずっと支えてくれていたのは奈々なのだと、手話で話しました。今の想がいるのは、奈々のおかげなのだと。
「手話ヘタクソだね」「想君とたくさん話した方がいいよ」
奈々はどこかアドバイスのように聞こえる言葉を紬にくれました。

図書館に来た奈々は、少し先にいる想をみつけ思わず隠れてしまいます。想は小さい男の子から「来て」と声を掛けられ、手を引っ張られていきました。高いところにある赤い本をとってほしいと言われますが、想には聞こえません。想は優しく男の子を抱き上げ、指をさしてどの本なのか確認してあげました。その一部始終を見ていた奈々は、思わず笑顔になりました。

想は奈々に、紬と会って何を話したのか聞きます。この8年どれだけ想のことを心配していたのか熱弁された、と答える奈々。紬が下手くそな手話で、手話教室の先生に訳してもらってまで、一生懸命手話で話してくれたのだと言います。
「気持ちを伝えようと必死になってる姿ってすごく愛おしい」
想も紬と話しているとそんな気持ちなのだろうと思った、と奈々は穏やかな顔で話しました。今は、プレゼントを包み直されたのではなく、おすそわけした、あげてよかったという気持ちなのだと。
想は、自分も奈々も耳が聴こえて、声で話をしているという夢をたまにみると話します。自分の夢には音がないけれど、想の夢の中で自分が話せていて、想の声が聞こえているのならよかったと笑顔で答える奈々。笑い声がもれていた2人は、さっきの男の子から「しーっ」と注意され笑い合うのでした。

待ち合わせ場所で本を読んでいた想は、紬に「また難しいやつ読んでる」と言われます。
「本好きだよね、高校生のときから国語が得意だったし」
「高2のときに佐倉君が書いた作文、うちにまだあるよ。読みにくる?」

その頃、奈々は手話教室の前にいました。ポスターをみていると、春尾に「ご興味ありますか?」と声をかけられます。
春尾にむかって「久しぶり」と奈々は言いました。奈々の顔を見た春尾は驚いていました。

想は作文を読むために紬の家を訪れます。ソファに座り、どこかぎこちない2人。作文を取りに立ち上がった紬の手を、想が突然掴み両手を握りました。想は声を出そうとしていました。そんな想の様子をみて、紬はしゃべらなくていいと諭します。「声が好きだったけど、でも声以外も好きだから。だから大丈夫、無理にしゃべらなくてもいいよ」「しゃべらなくても好きだから」
好きと言ってしまったことに焦っている紬を抱きしめる想。両手を掴まれていたため手話で話していませんでしたが、想には伝わっていたのでした。

豆ねこ

奈々のストーリーは、スピッツの『正夢』からインスピレーションを受けているのでは?と言われているよ!

【silent(サイレント)】第8話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年12月1日(木)一緒にいたくているだけなのに
あかり

待ちに待った2週間ぶりの放送でした!

【silent】第8話のあらすじ

紬(川口春奈さん)の家を訪れた想(目黒蓮さん)。想は「しゃべらなくても好きだから」という言葉を聞いて、紬のことを抱きしめたのでした。想は紬に、声が出せないわけではないが自分で聞けないことへの怖さがあることを話、そのことを紬も受け入れます。

▼第8話のあらすじ詳細

しかし、2人の距離が近くなるほど、想は自分と一緒にいることが大変なのではないかと紬に気を遣うようになり、紬はは否定しますが、なかなか思いは伝わりません。

一方、奈々(夏帆さん)は春尾正輝(風間俊介さん)と再会を果たします。「紬と想を見ていたら、春尾くんのことを思い出して」と言う奈々。

そんな中、紬は弟の光から、母親が紬の結婚に期待していることを聞きます。「お母さん期待してるっぽかったよ。結婚。佐倉君とのこと反対されたらどうする?」紬は実家の群馬に帰ることに。
母に「会ってもらう前に伝えておかないと、と思って。耳がね、聞こえないの」と伝えます。

一方の想も、母親からいつ実家に帰って来るのかと催促されていました。

【silent】8話のネタバレ!

紬を抱きしめた後、想は「声が出せないわけじゃない、自分に聞こえないから誰にも届かない感じがする。自分で感じ取れないことがすごく怖い」と言います。一度声を出して話すと、声を出さないといけない気がする、それが辛いのだと話しました。そのことを聞いた紬は、大丈夫と優しく受け止めました。想はもう少しだけ待ってて、聞かせたいことがあるからと言いました。

▼8話ネタバレ詳細!

一方、奈々は春尾の手話教室を訪れていました。教室のサイトをみたら知った顔があったからびっくりしたと話します。友達とその友達2人(紬と想のこと)をみていたら春尾くんを思い出したと言う奈々。春尾から、なぜ?と聞かれた奈々は、その問いには答えず「また来るね」と言って帰って行きました。春尾は思わず奈々の後ろ姿に向かって「桃野さん」と呼びかけました。もちろん奈々は振り返らず行ってしまいました。

紬の家で、自分が高校時代に書いた作文を読む想。恥ずかしさから捨てようとしますが、紬に止められます。光がそろそろ帰って来ると言うので、想は紬の家をあとにしました。

その頃光は、湊斗の家で真子と3人で飲んでいました。湊斗は2人に「LINEのこの変なグループ名なに?」と聞きます。3人はLINEグループ「紬を幸せにし隊」を作っていました。湊斗はいつの間にか隊長になっていたのでした。

帰宅した想のスマホに、母の律子からLINEが入ります。「次いつ帰って来る?」との問いに「考えとく」と返信。そのすぐ後に紬から「次いつ会える?」とLINEが入り、想は嬉しそうに「いつでもいいよ。いつが休み?」と返しました。想から来た返事にため息をつく律子に、妹の萌はプリンを食べながら、今度想に会ってくると伝えます。「プリンの手話ってどうやるんだっけ?」「プ・リ・ン(手話も一緒に)」それを見て律子は「使わないと忘れちゃうね」と、どこか悲しそうに言いました。

別の日。いつものカフェで待ち合わせをした想と紬。メニューのプリンを見て、紬は想にプリンは手話でどうやるのか尋ねます。「プリン(手話で)」それを見た紬は「かわいいね」と笑いながら言いました。その後映画を見に行くことになりますが、バリアフリー字幕の映画から選ぶことに想は申し訳なさを感じ謝ります。そこへ偶然紬のバイト先の同僚・田畑が入ってきました。耳が聞こえない想に、どこかよそよそしい態度をとる田畑。カフェを出るときに「一緒にいるの恥ずかしいよね・・・一緒にいるの大変でしょ」とまたもや想は紬に謝ります。紬は否定しますが、想は気にしたままの様子でした。

紬は手話教室で、春尾に「手話が疲れるって思ったことはありますか?」と、この前のカフェでの出来事を話します。一緒にいたくているだけなのに、どうしたらいいのかと悩む紬に、春尾は「本当・・・どうしたらよかったんですかね…」と何かを思い出しているかのように答えました。

その頃奈々は大学時代のノートを引っ張りだしていました。耳が聞こえない奈々は、授業はノートテイクのボランティアに頼っていました。ある日、就活のためにボランティアをする春尾が担当になりました。奈々は毎回ノートの隅に、ノートテイクをしてくれた相手に対して「ありがとう」とお礼を書いていました。春尾は「ひとつ書いておいて、毎回それを見せたら?」と言いますが、奈々は「ありがとうって使いまわしていいの?」と答えました。春尾は、そんな奈々のことが気になりはじめました。2人はノートテイクのボランティアを通して徐々に距離を縮めていきました。

春尾は奈々に対して、喜ばせたい、役に立ちたい、ずっとニコニコと笑っていて欲しいと思っていました。ある日大学の仲間と手話サークルを立ち上げようと話していた春尾。仲間に奈々を紹介しようとしますが、奈々は複雑な顔をしてその場を去ってしまいます。奈々を追いかけ、どうしたのか尋ねた春尾は「遊び道具にされたみたいで不快だっただけ」と言われます。あの人たちは偽善だと言う奈々に「めんどくさいな」とつぶやく春尾。奈々のためになると思っていた春尾と、それを偽善だと言った奈々。思い違いから2人は疎遠になってしまいました。言葉は通じるようになったのに、顔をみて話せるようになったのに、押し付けた善意で終わってしまいました。

春尾の手話教室を再び訪れた奈々。お互いに会わなかった8年間のことを話します。春尾から、紬と想の2人がうまくいくか聞かれた奈々は、上手くいってほしいと思っていると答えます。「聞こえる聞こえないは関係ないって思いたいから」

一方、紬は実家に帰ることに。母は父が入院していた頃の話をし「毎日病院に通っていたのは一緒にいたくているだけだったのに、毎日来なくていいと言われた、わかってないよね」と話します。その夜、紬は母に想について話をしようとします。言いづらそうな紬に、プリンをすすめる母。プリンを食べながら想の耳が聞こえないことを話す紬に対して、「それで?お母さんがやめなさいって言ったらやめるの?」「お母さんは別に関係ない」と母は答えました。紬は母と光にプリンの手話を教えました。母は「かわいい」と笑いました。

その頃、萌は想の家を訪れて一緒にプリンを食べていました。律子が心配していると伝える萌に対して、「心配されるのが嫌だから帰らないんだよ」と想は答えました。

実家から自分の家へ戻る紬は、母から大量の食べ物を持たされます。「実家から帰るとき荷物が増える現象にそろそろ名前がほしい」と言う紬に対して、「親の真心」と言う母。言葉じゃ伝えきれないから物に託すのだ、と言います。母は荷物を持って玄関まで見送りました。

手話教室。春尾に奈々から手紙が届きました。「ファンレター?」と聞く同僚に対して、「昔の知り合いです」と答える春尾。

自宅に戻った紬は、母から持たされた料理を消費すべく想を自宅に呼びます。ご飯を食べながら、いっぱいあるから持って帰ってといろいろ持たせようとする紬に、想は「お母さんみたい」と言います。お互いの家族について話す2人。「わたしは一緒にいたくているだけだから」何かをしてあげようとも思っていないし、一緒にいると疲れるとか思っていないし、それが言いたかっただけ、と言う紬。「あとお母さんのご飯を食べて欲しかった」。想に「青羽はこれ作れないの?」と聞かれた紬は、手話がわからないふりをしてとぼけました。

その後、想は実家へ帰ります。玄関先で出迎える律子に対して、想は、声を出して「ただいま」と言いました。

あかり

SNSではドラマに登場した「高崎プリン」が話題になりましたね♪

豆ねこ

プリンが食べたくなる回だったよね!

【silent(サイレント)】第9話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年12月8日(木)誰がどうやって力になってくれるの?

【silent】第9話のあらすじ

久しぶりに実家へ帰った佐倉想(目黒蓮さん)は、CDラックが空になっているのを見て、過去のいろいろな出来事を思い出します。

▼第9話のあらすじ詳細

サッカー推薦で大学に入ったものの、徐々に耳が聞こえにくくなり部活を辞めてしまったことや、青羽紬(川口春奈さん)に別れを告げると決めた日、母の律子(篠原涼子さん)に友達には病気のことを隠してほしいと伝えたこと、大好きな音楽を遠ざけたこと。

一方の紬は、弟の光と暮らす自宅でCDを片付けながら、音楽への想いについて考えていました。ある用事のために実家へ帰っていた戸川湊斗(鈴鹿央士さん)は、同じタイミングで想も実家に帰っていることを偶然知り、会いにいくことにするのですが…。

【silent】9話のネタバレ!

紬に別れを告げる前に最後に会った日、帰って来て様子のおかしい想に母・律子は「誰かに会ってたの?」と聞きます。想からは耳が聞こえなくなることを誰にも言わないでと言われ、言った方が力になってもらえるのでは?と尋ねる律子。「誰がどうやって力になってくれるの?」想はそう言って、絶対にだれにも言わないでと念押しし実家を後にしました。

▼9話ネタバレ詳細!

律子はその後もたびたび想のことが気になり、様子を見に東京へ行きます。想はサッカー推薦で入った大学の部活もやめてしまい、寮からも出てアパートで暮らしていました。律子は想にデフサッカーをすすめますが、サッカーのものを全て捨ててしまっていた想からは拒絶されてしまいます。「耳が聞こえないって言わないでほしい。まだ聞こえるから。」想はひとり不安と戦っていました。

ある日東京へ行った律子は、奈々と手話で話す想を見かけます。でも声をかけることはできませんでした。

お正月に実家へ帰って来た想。律子が湊斗からきた年賀状を渡しますが、想はよく見もせずにそのまま自分の部屋へ行ってしまいます。自分の部屋にあるCDを見て、引き出しからiPodを出して音楽を聴こうとしますが、混乱しCDを床に投げ出してしまいます。大きな物音に驚き駆けつける家族。「なんか壊れたみたい・・・イヤホン」想は泣きながら律子に訴えました。「こっちが壊れたかな?」「声、出てない?さっきからずっとしゃべっているつもりなんだけど」想の耳はほとんど聞こえなくなっていました。家族はその姿を目の当たりにし、何も言えなくなってしまいます。想を慰める父。床にはケースの割れたCDが散らばっていました。

姉の華は妊娠した時、自分の子どもが耳が聞こえないのではという不安を抱えていました。夫の家族に、想の耳が聞こえなくなった理由も話せていませんでした。「遺伝性っていうことは、私の子どももありえるってことだよね?この子も同じだったらどうしたらいいの?私のせいだ」自分のことばかり考えていると責める律子に対して、華は自分の子どものことだと主張します。「お母さんと同じだよ!私と萌だって、お母さんの子どもだよ」想のことばかり考えている律子には、その言葉が響いた様子でした。
産後の検査の結果、華の子どもは耳が聞こえることがわかりました。

自分の部屋でCDの整理をしている紬。そこへ入ってた光に、高校生の頃にCDを買うお金がなくてレンタルショップで歌詞カードを読んでいたことを話します。「手話できなくても大丈夫?」と聞く光に対して、紬は歌詞カードを読みながら大丈夫、大丈夫と答えました。

想と同じ頃実家へ帰っていた湊斗は、想を呼び出してあるものを返します。それは高校生の湊斗が、想に借りたCDから抜き取った【紬から想へのメッセージ】でした。2人がいる所を通りがかった律子は、想が笑って湊斗と話している様子に少し驚きました。家に帰ってきた想に対して、萌が湊斗に話してしまったことを謝ります。想は首を振って、「また普通に話せるようになったからよかった」と答えます。部活のみんなにも会おうと誘ってくれた湊斗。想は「なんで隠してたんだろうって思った」と言います。「忘れてもらうのがみんなにとって一番いいと思っていた。知られたら辛い思いをさせると思っていた。もっと辛い思いをさせてたって話してやっとわかった、話せなくなると思っていたのは勘違いだった」。お母さんに対しても同じだ、と想は言いました。話すと心配させると思って、大丈夫だと言って逃げてきたのだと。律子は「それでいい。困ったときに思い出したら相談してくれればいい。心配はするけど!」と言い、2人は笑い合いました。「想、前より話すようになった。学校のこととか全然話してくれなかった」

その後萌に呼ばれた想は自分の部屋へ行き、萌が自分の部屋に隠していたCDの箱を開けます。「お母さんが捨てようとしてたのを萌が保護してた。また見たいかなと思って」という萌に対して、想は萌の頭をくしゃくしゃとなでます。そこへ華が入って来て、自分がずっと探していたCDを想が持っていたことに気付きます。スルーしてそのCDを棚に戻す想と萌。3人はわいわい騒ぎながら残りのCDを棚に戻しました。その様子を下の階で聞いていた父は「昔から3人揃うとうるさいんだよな」とどこか嬉しそうに律子に言いました。

駅まで送って来た律子に対して、想は声を出して「ありがとう」と言います。うなずき「いってらっしゃい」と律子は車の中から笑顔で想を見送りました。

東京へ戻って来た想は、紬の働くタワレコを訪れます。レジの列に並び、タイミングよく紬のレジに当たります。想が手にしていたのはスピッツの『見っけ』。想の耳が聞こえなくなってから発売されたアルバムでした。「貸そうと思ってたやつ」と言う紬に対して、「自分で持っていたいから買う」と答える想。歌詞カードで読みたくて、ネットでは歌詞をみていない、どれが良かった?と聞く想に、紬は「全部!」と答えました。

仕事が終わり外に出た紬は、歌詞カードに没頭する想をみつけます。どれがよかったか紬が聞くと、想は「全部」と答えます。「ほら、だから言ったじゃん!」紬がそう言うと、想は笑いました。「実家で何かいいことあった?いい顔してる」「顔が良いのは元々だ」「そういうとこあるよねー」そして湊斗からもらった紬のメッセージを見せます。『佐倉くんとは音楽の趣味が合うから嬉しい!』パンダのメモ帳にはそう書いてありました。恥ずかしくなった紬は想から奪い返そうとしますが、なかなか奪い取れません。「お願いを聞いてくれたら返してあげる、青羽が好きなCD貸して」貸したいのいっぱいあるからいいよ、と答えた紬ですが、メッセージは返してもらえませんでした。

その頃、行きつけの飲み屋でばったり春尾と会った湊斗。春尾が落とした奈々からの手紙を拾い、奈々と友達なのかと聞きます。「ちょっとだけ」と答えた春尾に対して、「ちょっとだけの友達から手紙ってもらいます?普通LINEしません?」と湊斗の連れが聞きますが、春尾は「8年振りなんで」と言いました。帰り道、湊斗は空をみて「晴れてるねー」と言います。その言葉は想がよく言っていた言葉でした。

同じ頃、紬と帰り道を歩きながら、想も「晴れてるねー」と言いました。湊斗がよく言っていた言葉に思わず笑ってしまう紬。話の流れから「ずっと」という言葉が出てきて、紬が下を向けていた「ずっと」の手話の手を、想から前に向けるよう修正されます。紬は笑顔で想に向けて「ずっと」と言いました。

豆ねこ

「顔がいいのは元々だからな」って言ってみたいーー!!

あかり

silentシナリオブック買おうと思います!

【silent(サイレント)】第10話の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年12月15日(木)また何も伝えずにいなくなるのは許さない

【silent】第10話のあらすじ

紬(川口春奈さん)と過ごす時間に幸せを感じつつ、想(目黒蓮さん)は、ふと紬の声が聞こえないことを寂しく感じてしまいます。

▼第10話のあらすじ詳細

真子(藤間爽子さん)からなぜ想と付き合わないのかと聞かれた紬は、「想の様子が心配で、何か言いづらいことがあるのだろうから、呑気に付き合ってほしいなんて言えない」と答えました。

2人のことを紬の弟の光(板垣李光人さん)から聞いた湊斗(鈴鹿央士さん)は、想を呼び出しあることを伝えます。

【silent】10話のネタバレ!

紬の部屋に、想がCDを借りに訪れていました。
「好きなの借りていいよ」と言う紬に、「CDの中身がちがう」と指摘します。「高校生の時も、貸したCDの中身が入れ替わっていた」という想。「青羽変わらないよね」

▼10話ネタバレ詳細!

洗い物するから選んでてと言いキッチンへ向かった紬にちょっかいを出す想。「やめて!洗い物してるんだから」と紬が笑いながら言いますが、その声が聞こえない現実を感じ、想は急に固まってしまいます。結局CDは借りずに、また今度にすることに。帰ろうとすると、光から紬に、家に忘れた課題を届けて欲しいという電話がきます。紬はこれからバイトのため無理だと言うと、想が行くと申し出ました。

光の大学に来た想。課題を光に渡して帰ろうとしますが、光に引き留められます。「この後暇?」と聞かれうなずく想。「牛乳買って帰らないといけない。けど俺、スマホより思いの持てないから、一人で牛乳買いに行けない」そう言った光に想はふっと笑いました。

同じ頃、想の妹の萌が紬のバイト先のタワレコを訪れていました。紬に声をかける萌。「あの、すみません。お兄ちゃん高校生の頃、うちに来てて…」「…。ああ、佐倉君の…」この前実家に久しぶりに想が帰ってきたことにお礼を言う萌。実家に帰るよう言ったのは私じゃないと否定する紬に対して、「ありがとうございますってお母さん言ってて…あ、K-popどこですか?」「…5階です」萌はお礼を言って行ってしまいました。

その夜、自宅で想は若年発症型両側性感音難聴の遺伝について調べていました。

手話教室では、春尾がずっと読めずにいた奈々からの手紙を開いていました。
「あの頃のこと、謝ろうと思って会いに行ったのに、話せなかったから手紙にします。顔を見ないで話せたらよかったんだけど、手話ってこういうとき不便だね」
聞こえる人の中で必死に目で文字を追いかける毎日の中、春尾が顔を見て必死に手を動かしてくれることが嬉しかった。早く手話だけで話せるようになりたかった。春尾が手話を仕事にするのが嫌だったわけではない、自分とは違うと思い知って辛くなってしまった。私は手話ができるけど、聞こえる人の通訳ができない。春尾は手話ができて、聞こえる人の通訳ができる。
「優しくしてくれたのに、受け入れられなくてごめんね」手紙の最後には、連絡先と共にこう書いてありました。

紬と奈々は待ち合わせをして、紬の家へ行きます。遅れてやってきた奈々のバッグのチャックが開いていないか確認する紬。紬と会うときにわざわざ開けない、と奈々はいたずらっぽく笑いました。紬の家でご飯を食べながら、奈々は春尾と再会した話をします。これから2人が付き合う可能性を聞く紬に対して、「春尾くんは聞こえる人だから、ずっといっしょにいたらいつか辛くなるかもしれない」と奈々は答えます。あくまでも私の意見だと奈々は慌てて付け加えましたが、そのことを聞いて紬はどこか不安になった様子でした。

後日紬と想はいつものカフェで待ち合わせをします。「今度手話でビデオ電話してみたい」と紬が言うと、想は複雑な表情になります。手話をするときいつも声を出しているという紬に、想は何とも言えない表情のままでした。帰り道、紬はそっと想の手をつなぎますが、想は手を離してしまいます。「手話しにくいから」。2人は気まずい空気のまま別れました。ちょうど光のパソコンを直すため紬の自宅を訪れていた湊斗は、帰宅した紬が元気のない様子なのに気付きます。「何かあった?」と聞く湊斗に、紬は「何も」と答えるのでした。

春尾の行きつけの居酒屋で、春尾と奈々は会いました。なぜ手話を仕事にしたのか尋ねられた春尾は、「ろう者とコミュニケーションをとって理解しようと頑張れば、自分でも分かり合えるかもしれないと思ったから」と答えます。でも、手話はコミュニケーションの手段でしかなかった、と。聴者が一人一人違うように、ろう者も一人一人違った、と春尾は言います。結局は気持ちがあるかどうかだと言う春尾に、奈々は「大人になったね」と笑いました。その後偶然やって来た湊斗とともに、3人で飲むことに。紬のことが好きなのに別れた湊斗に対して、「それは優しさじゃない」「バーカ!バカバカバカバカ」と奈々は冗談っぽく言うのでした。

その頃真子と会っていた紬。なぜ想と付き合わないのか聞かれ、「一緒にいてときどき寂しそうな顔をする想に対して、呑気に付き合って下さいとは言えない」と不安そうに答えました。

別の日、湊斗の家にやって来た想は、なぜ紬と付き合わないのか聞かれます。「変わったことが大きすぎる」と言う想。想は湊斗に「好きだから一緒にいるのが辛くて別れたんでしょ」、自分も同じだと言います。そんな想に対して「どっちでもいいけど、また青羽に何も伝えないで勝手にいなくなるのは絶対に許さないから」と湊斗は強く言うのでした。

想は紬の家を再び訪れます。机の上に転がっていたイヤホンをみた想は、ふとそのイヤホンをはめて音楽を聴こうとします。でも想には聴こえません。紬はイヤホンを外して、空気を変えるため「映画をみよう」と席を立とうとしますが、想から止められます。「何か言いたいことあるなら……」と想に聞き出そうとする紬でしたが、そんな紬の手話を辞めさせて想が言ったのは「青羽の声思い出せない」という紬にとっては衝撃の一言でした。想は「あの頃したくだらない話とか、一緒に見たものとか全部覚えてるのに、青羽の声がどうしても思い出せない。目の前で楽しそうに笑ってるのに、笑い声が聞こえてこない」と辛そうに思いを伝えました。

また、「駅で再会したとき、手話で何言ったか分からなかったでしょ?」と質問し、別れた理由を話していたと伝えます。「電話もできなくなるし、一緒に音楽も聞けなくなる。そう分かってて一緒にいるなんて辛かった。だから別れた」と告白します。

想は、「やっぱりつらかった。一緒にいたいだけって、顔を見て一生懸命手話で話しかけてくれてうれしかった。でも一緒にいるほど、話すほど、好きになるほどつらくなっていく。青羽があの頃のままだって分かるほど、自分が変わったことを思い知る」と紬に話しました。「声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と涙を流します・・。

あかり

想と紬の関係は、最終回の結末ではどうなるのでしょうか・・

豆ねこ

いよいよ最終回だね・・!!

▼10話「川口春奈さん」衣装紹介♡

【silent(サイレント)】最終回(11話)の「あらすじ」と「ネタバレ!」

放送日タイトル
2022年12月22日(木)発表前

【silent】最終回11話のあらすじ

「一緒にいるほど、好きになるほど辛くなっていく。声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と青羽紬(川口春奈さん)に伝えた佐倉想(目黒蓮さん)。紬はそんな想に自分の気持ちを伝えますが、想には響かないのでした。

▼最終回11話のあらすじ詳細

お互いの気持ちがすれ違う中、紬は戸川湊斗(鈴鹿央士さん)から、想は桃野奈々(夏帆さん)から、それぞれある言葉を投げかけられます。そして、2人は別々にある場所へと向かいます。

変わったものがあり、それでも変わらないものがある。

8年という年月を経て再び出会った2人がたどりつく結末は…?

豆ねこ

8話で想が言っていた「聞かせたいこと」はちゃんと回収されるのでしょうか?!

あかり

最終回楽しみだけれど終わってほしくない!!

【silent】最終回11話のネタバレ!

高校時代、想と紬は教室の黒板の前で、お互いの名前について話をしました。「紬ってめずらしい名前だよね。青羽以外に会ったことない」「佐倉君も珍しい漢字だよ!妄想の想!」
「私の何がめずらしい?」としつこく言う紬に、想は笑って手招きしました。

▼最終回ネタバレ詳細!

紬の家。紬は目を背けている想に対して、付箋に書いて「想が辛くなることは全部やめる、それでも一緒にいたい」と伝えます。それでも想は涙を流して紬の家を出て行ってしまいました。

帰り際に涙を流す想とすれ違った光は、湊斗に連絡をしていました。インターホンが鳴り、紬が出てきます。
「光から紬がパンダを持ってくるよう言ってる」と聞いたと言う湊斗に対しきょとんとする紬。はめられたことを察する湊斗。
湊斗は紬に「想の駄目なところは、想が見ているのは8年前の紬で、紬が見ているのは今の想だ」と話します。「想は青羽の変わらないところばかり見ていて、逆に青羽は今の想のことちゃんと見てる」と2人が8年分ズレていることを指摘しました。

同じ頃、本を返してもらうために奈々に会った想は、奈々からちゃんと今をみようとしないとだめだと伝えられます。自分と春尾が上手くいかなかったのは、聴者とろう者だからじゃない、自分がそう思い込もうとしていただけだと言い、「昔の誰かじゃなくて、今のその子をちゃんと見た方がいい」「私たちはうつむいてたら、優しく声をかけてもらっても気付けない」。

紬と想はもう一度だけ会う約束をして、想は2人の母校である高校の教室を待ち合わせ場所に決めました。

バイト先の休憩時間に社員採用面接の書類を見ていた紬は、バイト仲間の田畑から社員になるのかと聞かれます。「気にしないですか?この前の人」そう言われた紬は、「耳聞こえなくて可哀想だから?」と質問します。
「歌詞カード読みたいって言っても、タワレコ行きたいって言っても、音楽だから触れさせないの?」「そういう耳が聞こえないからこうだって決めつけた考え方しかできない方が、よほど可哀想だよ。私もそうだったけど」と紬は畳みかけるように言うのでした。

同僚とコーヒー片手に歩いている春尾。同僚から「春尾君の良いところは、聞こえない人を可哀想だと思ってないところだよね」と言われます。春尾はうなずき「憧れる人もいるくらいです」と答えました。

紬のことを心配しバイト先まで会いに来た真子。「私にできることはある?」と聞かれた紬は、泣いて帰ってきたら背中をさすってほしいと言います。「わかった、さする練習しとく!いってらっしゃい」紬は決意したようにうなずきました。

実家へ帰った紬は、母にブラッシングしてもらいながら「お別れするときこそ全部相手に渡さないとダメ」と言われます。中途半端にすると自分の中に思い出が残ってしまうのだと言います。「思い出に残るとやっかいだから、全部投げつけてきな」「いってらっしゃい」と母は笑顔で送り出してくれました。

待ち合わせ場所の教室で待つ紬。想がやってきました。紬は手話で話しかけようとしますが、想は目をそらしたまま見てくれません。紬は黒板に想への思いを書き、想も紬への思いを書きます。「人の声が聞こえないのが当たり前になってたのに 青羽の声がきこえないことだけは受け入れられなかった」
「一緒にいると辛いことがある。悩むことが増えて一緒にいていいのか迷う。…それでも今は一緒にいたい」そう言った想に対して、紬は「人それぞれ違う生き方をしてきたのだから 分かり合えないことは絶対ある。他人の事可哀想に思ったり、間違ってるって否定したくもなる。それでも一緒にいたいと思う人と 一緒にいいるために言葉があるんだと思う。できるだけ分かり合えるように、たくさん話そう」と言い、想は笑って頷きました。「言葉にできないときには、黙って泣いてもいい。私も黙って背中をさするから」そう言って紬は想の背中をさすってあげるのでした。

「私も一緒に行きたいところある」
紬は想と体育館に行き、想が高校生の時に読んだ「言葉」という題名の作文を、今度は手話で読んでもらいます。そこには想が考える”言葉がなぜあるのか”が書かれていました。「言葉がうまれたのは、きっと想いの先にいる誰かとつながるためだ」
紬と想は高校からの帰り道、やっと手をつないで歩くことができました。

帰りがけに荷物を取りに実家に寄った想。紬は外で待っていました。そのことに気が付いた想の母・律子は、想に気付かれないようにこっそり紬のところへ行きます。想のことについて話す2人。「何かを楽しむことより、何かに傷付かないことを優先してほしかった。でも楽しそうなのを見るのが、やっぱり…ほっとする。楽しそうでよかった」想には話したことはだまっておいてね、と言って律子は家の中へ戻りました。

想が取りに行った荷物というのは、高校時代に使っていたiPodでした。紬の耳にイヤホンをはめて、「壊れてないか確認して」と言います。iPodは壊れておらず、ちゃんとスピッツの曲が流れました。

その頃光は、手話の本を借りるために想の妹の萌と会っていました。萌は想の病気がわかってからすぐ、想よりも先に手話を勉強していたのだと言いました。

帰り道に湊斗と会う想。湊斗の姿をみて「みなと」と声を出して呼びます。大丈夫か心配する湊斗に対して、想は声を出して「大丈夫」と言い、腕をさすってあげました。

後日。湊斗は花束を抱えた奈々にばったり会います。「誰にあげるんですか?」と聞かれた奈々は、「ナイショ」と答えます。奈々は湊斗に花束から「1つだけあげる」と言います。「おすそわけ!」。遠慮する湊斗に、奈々はやや強引に花束を差し出すのでした。

いつもの居酒屋で奈々を待っていた春尾。奈々は春尾に通訳士になれたお祝いとして花束を渡しました。奈々は春尾に「花には音がなく、言葉があり、気持ちが乗せられる」と花屋さんで言われた話をしました。そして春尾に「クリスマスだからお返しがほしい」と言います。何がいいの?と聞く春尾に、「ほしいハンドバッグがある」と答えました。

紬が想と待ち合わせをしているカフェに湊斗がやってきます。想からここにいると聞いてやってきたのだと言い、紬にかすみ草を1本渡します。「おすそわけ」。湊斗の分はあるのか尋ねる紬に対し、自分の分はいいのだと言い、「誰かにあげてもいい。想が代田で待ってる」と言って行ってしまいます。

同じころ、想は奈々に呼び出されていました。笑いながら奈々のバッグを確認する想。チャックは閉まっていました。「おすそ分け」奈々はそう言って想にかすみ草を1本渡します。「用事ってこれだけ?」と尋ねる想に対して「私これからデートだから。またね」と言い2人は別れました。

代田へ向かう紬のもとに、想からTV電話がかかってきます。「待ってるね」「行くね」
紬と想は、お互いがかすみ草を持っているのに驚きます。「プレゼント交換」といってかすみ草を交換し、イルミネーションを見に行きました。イルミネーションの中を歩きながら「青葉の声は思い出せないし、もう聴けない。でも、青羽の言葉がみえるようになってよかった」と想は言います。「今何かいいたいことある?」紬にそう聞かれて想は首を振りますが、想は何かを思い出したように手をつないで紬の耳元で何かを囁きます。笑い合う紬と想。2人は高校時代に黒板の前で、お互いに耳元で囁き合っていた頃を思い出していたのかもしれません。

豆ねこ

かすみ草の花言葉は「幸福」「感謝」「無邪気」「親切」だよ♪
素敵な演出だよね!

あかり

素敵な最終回だったー泣!silentロス決定…。
続編や映画化しないかな?

【silent(サイレント)】キャスト紹介(出演者)

青羽紬(川口春奈さん)

地元の短大を卒業後に上京し就職したがうまくいかずに退社し、東京・渋谷の大型CDショップ(タワレコ)でアルバイトをしていて、大学生の弟の光と一緒に暮らしています。紬(川口春奈さん)は明るく元気に振る舞いますが、いつも他人に合わせ過ぎてしまい、本当に言いたいことを言えないという優し過ぎてしまう一面も。高校時代に朝礼で耳にし声に惹かれた想(目黒蓮さん)と付き合うことになりましたが、高校卒業後に一方的に別れを告げられてしまいました。8年後に想と偶然再会しますが、想は聴力をほとんど失っていることを知ります。

佐倉想(目黒蓮さん)

想(目黒蓮さん)は、紬(川口春奈さん)の高校時代の恋人です。18歳の時に「若年発症型両側性感音難聴」を発症し、少しずつ聴力を失ってしまいます。地元の群馬を離れて東京に進学するタイミングで、病気を隠したまま紬に別れを告げて姿を消しました。高校時代はサッカー部のエースとして活躍していて、スポーツ推薦で大学に進学しましたが、難聴によってサッカーを諦めました。その後は仕事を転々としながら、今は在宅で校閲の仕事をしています。昔から内気な性格でしたが、今は限られた人にしか心を開かなくなりました。

戸川湊斗(鈴鹿央士さん)

紬(川口春奈さん)の中学時代からの同級生で、現在の交際相手です。想(目黒蓮さん)とは高校時代にサッカー部で同じ時間を過ごしていました。高校3年生の時に、自分が想いを寄せていた紬と親友の想が両想いだということを知りますが、複雑な感情を持ちつつも祝福します。同窓会で再会した紬と付き合い始めて3年が経過し、次第に将来のことを考えるようになった頃に再び想が現れてたことにより、心がざわつき始めます。

豆ねこ

鈴鹿央士さんは、エキストラで参加していた撮影現場で広瀬すずさんのマネージャーさんにスカウトされたんだよ♪

桃野奈々(夏帆さん)

想(目黒蓮さん)が心を許せる数少ない相手の一人。障がい者採用枠で入社した会社で働いています。奈々は生まれた時から耳が聞こえず、ろう学校から一般の大学に進学して想と出会います。想とは手話を教える間柄になったことをもとに仲良くなりました。はっきりとした性格ですが、おちゃめな一面もあります。音が聞こえる人との恋愛には消極的なため、想を特別な存在だと感じています。

あかり

『silent』での夏帆さんの演技、本当に素晴らしいですよね!

春尾正輝(風間俊介さん)

紬(川口春奈さん)が手話を学ぶために通い始めた手話教室の講師。物腰が柔らかく優しい雰囲気がありますが、以前は他人に興味を示さない性格で、友達も恋愛も人並みに何となくこなしてきました。しかし、大事な人のために手話を覚えようとする紬と出会ったことがきっかけで、いろいろな感情がよみがえってきます。

佐倉律子(篠原涼子さん)

想(目黒蓮さん)の母親。夫と3人の子どもたちを大切に思ってやってきました。そして、想が耳に異変を感じ始めたことに誰よりも早く気付いて病院に連れて行きますが、医師から告げられた現実に取り乱してしまいます。医師からは「遺伝性の可能性もある」と伝えられ、責任を感じて自己嫌悪になってしまいますが、想のためにと自分なりに病気と向き合う覚悟を決めます。

佐倉萌(桜田ひよりさん)

想(目黒蓮さん)の妹。幼い頃から姉の華にこき使われていて、想には甘やかされて育ってきました。佐倉家の中では一番手話ができます。群馬の実家で両親と共に暮らしながら地元の短大に通っていますが、少し距離ができてしまった母親の律子(篠原涼子さん)と想の架け橋的な存在として、想に会いに東京に行っています。また、紬の弟の光とは高校の同級生です。

青羽光(板垣李光人さん)

紬(川口春奈さん)の6歳下の弟。小さい頃に亡くなってしまった父親の記憶がほとんどなく、働いてばかりだった母親の代わりにいつも優しく面倒を見てくれた紬のことが大好きです。地元にいる頃から湊斗に懐いていて、いつかは紬と結婚してほしいと考えています。時々、思ったことをすぐに口にしてしまうことも多いですが、今まで自分のことを大切にしてくれた紬のことを思う優しい心の持ち主です。

あかり

弟の光役で出演している板垣李光人さんも大きな話題となっていますよね!

ドラマ『silent(サイレント)』主題歌 「Subtitle」(歌詞)

「Subtitle」主題歌

  • Official髭男dism 「Subtitle」(ポニーキャニオン)

「Subtitle」は、『silent』主題歌として書き下ろされたOfficial髭男dismの新曲です!

配信リリース後Apple Musicにて77カ国のJ-popチャートで10位以内にランクインしているほか、iTunes J-POPチャートは12カ国でトップ10入り!デイリー100でも1位を獲得しているほど人気の楽曲となっています!

「Subtitle」のMVは「Official Video」と「Official Audio」の2種類あり、「Official Audio」の方は字幕をONにして歌詞を表示しながらみるのがおすすめです!

豆ねこ

『silent』オリジナルサウンドトラックは11月30日に発売されました!

【silent(サイレント)】最終回の結末予想!ラストを考察!

放送回が進むにつれて、紬と想が空白の8年を一つ一つ大切に埋めているように感じています。

第7話までの物語をもとに、これからラストに向けて、紬(川口春奈さん)と想(目黒蓮さん)を中心に『silent(サイレント)』はどのような結末になっていくのか予想してみたいと思います!

  1. 紬と想の未来
  2. 想の家族の変化
  3. 正輝と奈々の関係

こちらの記事は、最終回放送前に予想した内容です。本編の結末とは異なりますので、予めご了承くださいませ。m(__)m

結末の最終回ラスト予想①紬と想の未来

紬と想はやっと思いが通じて、お互いが大切な人だと改めて気づきました。高校を卒業してから一度は別れたものの、想が紬を振った本当の理由が分かって、また2人の時間が動き出します。

そして、ここからはラストに向けて、紬と想の幸せそうな時間が続いていくと思います!

第7話では、想の上司や紬が質問していた”なぜ想は言葉を自分の声で伝えないのか”がポイントになっていましたね。

想は紬のために声を出そうとしますが、紬は無理しなくて良いと伝えます。紬は想が声を出さないことにどこか寂しさを感じていて、それは紬と想の間に壁のようなものを作っているのかもしれません。

でも、想はラストに紬の名前を呼ぶ気がします。

紬と想は、想の耳が聞こえなくなる前に話したブランコのある公園に行き、手話と声の両方で会話をするのが思い浮かびます。

数年後、2人は結婚して幸せな家庭を築くと思います。そして、2人の結婚を誰よりも祝福しているのは湊斗と真子で、泣いて喜んでくれる姿が想像できます。

想は誰とでも手話だけでなく、声でも話せるようになる気がします。(希望含め・・)

結末の最終回ラスト予想②想の家族の変化

紬と想の気持ちが通じ合う一方で、最後の障壁となるのが想の家族です。

萌も始めのうちは、想が紬と再会したことを心から喜んではいなかった気がします。

しかし、第7話で萌は想が高校生時代の友人に会うことを良いと感じているのが分かりました。

ただ、律子は想が高校時代の友人たちと再び仲良くするのは、静かな世界に慣れてきた想をまた傷つけることになると考えています。

最後まで、想と紬の関係に反対し続けるのは律子だと思います。

そんな律子も、想が紬や湊斗など高校時代の友人と一緒にいることで、高校生の頃の想と何も変わらずに居られると次第に気づくのではないでしょうか?

同時に、律子を説得するのは華と萌の姉妹でもある気がします。

ちなみに、今のところ紬の家族も光以外登場しておらず、何か家族に関する話が出てくるのではないかなと予想しています。

結末の最終回ラスト予想③正輝と奈々の関係

『silent』でもう一つ気になるのが、春尾正輝と奈々の関係です!

正輝は手話教室の先生になった理由に触れられた時、何かを抱えているような言い方をしていた気がします。

手話教室をしていることが周りに“良い人”という印象を与えるのも、嫌っているように感じました。しかも、過去に後悔があって、その罪悪感のために手話教室を開いていると思います。

正輝も、奈々も、ろう者と聴者という言葉をよく使い、ろう者と聴者を分けて考えている気がしました。

もしかしたら、2人は付き合っていたことがあって、ろう者と聴者であるのを理由に別れてしまったと予想しています。

第8話のラストで再会し、紬と想のように、正輝と奈々の時間が再び動き出すかもしれませんね!?

豆ねこ

終わってほしくないー!!

あかり

結末のラストが気になるー!!

(まとめ)完全版【silent(サイレント)】ネタバレあらすじ全話!最終回結末のラストや伏線回収は?

今回は、完全版【silent(サイレント)】ネタバレあらすじ全話!最終回結末のラストや伏線回収は?といった内容を紹介させて頂きました!

最終回結末を迎えた『silent(サイレント)』。紬(川口春奈さん)と想(目黒蓮さん)の最高のラブストーリーでしたね!

あかり

『silent』最終回まで目が離せない展開でした!

豆ねこ

こんなにも泣いたドラマは過去になかったよ・・!

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